名探偵コナンの世界で、ついに黒幕の正体が見えてきて、その瞬間は20年以上待ち続けたファンにとってずっと感慨深いものでした。 喜びとともに、「ここまで長い道のりだったな」と感じた方も多かったでしょう。
しかし、発表された黒幕の正体が見えなかったもの、まだ真の姿が完全には解明されてのです。謎が解けたかに見える今、実際にはまだベールに包まれている部分があるかもしれない。
この記事では、まずまずかった黒幕の正体について詳しく掘り下げていきます。 そして、その先に隠された「真の姿」とは何なのか、考察を展開していきます。
さらに、記事の後半では、黒幕が判明するまでの長い道のりの中で、「あの方」として疑われた数々のキャラクターたちを振り返り、彼らがどのように物語に注目していたのかを解説して最後までご覧ください、名探偵コナンの深遠な謎に一緒に近づいてみましょう。
コナンの黒幕の正体
名探偵コナンの物語において、黒の組織は常に謎めいた存在で、その正体が長い間ファンの間で議論されてきました。 これまで隠されてきた「あの方」の正体が、物語の進行とともに徐々に明るく見えてきたのです。
では、誰が黒の組織のボス、「あの方」なのでよろしくですか?この記事では、その驚愕の正体に迫り、名探偵コナンの世界の奥さをさらに楽しめる情報をお届けします♪
黒の組織の黒幕が判明!
犯罪組織である黒の組織を率いている人物は烏丸蓮耶(からすまれんや)です。
烏丸蓮耶といえば、ファンの中で黒の組織のボス候補として挙がっていました。
たとえば、作中で烏丸蓮耶が黒幕だと思われた伏線がいくつか発見されています。
その伏線を読み取ると、烏丸蓮耶が黒幕でも不思議ではないとファンは結論を出していました。
黒の組織のボスが判明した時、コナンファンにとっては「やはり烏丸蓮耶が黒幕なのか」と思ったことでしょう。
烏丸蓮耶が黒幕だと発覚したのは、名探偵コナンの941話のことです。
941話にてハッキリと「烏丸蓮耶が黒の組織のリーダーだ」と言われました。
原作で明言しているので、烏丸蓮耶が黒幕ということで間違いないでしょう♪
しかし、烏丸蓮耶とはいったいどういう人物なのでしょうか?
あまり詳しく原作を追っていない人からすると「烏丸蓮耶って誰だっけ?」と思いますよね。
それもそのはず、烏丸蓮耶は原作にほとんど登場していないキャラクターだったのです!
烏丸蓮耶の正体
烏丸蓮耶が名探偵コナンに初登場したのは291話です。
烏丸蓮耶が黒幕だったと判明したのが941話なので、650話分前の出来事になります。
そのうえ、烏丸蓮耶が登場したのは一瞬です。
シルエットと説明が登場しただけなので謎に包まれています。
ほとんど登場していないので「烏丸蓮耶って誰だっけ?」と思うのも不思議ではありません。
とにかく謎が多い烏丸蓮耶ですが、いくつか発覚していることもあります。
- 半世紀前に99歳で謎の死を遂げている
- 莫大な資産を持っている
- ラスを紋章としている
黒の組織のボスとされる烏丸蓮耶ですが、すでに死亡しています。
すでに死亡している人が黒の組織のボスというにも違和感がありますね。
仮に半世紀前の事件で生きていたとしても、すでに150歳くらいです。
150歳は人間が生きられる年齢ではありませんよね?
ただ、烏丸蓮耶が生きている説が2パターン存在します。
- APTX4869を服用して若返っている
- 別の者が烏丸蓮耶の名前を引き継いでいる
APTX(アポトキシン)4869はコナンが黒の組織に飲まされた薬です。
薬を飲まされたコナンは、高校生から幼少期の姿になって若返りましたよね。
コナンと同様に烏丸蓮耶もAPTX4869を飲んだ可能性があります。
仮に若返りに成功していると現在でも生きているかもしれません。
ただ、若返っているケースの場合は、烏丸蓮耶が半世紀前の事件で生き残っていたことが前提となります。
烏丸蓮耶はすでに死亡したとされている人物なので、イマイチ正解という感じがしませんね(*_*;
もう一方の説は、烏丸蓮耶の名前を引き継いだ人物がいるというものです。
烏丸蓮耶の意志を引き継いだ誰かが2代目・烏丸蓮耶となっていれば、物語の筋が通ります♪
現段階では烏丸蓮耶の正体がはっきりとしていませんが、今後どのような展開を見せるのか要チェックですね!
黒の組織って何?
黒の組織は、アニメ『名探偵コナン』における主要な敵対勢力で、国際的な犯罪組織として知られており、違法な活動や利益追求を行っている秘密結社です。
組織のメンバーはコードネームで呼ばれ、代表的な幹部には「ジン」や「ウォッカ」、「ベルモット」などがいますが、組織のボスの正体は長らく謎とされています。
工藤新一(江戸川コナン)が幼児の姿にされる原因となったこの組織は、物語の中心的な敵であり、コナンは様々な事件を解決しながら、組織の正体を暴くために奮闘しています。
では、そんな烏丸蓮耶がボスを務める黒の組織にはどのような人物がいるのでしょうか?
烏丸蓮耶の部下である黒の組織の構成
黒の組織の主要な構成員は以下の通りです。
- ジン
- ウォッカ
- ベルモット
- キャンティ
- コルン
- バーボン
- ライ
- キール
ではそれぞれの構成員について特徴を解説していきますね。
ジン
ジンは黒の組織の実行部隊でリーダーを務める男性で、非常に優秀なことから黒の組織のボスからも厚い信頼を受けています。
長身・長髪の見た目で非常に冷酷な目つきをしています。
また、ジンはコナンに薬を飲ませた人物です。
そのため、コナンや灰原哀から強く警戒されています。
ウォッカ
ウォッカはジンと行動を共にすることが多い人物です。
がっつりとした体格をしていて、常にサングラスを着用しています。
ジンへの忠誠心が厚く「兄貴」と呼んでいるほどです♪
その一方で失敗することも多いなど少し残念な一面もあります。
ベルモット
ベルモットはハリウッド女優としても活躍する美女です。
変装能力が高く、老若男女を問わずに姿を変えられます。
姿を変えられることから情報収集や暗殺など、さまざまなことをこなすほど能力が高いです♪
キャンティ
キャンティは黒の組織の中でも腕利きのスナイパーです。
男っぽい性格をしていて、下品な言葉を使うなど言動が良いとは言えません。
しかし、時には仲間思いの一面を見せることもある優しい性格も持ち合わせています。
コルン
コルンはキャンティとタッグを組むことが多いスナイパーです。
キャンティとは真逆で淡々とした性格をしています。
無表情で仕事をこなすことから職人のような性格が特徴です♪
バーボン
バーボンは警察庁警備局警備企画課(ゼロ)に所属しながら、黒の組織に潜入している人物です。
その一方で、表では毛利小五郎に弟子入りして活動しています。
公安警察をしている時は「降谷零」、小五郎の弟子の時は「安室透」と名前を変えるなど、1人で3つの顔を持っているのが魅力です。
ライ
ライは諸星大という名前で組織に潜入していたFBI捜査官です。
黒の組織に潜入して幹部にまで上り詰めましたが、正体がバレてしまいました。コナンの提案によって死亡を偽装し、現在では沖矢昴という名前で工藤邸に住みながら行動しています。
キール
キールはCIAの諜報員です。
以前までは女性アナウンサーとして活動していましたが、自らのミスで正体が発覚されそうになります。
そこで父親を犠牲にした策略で発覚を逃れ、現在でも組織で活動中です。
作品が始まってから謎に包まれていた黒の組織ですが、少しずつ発覚してきていますね♪
黒の組織についての全貌が知れる日もそう遠くではなさそうです。
これまでの黒の組織の黒幕の候補は誰なの?
黒の組織のボスは烏丸蓮耶と発覚したわけですが、過去には以下の人物が黒幕だとされていました。
- 光彦
- 鳥丸
- 優作
- アガサ博士
- 元太
- 蘭
まさかの人物ばかりでびっくりですね。
ではなぜ彼らが黒幕だと言われていたのか紹介していきます。
光彦
光彦とはコナンとともに活動する少年探偵団の1人です。
コナンほどの頭脳はありませんが、小学生離れした知識を持っています。
その優れた頭脳からファンの中でも「まさか光彦が黒幕なのでは!」と疑われていました。
また、光彦という名前も疑われていたきっかけです。
光彦の「光」は「ピカ」と言えますよね。
光彦の「彦」は彦ちゃんという人形がいることから「ドール」と言えます。
2つの言葉をあわせると「ピカドール」という言葉になりますが、ピカドールはお酒の一種です。
黒の組織の構成員はお酒の名前を付けられる傾向があるので、光彦が黒幕だと疑われていました。
烏丸
ご紹介したように烏丸も黒幕だと思われていました。
過去にベルモットがボスに連絡するときのプッシュ音が「七つの子」という歌になっていました。
「七つの子」とは「カラスなぜなくの〜」という歌です。
カラス=烏丸という伏線が張られていたので、鋭いファンは見逃さなかったようですね♪
優作
優作は新一の父親で、新一以上の頭脳を持っています。
謎が多い人物なので黒幕候補として挙がっていました。
アガサ博士
アガサ博士はコナンに秘密道具を開発するなどコナンを陰ながらサポートする博士です。
アガサ博士はファンの中でも黒幕候補として有力な人物でした。
というのも、アガサ博士の本名は「アーント・アガサ」と言いますが、実はお酒の名前でもあります。
そのため、アガサ博士も黒幕だと言われていましたが、作者の青山先生がハッキリと否定しました。
元太
元太は光彦と一緒で少年探偵団として活動する少年です。
小学生とは思えないがっつりとした体形やおにぎり頭をしていることから「元太はロボットではないか」と疑われていました。
ただ、それ以上のことは発覚していないので黒幕ではないでしょう。
蘭
蘭は名探偵コナンに登場するメインヒロインで、新一の幼馴染です。
蘭を英語にすると「オーキッド」と言いますが、オーキッドもお酒にあたります。
そのうえ、蘭は高校生とは思えないほどの強さを誇ります。
金属バットを素手で受け止めたり、パンチで電柱をへこませたりするなど規格外です。
そのため、蘭も黒幕として疑われていました。
仮に蘭が黒幕だったら恐ろしい展開でしたね。
メインヒロインが黒幕という展開は、全読者をびっくりさせたことでしょう。
こうしてみると、さまざまなキャラが黒の組織の黒幕として疑われていたようですね。
さまざまな考察が繰り広げられるのも、名探偵コナンのストーリー性が優れているからでしょう♪
【公式YouTube】名探偵コナン 第1話
名探偵コナンのあらすじ
『名探偵コナン』は、人気推理小説家の青山剛昌による日本のアニメおよびマンガ作品で、主人公の高校生探偵・工藤新一が、デート中に黒ずくめの組織によって毒薬を盛られて幼児の姿にされてしまうところから物語が始まります。
新一は「江戸川コナン」と名乗り、元の姿に戻るために、組織の陰謀を追いながら、様々な事件を解決していきます。
物語は、彼の身近な人々や友人、警察、そして様々な怪しげな人物との交流を通じて進行し、緻密な推理や謎解きが展開されます。また、彼の成長や、彼が直面する多くの困難、組織の謎を解き明かすための奮闘が描かれており、ミステリーとアクション、ドラマが融合したストーリーが魅力です。
名探偵コナン【考察】まとめ
これまで名探偵コナンの「黒幕の正体」について様々な視点から考察してきました。 黒幕がついに決着したことで、ファンの間では多くの議論と推測が飛び交っています。知られるとして烏丸蓮耶の真の姿に関しては、まだまだ謎が多いですよね。
私個人としては、烏丸蓮耶の真の姿について「もしかして、あのキャラクターじゃないかな?」と密かに考えていますが、あまりにも大胆なため、ここでは伏せておきます(笑)。
皆さんはどう考えますか? 名探偵コナンの長い歴史と数々の伏線を踏まえた上で、黒幕の真の正体についての皆さんのご意見もぜひお聞かせください!