あなたの苗字はどれくらい希少?全国のユニークな苗字ランキング発表!!

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日本全国には約30万通りもの苗字が存在し、それぞれに由来や歴史が込められています。一部では「佐藤」や「鈴木」、「高橋」のような一般的な苗字が100万人以上に広がっている一方で、数人しか存在しない希少な苗字も少なくありません。

苗字は単なる呼び名だけでなく、家族や地域、歴史を物語る大切な要素となっています。今回の記事では、その中でも特にユニークで面白い苗字を、ランキング形式で紹介していきます。シンプルなものからとんちの効いたおしゃれなものまで、あなたの苗字がどれほどユニークか、そしてそれが持つ面白いエピソードを発見していただけることでしょう。早速、全国のユニークな苗字ランキングをご紹介いたします。お楽しみに!

あなたの苗字はどれくらい希少?全国のユニークな苗字ランキング発表

1位【鬼(おに)】
豊臣秀吉から強さを認められて、「鬼のように強いから」という理由で授けられた苗字。

島根県が発祥です。

2位【無敵(むてき)】
シンプルに強そうですね♪

江戸末期、石を投げて戦に参加した餅屋を、高杉晋作がたたえたことに由来します。

3位【小鳥遊(たかなし)】
小鳥が遊べるということは鷹(天敵)がいないはず」ということを意味する、言葉遊びがおしゃれな苗字です。

全国に約30人しかいない激レア苗字ですが、知名度は抜群。

小鳥遊と似たような苗字に、「春夏冬(あきなし)」があります。

4位【九(いちじく)】
九(く)が一字(いちじ)で「いちじく」。

似たような苗字に「一(にのまえ:二の一つ前だから)」があります。

5位【知識(ちしき)】
頭がよさそうです(笑)

下の名前が「博士(ひろし)」だったら完璧ですね。

6位【一円:いちえん】
「円」という単位は明治初期に作られたものなので、金額を表すわけではありません。

領主から土地を一円(全域)頂戴したことに由来する苗字。

昔とは違う使われ方をされるようになった言葉という意味では、「唐桶(からおけ)」という苗字もあります。

7位【毛穴(けあな)】

毛の穴と書いて毛穴。

大阪府堺市にある「毛穴町(けなちょう)」が発祥とされています。

8位【宇宙:うちゅう】
「山口」や「石川」など、都道府県名と同じ苗字はありますが、日本、さらには地球を通り越して宇宙へ。

ちなみに、全国47の都道府県名のうち45個は苗字として使われています。

使われていないのは、「愛媛」と「沖縄」の2つのみ。

9位【幸福(こうふく)】
縁起がよさそうな苗字ですね。

幸福寺というお寺がルーツという説や、当時生活が苦しかった農民が、「せめて名前だけでも」と願いを込めたという説があります。

鹿児島県が発祥とされていて、鹿児島には「福留」や「福元」など「福」という感じが含まれている苗字が多いです。

10位【平和(ひらわ)】
関西地方がルーツと考えられていて、「平ら」で「輪」のような地形を意味します。

平和(へいわ)とは関係ない由来ですが、なんだか優しい印象の苗字ですね。

11位【大仏(おさらぎ)】
「大仏(だいぶつ)」と書いて「おさらぎ」。

おさらぎと読む理由は諸説あって、一説によると「若木山(おさなぎやま)」という山が大仏の形に似ていて、「おさなぎ」⇒「おさらぎ」に変化したと言われています。

12位【御手洗(みたらい)】
「おてあらい」とも読めますが、読み方が違います。

実際は、神社やお寺で手を清める場所にちなんだ、とても神聖な由来を持つ苗字です。

13位【神(かみ)】
神々しいとしか言えません。

全国で15,000人以上と意外と多くいる苗字です。

読み方は「かみ」以外にも、「かなえ」、「じん」などさまざま。

14位【四月一日(わたぬき)】
かつては、4月1日に防寒着に詰めた綿を抜く習慣があったことに由来します。

似たような苗字に「八月一日(ほずみ:8月になると稲の穂を積むから)」があります。

15位【砂糖(さとう)】
全国一位で180万人以上いる「佐藤」と同じ読み方ですが、「砂糖」と書くのは、わずか30人。

ご先祖が砂糖を扱っていたことが由来するとされています。

砂糖以外にも、「酢」や「魚」、「油」など、商売道具にちなんだ苗字が多く見られます。

16位【猫屋敷(ねこやしき)】
猫だらけの家を「猫屋敷」と呼びますが、ご先祖様が猫好きだったわけではなく、この場合の「猫」は、「ねっこ(根本)」や「猫の額ほどの土地」を意味するそうです。

17位【南蛇井(なんじゃい)】

「苗字は何ですか?」
「なんじゃい」
「!?」

と、誤解からけんかになってしまいそうな苗字。
群馬県富岡市にある南蛇井という町が発祥で、同町の駅名にもなっています。

18位【本名(ほんみょう)】

かつて福島県にあった本名村(ほんなむら)が由来とされています。

「本名は?」と聞かれたときに説明がややこしそうです。

19位【呂比須(ろぺす)】
元サッカー日本代表の「呂比須ワグナー」が有名。

「ラモス瑠偉」や「三都主アレサンドロ」など、外国人が日本に帰化するときに、どこまでが苗字かわかりやすく区別するために、当て字にすることが多いようです。

20位【九十九(つくも)】
「ツクモ」という植物が、白い髪のように見えることに由来します。

1. 「百」から一を引くと「白」
2. ツクモは白い
3. だからツクモ=99(九十九)

というわけですね。

21位【面白(おもしろ)】
地形や風景などが面白いことに由来する苗字。

個人の感想が苗字になっていること自体が面白いですね。

22位【左衛門三郎(さえもんざぶろう)】
当時の権力者の名前が苗字になった珍しいケース。

漢字5文字の苗字は、「左衛門三郎」と「勘解由小路(かでのこうじ)」の二つしか確認されていません。

両方合わせても全国で20人程度です。

実在しない幽霊苗字

「珍しい」と言われる苗字の中には、「幽霊苗字」といって、実際に使われていることが確認されていな苗字もあります。

  • 【己己己己:いえしき】
  • 【十一月二十九日:つめづめ】
  • 【百千万億:つもい】

などなどがあるようです。

中には姓氏辞典に載っているのに実在しない苗字も。

読み間違えや、勘違いなど、その理由はさまざまです。

日本に多い苗字ランキング

日本において多い苗字ランキングは、一般的に以下のような順位が見られます。ただし、地域や時期によって変動があるため、厳密なランキングは難しい場合があります。

  1. 佐藤(さとう)
  2. 鈴木(すずき)
  3. 高橋(たかはし)
  4. 田中(たなか)
  5. 渡辺(わたなべ)
  6. 伊藤(いとう)
  7. 山本(やまもと)
  8. 中村(なかむら)
  9. 小林(こばやし)
  10. 加藤(かとう)

これらの苗字は、歴史的な背景や人口分布の影響を受けて、特に多く見られるものとして知られています。

全国および各都道府県で人口の多い順にランキングをまとめました。

日本に多い苗字ランキングの詳細はこちら✅

まとめ

今回の記事では、全国の面白い苗字や珍しい苗字を紹介してきました。苗字には様々な由来や物語が込められており、一つ一つが個性的で興味深いものばかりです。

苗字には地域による偏りもあるため、「当たり前だと思ったけど実は珍しい苗字だった」といった発見があるかもしれません。自分や身近な人の苗字に新たな視点を持ち、そのルーツや背後に潜む物語を探ってみることで、意外な発見が待っているかもしれません。

苗字は単なる名前だけでなく、家族や地域の歴史を物語る重要な要素です。ぜひ、この記事がきっかけとなり、あなたも苗字の探求の旅に出てみてはいかがでしょうか。新たな視点から自分のルーツを知ることで、さらに深いつながりや誇りを感じることができるでしょう。苗字の奥深さを味わいながら、新たな発見を楽しんでください。

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