「DIYって難しそう…」「工具を揃えるのが大変そう」と思っていませんか?実は今、100均アイテムだけで“本格的な棚”が作れると話題になっています。しかも、特別な技術や経験がなくても大丈夫。必要な道具も材料も100円ショップで手に入るから、初心者でもすぐに始められます。
この記事では、DIY初心者が挑戦しやすい「100均棚づくり」のポイントやアイデア、失敗しないコツまでわかりやすく紹介します。まずは小さな一歩から、「自分だけの収納」作りを楽しんでみませんか?
100均で棚が作れる?初心者でも簡単なDIYができる理由
「DIY」と聞くと、工具や材料を揃える手間や、技術のハードルが高いイメージを持つ人も多いかもしれません。
しかし、今ではダイソー・セリア・キャンドゥなどの100均ショップで、DIYに必要なアイテムがほぼすべて揃う時代です。特に「棚」は、シンプルな構造でパーツが少なく、初心者でも取り組みやすい人気のDIYアイテムとなっています。
コスパの良さだけでなく、好みに合わせてアレンジがきくのも100均DIYの魅力。
「買うより作る方が楽しい!」という声も増えており、インテリアや収納にこだわりたい人にとって、気軽に始められる方法として注目を集めています。
道具も材料も100均で揃う時代に
最近の100円ショップでは、木材・すのこ・棚受け・接着剤・ネジ・ミニドライバーなどのDIY用品が豊富に取り揃えられています。
ホームセンターに行かずとも、近所の100均だけで基本の道具や材料がすべて揃うことも珍しくありません。
特に注目したいのが「すのこ」や「桐板」といった加工しやすい木材アイテム。サイズ展開も豊富で、カットせずにそのまま使えるものが多く、初心者にとって扱いやすいのが特徴です。
加えて、両面テープやL字金具などの取り付けパーツも充実しており、工具がなくても棚作りに挑戦できます。
DIY初心者こそ、まずは「小さな棚」から始めよう
初めてDIYに挑戦するなら、いきなり大がかりな棚ではなく、卓上サイズのミニ棚や一段ラックなど、手軽に作れるものから始めるのがおすすめです。
作業工程がシンプルで失敗も少なく、短時間で完成できるので「達成感」を味わいやすいのがポイント。
たとえば、すのこ2枚と木板1枚、固定用の結束バンドや釘だけで作れる簡易棚は、見た目以上にしっかりしていて、文房具や調味料の整理にもぴったりです。
慣れてきたら、ペイントや装飾で自分らしくアレンジしていく楽しみも広がります。
実際に作ってみよう!100均グッズでできる棚の簡単な作り方

「DIYに挑戦したいけど、どこから始めたらいいかわからない…」という人におすすめなのが、100均グッズで作るシンプルな棚DIY。
木材や道具はもちろん、ネジや固定金具まで100円で手に入るので、1,000円前後の低予算で“映える棚”が完成します。
ここでは、DIY初心者でも迷わず進められるよう、準備するものから作業手順までをステップ形式でわかりやすく紹介します。
用意するもの|ダイソー・セリアなどで揃う基本アイテム
まずは棚づくりに必要な基本アイテムをチェックしましょう。
どれもダイソーやセリアなどの100円ショップで手に入るものばかりです。
✅ 棚DIYの基本セット(例)
- 木板またはすのこ(2〜3枚)
- L字金具または結束バンド(棚受け用)
- ネジまたは木工用接着剤
- ドライバー or 電動ドライバー(なくてもOK)
- メジャー・鉛筆(位置決め用)
- 耐震マットやすべり止めシート(安定化オプション)
※壁に取り付ける場合は、両面テープ・粘着フック・ディアウォールなども便利です。
STEP1:土台となるパーツを選ぶ(木板・すのこなど)
棚の“顔”ともいえる土台パーツは、完成イメージに合わせて選ぶのがポイントです。
- **すのこタイプ:**ナチュラルで通気性もよく、カットせず使えるサイズが多い。
- **木板タイプ:**より頑丈で、長さや幅を自由に選べるのが魅力。重いものにも対応。
迷ったらまずは「すのこ+板1枚」で簡易棚を作るのが◎。
そのまま立てかけるだけでも見栄えのいい棚が作れます。
STEP2:棚受けや金具で固定するだけのカンタン工程
組み立てに入ったら、L字金具や結束バンドを使って棚板と支柱をしっかり固定しましょう。
- **L字金具:**しっかり固定できて安定感抜群。ネジ止めに自信がない人でもOK。
- **結束バンド:**工具いらずで手軽。仮止め感覚で調整しやすいのがメリット。
板のバランスを確認しながら、棚板を水平に保つことがポイントです。事前に置きたい物のサイズを想定して、棚の高さを決めましょう。
STEP3:安定感アップのコツと注意点
完成後にありがちなのが、「グラグラする」「物を乗せると不安定」などの悩み。
以下のコツを押さえておくと、安心して使える棚に仕上がります。
✔ 安定感アップのポイント
- 底面にすべり止めシートや耐震マットを敷く
- 棚の下段に重い物を置く(重心を下げる)
- 壁面と軽く固定して“転倒防止”をする(両面テープやフック活用)
また、ネジの締めすぎや板の反りに注意し、平行や直角が保たれているかを確認しながら作業するのが重要です。
用途別!おすすめの100均棚DIYアイデア

100均DIY棚の魅力は、「必要な場所に、必要なサイズで」自由に作れること。
完成品の家具では対応しづらいスキマや狭いスペースでも、DIYならピッタリの収納を自作できます。ここでは、暮らしの中で特に活躍する3つの場所別に、おすすめの棚アイデアをご紹介します。
キッチンに:調味料ラックやマグカップ用ミニ棚
キッチンは、限られたスペースに物が密集しがち。
そんな場所には、**すのこやワイヤーラックで作るコンパクトな“調味料棚”**がおすすめです。
- 小さな木板にL字金具をつけて2段式ラックに
- ワイヤーバスケットと突っ張り棒を使えば吊り下げ式マグカップ棚も実現可能
- タイル風リメイクシートを貼ってカフェ風アレンジに仕上げるのも人気です
「見せる収納」と「取り出しやすさ」を両立させたい場所だからこそ、自作の棚が活躍します。
玄関・洗面所に:小物収納棚でスッキリ
鍵・ハンコ・マスクなど、細々したものが散らかりやすい玄関や洗面所も、100均棚で整理整頓できます。
- すのこ+ウッドボックスで“置くだけ収納棚”を設置
- アイアンバーと木板を使って“浮かせる収納”にすれば、床掃除もラクに
- 洗面所には、耐水性のあるプラ棚やワイヤーラックでシンプル収納が便利
壁に傷をつけたくない人は、粘着フックやディアウォールでの設置も検討してみましょう。
デスク周りに:文房具・小物の整理整頓に活躍
リモートワークや勉強スペースの充実にも、100均棚は大活躍。
省スペースでも使える「ミニラック」や「引き出し風アレンジ」で、デスクの上が驚くほど快適に整います。
- 木製ブックスタンド+板で卓上棚をDIY
- 引き出し代わりにウッドボックスや引き出しトレーを重ねるアイデア
- 見せたくない小物は、布やリメイクシートで目隠し加工しても◎
自分の作業スタイルに合わせて、自由にカスタマイズできるのが自作棚の最大のメリットです。
失敗しないコツ&よくある質問Q&A

初めて棚をDIYするとき、ちょっとした工夫や注意点を知っておくだけで仕上がりの満足度がグッとアップします。
ここでは、よくある疑問とその対処法をQ&A形式で紹介。DIY初心者の「あるある」な失敗を防ぐヒントをまとめました。
Q. 棚がグラつくときはどうすればいい?
A.「すべり止め」や「水平確認」で安定感が劇的に変わります。
棚がグラつく原因の多くは、
- 支柱や板が水平になっていない
- 棚の脚部分が床にしっかり接していない
- 固定が甘い(ネジや金具の締めが弱い)
といった初歩的なミスによるものです。
対処法としては、以下の3点をチェックしましょう:
- 棚脚の下にすべり止めシートや耐震ジェルマットを敷く
- 水平器(スマホアプリでもOK)で板の傾きを確認
- ネジや金具をしっかり締め直す
特にすのこタイプの棚は軽いため、重い物を下段に置いて重心を下げるのも効果的です。
Q. 接着剤とネジ、どちらを使えばいい?
A.「強度重視ならネジ」「手軽さ優先なら接着剤」で使い分けましょう。
それぞれにメリット・デメリットがあり、目的によって使い分けるのがおすすめです。
| 比較項目 | 接着剤 | ネジ |
|---|---|---|
| 強度 | △ やや劣る | ◎ 安定感あり |
| 作業性 | ◎ カンタン | △ 工具が必要 |
| 取り外し | × 剥がすのが大変 | ○ 緩めればOK |
100均DIYでよく使われるのは「木工用ボンド」「グルーガン」「多用途接着剤」など。
軽い小物棚なら接着剤だけでも十分ですが、重いものを乗せる場合や壁掛け棚にはネジや金具でしっかり固定するのが安心です。
【H3】Q. 壁に取り付けたいときの注意点は?
A. 壁の素材と賃貸の可否を確認し、“穴を開けない方法”も検討しましょう。
壁に棚を取り付ける際は、次のポイントを事前にチェックしてください。
① 壁の種類を確認
- 石膏ボード:専用アンカーや石膏用ピンを使用
- コンクリート:コンクリート用ドリルが必要
- 木材:ネジ固定しやすい
② 賃貸なら「穴を開けない方法」を選ぶ
- 強力両面テープや粘着フック
- ディアウォールやラブリコで“突っ張り式”の棚設置
- ワイヤーネット+フックで簡易吊り下げ収納も可能
重いものを載せる場合は、下地のある場所を選ぶことも大切です(壁裏センサーで確認可能)。
まとめ|100均グッズを使えば、誰でも手軽にDIYを楽しめる!

DIYは「特別な道具や技術がないと難しそう」と思われがちですが、100均グッズを活用すれば、誰でもすぐに始められる身近な趣味になります。
とくに棚づくりは、材料が少なく工程もシンプルなので、初心者でも成功しやすい“はじめてのDIY”にぴったりです。
完成品の家具では合わないスキマにもフィットする棚が作れるうえ、見た目も自分好みに仕上げられるため、実用性と満足感の両方を味わえるのが魅力。
ちょっとした工夫で、暮らしがグッと快適になります。
まずは1つ作って「できた!」を体験しよう
DIYを始める最大のコツは、「まずやってみること」。
100均アイテムなら、失敗しても痛手が少なく、気軽にやり直せるのが大きなメリットです。
はじめは卓上サイズの棚や小物収納ラックなど、短時間で完成するものからチャレンジしてみましょう。
自分の手で作った棚が暮らしの中で役立つと、「また作りたい!」という前向きな気持ちも自然と湧いてきます。
少しずつスキルアップして、理想の空間に近づける
1つの棚を作ることで、道具の使い方や素材の特性にも自然と慣れていきます。
そこから少しずつステップアップして、
- 棚をペイントしてみる
- 壁掛け収納に挑戦する
- アレンジ棚を組み合わせてシリーズ化する
など、自分だけのオリジナル空間づくりも楽しめるようになります。
無理なく、楽しく続けられるのが100均DIYの醍醐味。
ぜひ、小さな1歩から始めて、あなただけの“使いやすくてかわいい”棚づくりを楽しんでみてください。
✅ コラム・Q&A
🔸「そもそも“棚”って何種類ある?形状別の特徴と用途を知ろう」
棚と一口に言っても、その形や構造によって使い勝手は大きく異なります。
100均DIYを始める前に、代表的な棚のタイプとそれぞれの特徴を知っておくと、作りたいもののイメージが明確になります。
| 棚の種類 | 特徴 | 主な用途 |
|---|---|---|
| 一段棚 | 板1枚+支柱だけのシンプル構造 | 卓上やスキマ収納に最適 |
| 二段・三段棚 | 棚板が複数ある収納力重視タイプ | 小物の分類整理に便利 |
| 壁掛け棚 | 壁面に取り付けるタイプ | 飾り棚・省スペース収納向け |
| コの字棚 | 「置いて重ねる」用途で人気 | キッチンや本棚の仕切りに◎ |
形によって強度や安定感も異なるので、用途や置く場所に合わせて選ぶのがポイントです。
🔸100均以外の+αアイテムで“映える棚”にする方法とは?
100均素材だけでも十分実用的な棚は作れますが、ちょっとした+αのアイテムを加えるだけで一気におしゃれ度がUPします。
おすすめの「映えアイテム」例:
- ホームセンターの木目調リメイクシート:貼るだけで高級感UP
- 真鍮や黒アイアン風の金具:ヴィンテージ感のある雰囲気に
- LEDライト(電池式):間接照明付きの棚にアレンジ可能
- ニスや水性ステイン:木材の色味を調整して雰囲気を統一
ちょっとした工夫で、「100均とは思えないクオリティ」に仕上がるのがDIYの楽しさでもあります。
🔸Q. 賃貸でもできる?壁に穴を開けずに取り付ける裏ワザ
A. 穴を開けずに棚を設置する方法はいくつもあります!
賃貸住宅では壁にネジ穴を開けられないケースが多いですが、最近では**「貼って剥がせる」「突っ張る」「引っ掛ける」タイプのDIYアイテム**が豊富に揃っています。
代表的な方法:
- 粘着式フック+軽量棚(耐荷重に注意)
- ディアウォール・ラブリコで柱を突っ張って棚を設置
- ワイヤーネット+結束バンド+S字フックで吊り下げ式収納
- 強力両面テープやマスキングテープ下地+ボンド
壁を傷つけない工夫をすれば、賃貸でも“浮かせる収納”が十分可能です。
🔸Q. 木材カットはどうする?店員さんに頼める?
A. ホームセンターなら「木材カットサービス」が利用できます。
100均で手に入る木材はそのまま使えるサイズも多いですが、「ぴったりの長さにしたい」「切断が不安」という方には、ホームセンターのカットサービスの利用がおすすめです。
ポイント:
- ほとんどの店舗で1カット数十円〜100円程度
- 木材を購入すればカット代無料の店舗もあり
- 店員さんが指定サイズで正確に切ってくれるので安心
- 直線カットのみ対応が基本。斜め・曲線は難しいことが多い
事前に設計図やサイズメモを持参しておくと、その場で迷わず依頼できるのでおすすめです。
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