「これ知ってる?」
そんな一言から始まる雑学クイズは、子どもと一緒に盛り上がれる最高の“学びあそび”です。
遊び感覚で楽しみながら、自然と知識が身につくのが魅力。
動物・食べ物・自然・言葉など、身近なテーマのクイズを通して、親子の会話もぐっと増えます。
今回は、子どもが夢中になる「雑学クイズ20問」をジャンル別にご紹介!
ドライブ中やおうち時間にもぴったりの、楽しくてためになる問題ばかりです。
子どもと一緒に雑学クイズを楽しもう!
親子で過ごす時間を、もっと楽しく・もっと学びあるものにするのが「雑学クイズ」。
遊びながら学べるこのクイズは、ただの暇つぶしではなく、子どもの好奇心や想像力をぐんと伸ばすツールになります。
ここでは、親子でクイズを楽しむコツや、その効果を紹介します。
雑学クイズは“知識”だけじゃなく“会話のきっかけ”になる
雑学クイズの魅力は、「知ってる・知らない」を超えて、親子の会話が広がることです。
たとえば「ペンギンは寒い国にしかいないと思う?」という問いから、
「実は南半球の暖かい場所にもいるんだよ」といった意外な事実を話題にできます。
こうしたやり取りが、子どもにとって“発見の喜び”となり、
「どうして?」「なんで?」という探究心を引き出します。
テレビを見ながらでも、食卓でもOK。
ちょっとした雑学が、親子のコミュニケーションをより豊かにしてくれます。
親子でクイズをすると「好奇心」や「発想力」も育つ
雑学クイズは、「考える力」を自然に育てる知育あそびでもあります。
答えをすぐに教えず、「どう思う?」と子どもに考えさせることで、
想像力や論理的思考が育ちます。
また、雑学は分野が幅広いので、
・動物好きの子には「生き物クイズ」
・食べ物に興味がある子には「食べ物クイズ」
・宇宙好きの子には「自然・科学クイズ」
といった具合に、興味の種を広げるきっかけにもなります。
親子で一緒に考え、調べる時間そのものが、学ぶ楽しさを感じる瞬間です。
クイズを出すときのコツ(難易度の目安や出題の工夫)
子どもが楽しめるクイズにするポイントは、「ちょっと考えたらわかる」レベルに設定すること。
難しすぎると飽きてしまい、簡単すぎるとすぐ終わってしまいます。
たとえば、
- 未就学児:身近なもの(食べ物・動物・季節)を中心に
- 小学校低学年:ひらがなで読める身近な知識+少し意外なネタ
- 小学校高学年:理科・社会・ことばクイズなどで思考力を刺激
また、「三択形式」や「ヒント付き」にすると、クイズらしさがアップします。
「○○かな? △△かな? それとも□□?」と出題して、
「正解は……!」と少し間を取るだけで、ワクワク感も倍増。
クイズを“教える時間”ではなく“楽しむ時間”として出すのがコツです。
子どもに人気!親子で盛り上がる雑学クイズ20問

遊びながら学べる雑学クイズを、ジャンル別に20問ご紹介!
どれも“身近なのに知らなかった”発見ばかり。
親子で答えを予想しながら、楽しく挑戦してみましょう!
① 動物クイズ|「鳴き声」や「習性」をテーマに楽しく学ぶ
Q1. ペンギンはどこの国に住んでいるでしょう?
A. 北極 B. 南極 C. どっちも
👉 答え:B. 南極
🧠 豆知識: ペンギンは南極や南半球にしかいません。北極にはいないんです!
Q2. カエルは冬のあいだ、どこで過ごしているでしょう?
A. 池の中 B. 木の上 C. 土の中
👉 答え:C. 土の中
🧠 豆知識: カエルは冬になると「冬眠」して、土の中でじっと春を待っています。
Q3. ゾウの鼻は何のかわりになる?
A. 手と口 B. 足と耳 C. 尻尾
👉 答え:A. 手と口
🧠 豆知識: ゾウは鼻で食べ物をつかんだり、水を飲んだりします。まるで“手のような鼻”!
Q4. コアラの赤ちゃんは生まれたとき、どのくらいの大きさ?
A. 10センチ B. 2センチ C. 20センチ
👉 答え:B. 2センチ
🧠 豆知識: コアラの赤ちゃんはとても小さく、母親のお腹の袋(ポーチ)の中で育ちます。
② 食べ物クイズ|知ってびっくり!身近な食材の雑学
Q5. ニンジンのオレンジ色は何の成分?
A. カロテン B. タンパク質 C. でんぷん
👉 答え:A. カロテン
🧠 豆知識: 「βカロテン」は体の中でビタミンAに変わり、目の健康に役立ちます。
Q6. たまごの黄身の色は、何で変わる?
A. ニワトリの種類 B. ニワトリのエサ C. 天気
👉 答え:B. ニワトリのエサ
🧠 豆知識: 黄色いトウモロコシを食べると、黄身がより濃いオレンジ色になります。
Q7. 「トマト」は野菜?果物?
👉 答え:植物学的には果物!
🧠 豆知識: トマトは“種がある”ので植物学的には果物。でも食文化では“野菜”なんです。
Q8. バナナは木になる?
A. なる B. ならない
👉 答え:B. ならない
🧠 豆知識: バナナの「木」は実は“草”の仲間。世界で一番大きい草なんですよ!
③ 身の回りクイズ|日常の中に隠れた“へぇ〜”な発見
Q9. 鉛筆の芯は「鉛(なまり)」でできている?
A. はい B. いいえ
👉 答え:B. いいえ
🧠 豆知識: 鉛筆の芯は「黒鉛(こくえん)」という炭の仲間。名前にだまされちゃいそう!
Q10. 冷蔵庫の中で食べ物が乾くのはなぜ?
👉 答え:冷たい空気が水分を奪うから
🧠 豆知識: 冷蔵庫の中は“乾燥状態”。だからラップや容器に入れるのが大切なんです。
Q11. 時計の針が「右回り」なのはなぜ?
👉 答え:昔の太陽時計がそうだったから
🧠 豆知識: 北半球では、太陽が東→南→西へ動く方向=右回りに見えるんです。
Q12. 消しゴムはなぜ字を消せる?
👉 答え:紙の上の鉛筆の粉を吸着して取るから
🧠 豆知識: 消しゴムのゴムが黒くなるのは、鉛筆の粉を吸い取っている証拠です。
④ 自然・天気クイズ|空や星、植物について学ぼう
Q13. 雲は何でできている?
👉 答え:水や氷の小さなつぶ
🧠 豆知識: 雲は“水蒸気”ではなく、目に見える「水のつぶ」の集まりなんです。
Q14. 虹は何色?
👉 答え:7色(赤・橙・黄・緑・青・藍・紫)
🧠 豆知識: 実は国によっては「5色」や「6色」と数えるところもあります。
Q15. 星が“瞬いて見える”のはなぜ?
👉 答え:空気のゆらぎで光が曲がるから
🧠 豆知識: 宇宙では空気がないので、星は“瞬かず”にずっと光っています。
Q16. 桜の花びらは何枚ある?
👉 答え:5枚
🧠 豆知識: 一重の桜は5枚ですが、「八重桜」は10枚以上の花びらを持つ種類もあります。
⑤ 学校・ことばクイズ|知っているようで知らない言葉の豆知識
Q17. 「ランドセル」はどこの国の言葉?
A. オランダ語 B. 英語 C. フランス語
👉 答え:A. オランダ語
🧠 豆知識: 「ランセル(ransel)」が日本語になったもの。もとは“背のう”という意味。
Q18. 「えんぴつ」の「えん」は何のこと?
👉 答え:鉛(なまり)
🧠 豆知識: 昔は本当に鉛で書いていたため、「鉛筆」という名前が残っています。
Q19. 「九九(くく)」の「九」って、何を意味している?
👉 答え:1〜9の掛け算のこと
🧠 豆知識: 「九×九=81通りの計算」から、“九九”と呼ばれるようになりました。
Q20. 「おはようございます」はいつ使うあいさつ?
👉 答え:朝だけじゃなく、仕事や学校で最初に会うときにも使う
🧠 豆知識: 芸能界や会社では、昼でも夜でも“最初のあいさつ”が「おはようございます」なんです。
💡まとめコメント
どのクイズも、親子の会話をはずませる“学びのタネ”。
「なんで?」「どうして?」の一言から、知識がどんどん広がっていきます。
おうち時間やドライブ中に、ぜひ楽しみながら出題してみてくださいね!
クイズをもっと楽しむアイデア集

雑学クイズは、遊び方を少し工夫するだけで楽しさが倍増します。
家族全員で競い合ったり、移動中の時間を使ったり、アプリで学びながら遊んだり。
ここでは、子どもも大人も笑顔になれる「クイズの楽しみ方アイデア」をご紹介します!
家族みんなで遊べる「クイズ大会」の開き方
家で過ごす時間が増えた今、「おうちクイズ大会」は大人気の遊び方です。
テレビのクイズ番組のように、司会・出題者・回答者を交代しながら行うと盛り上がります。
🏁 クイズ大会を楽しむ3ステップ
- テーマを決める(例:動物・食べ物・季節・学校)
- 問題を準備(家族みんながわかるレベルで10問ほど)
- ポイント制にする(正解で1点、早押しなら2点など)
優勝者にはちょっとしたごほうびを用意すると、子どもたちのやる気もアップ!
例えば「好きなデザートを選べる券」「次の映画を選ぶ権」など、家族で楽しめる特典がおすすめです。
🧩 ポイント
- 小さな子どもには「三択形式」にする
- 答えを間違えても「ナイスチャレンジ!」と声をかけてあげる
- 出題を子どもに任せて“司会体験”をさせるのも◎
家族全員が“教える側・学ぶ側”を交代しながら遊ぶと、自然に会話が増えていきます。
おでかけ中・ドライブ中に出すときの工夫
車や電車での移動中は、退屈しがちな時間。
そんな時こそ、雑学クイズで頭のスイッチをオン!
準備いらずでできる「おでかけクイズ」には、いくつかコツがあります。
🚗 ドライブクイズのコツ
- 景色の中から出題する
「あの看板の動物は何?」「トラックは何色が多い?」など、
周りを観察しながら出題すれば、飽きずに楽しめます。 - ご当地クイズを混ぜる
旅行先の名物や観光地の名前から出題して、
「この県で有名な食べ物は何かな?」など、学びにもつながります。 - ヒントを使って盛り上げる
「ヒント1:空にあるもの」「ヒント2:夜になると光る」など、
段階的にヒントを出すと、子どもが夢中になります。
🧩 ポイント
安全運転を最優先に、助手席の人が出題役になるのがおすすめ。
家族みんなで「考える時間」を共有すれば、移動時間があっという間に感じられます。
小学生・未就学児におすすめのクイズアプリ&本
デジタルでもアナログでも、クイズを楽しむ方法はたくさんあります。
子どもの年齢に合わせて、アプリや本をうまく使うのがポイントです。
📱 アプリで楽しむなら
- 「ナゾトキの王国」(対象:小学生〜)
謎解き・ひらめき問題が多く、家族で協力して解ける構成。考える力を育てます。 - 「どうぶつクイズ こども向け」(対象:未就学児〜)
可愛い動物の写真と音声つきで、クイズを通して言葉や動物の名前を覚えられます。 - 「ことばのクイズランド」(対象:幼児〜小学生)
ひらがな・カタカナを使った言葉あそび系クイズ。国語の基礎が楽しく身につきます。
📚 本で楽しむなら
- 『頭のいい子が育つ!なぞなぞ・クイズブック』(高橋書店)
- 『小学館の図鑑NEOクイズブック』シリーズ(動物・恐竜・宇宙など)
- 『ことばであそぼう!なぞなぞえほん』(福音館書店)
🧩 ポイント
アプリは「短時間で遊ぶ」「親が一緒に見守る」、
本は「寝る前やリビングで親子で読み合う」といった使い分けがおすすめです。
デジタルでも紙でも、「知るって楽しい!」という気持ちを大切にすれば、
どんなクイズも立派な“学びの時間”になります。
💡まとめコメント
雑学クイズは、出題の仕方やシーンを工夫するだけで何倍も楽しくなります。
おうちでも、おでかけでも、アプリでも。
「クイズで笑顔が増える時間」を、ぜひ家族の定番にしてみてくださいね。
まとめ|雑学クイズで“親子の会話”と“学ぶ力”を育てよう

🧩 クイズを通して「楽しく学ぶ」習慣をつけよう
雑学クイズは、単なる遊びではなく“楽しく学ぶ時間”でもあります。
「へぇ〜そうなんだ!」という小さな驚きが、子どもの好奇心を育て、考える力につながります。
正解・不正解にこだわるよりも、
「どうしてそう思ったの?」「ほかにはどんな答えがあるかな?」と、
“会話のキャッチボール”を大切にすると、学びの幅がぐんと広がります。
🌱 日常の「なんで?」を一緒に調べるのが一番の学び
子どもがふと口にする「なんで?」は、成長のチャンス。
雑学クイズをきっかけに、親子で一緒に調べたり、実際に試してみる時間を作りましょう。
たとえば、
- 「虹はどうしてできるの?」→ 水を使って小さな虹を作ってみる
- 「動物は冬どうして眠るの?」→ 図鑑や動画で“冬眠”を探してみる
このように、“調べて・体験して・話す”という流れを繰り返すことで、
「自分で答えを見つける力」も自然に身につきます。
親子で同じことに興味を持つ――それだけで、毎日がちょっと特別になります。
🌞 今日から“1日1問クイズ”を親子の習慣にしてみよう!
毎日たった1問でも、続けることで「知る喜び」がどんどん増えていきます。
朝の支度中、夕食のあと、寝る前の5分でもOK。
「今日はどんなクイズにしよう?」
そんな会話が、親子の笑顔をつくり、学びのきっかけになります。
📘 おすすめの続け方
- 曜日ごとにテーマを決める(例:月=動物/火=食べ物 など)
- 正解数をカレンダーに書いて“クイズ記録”をつける
- 家族全員で出題者をローテーションしてみる
雑学クイズは、家族のコミュニケーションツールであり、子どもの成長を応援する学びの種です。
今日から“1日1問”を合言葉に、親子で楽しく知識を育てていきましょう!

