【保存版】水回りを清潔に保つ掃除のコツ15選｜キッチン・浴室・洗面所のぬめり・カビ対策まとめ

2025年11月7日

水回りは、家の中でも“汚れやすく清潔を保ちにくい場所”の代表格。
放っておくとカビやぬめり、水垢がすぐに発生し、掃除の手間も倍増してしまいます。
でも、コツさえつかめば「ラクに・キレイに」維持することは十分可能。
この記事では、キッチン・浴室・洗面所・トイレなど、水回りを清潔に保つための実践テクを15個厳選。
重曹・クエン酸などのナチュラル洗剤を使った方法から、“1分でできる日常ケア”まで、
今日からすぐ始められる簡単習慣を紹介します。
清潔な水回りを保って、家全体を気持ちよく整えましょう。

なぜ“水回り”は汚れやすいのか？

キッチン・浴室・洗面所などの“水回り”は、家の中でも特に汚れが目立ちやすい場所です。
毎日きれいに使っているつもりでも、少し放置するだけでぬめりやカビが発生…。
実は、水回りの汚れには「湿気」「温度」「栄養分」という3つの条件が関係しています。
この3つがそろうと、雑菌やカビが爆発的に繁殖しやすくなるのです。
まずは、水回りが汚れやすい“根本原因”を理解することから始めましょう。

カビ・ぬめり・水垢は「湿気＋温度＋栄養分」が原因

水回りの汚れの代表格であるカビ・ぬめり・水垢は、すべて“環境のせい”で発生します。
湿度が高く、温度が20〜30℃前後に保たれる水回りは、カビや雑菌にとって理想的な繁殖環境。
さらに、石けんカス・皮脂・食べカスなどの“栄養分”が残っていると、そこから菌が一気に増殖します。
つまり「水気を残さない」「汚れをその日のうちに落とす」だけでも、カビの発生率は大幅に下げられるのです。

対策ポイント

使用後は水滴をタオルで軽く拭き取る
排水口やシンク内のゴミをこまめに除去
換気扇・窓を開けて湿気を逃がす

汚れがたまると悪臭・菌の温床に…放置厳禁の理由

水回りの汚れを放置すると、見た目の問題だけでなく“ニオイと衛生面”にも悪影響が出ます。
排水口のぬめりやカビ汚れは、雑菌や黒カビの温床となり、繁殖するたびに悪臭を放出。
さらに、キッチンでは食器や調理器具に菌が飛散し、食中毒の原因になることもあります。
目に見えない汚れほどリスクが高いため、「気づいたときにすぐ拭く」小まめなケアが大切です。

対策ポイント

週1回は排水口を外して奥まで掃除
カビ臭がする前に“クエン酸＋重曹”で除菌洗浄
掃除用の歯ブラシ・小型ブラシを常備しておく

小型ブラシはこちら🔻

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“毎日少しの手入れ”が清潔維持のカギ

水回りをきれいに保つ秘訣は、「一度に頑張らない」こと。
汚れがたまる前に“1日1分の手入れ”を習慣化すれば、大掃除いらずの清潔な空間がキープできます。
たとえば、使い終わりにタオルでサッと拭く、夜の食器洗い後に排水口をチェックする、入浴後に水切りワイパーで壁を拭く──。
ほんのひと手間が、カビや水垢の発生を未然に防ぐ最強の対策になります。

対策ポイント

“使ったら拭く”を家族全員でルール化
掃除道具は「目につく場所」に置いておく
防カビグッズや乾燥剤をうまく活用する

キッチンを清潔に保つ掃除のコツ

キッチンは“水回りの中でもっとも汚れやすい場所”です。
料理や洗い物で常に水を使うため、シンクや排水口、蛇口まわりにはぬめりや水垢、菌が発生しやすくなります。
しかし、ちょっとした習慣と自然派の掃除アイテムを取り入れるだけで、キッチンは驚くほど清潔をキープできます。
ここでは、家事のプロも実践している「汚れをためないキッチン掃除のコツ」を紹介します。

シンクのぬめりは「夜の仕上げ拭き」でゼロに

シンクのぬめりは、食べカスや油分が残ったまま放置されることで発生します。
特に夜の洗い物後は、湿気と栄養分がそろい、菌が一気に増える時間帯。
そこで効果的なのが、「夜の仕上げ拭き」習慣です。

スポンジで軽く洗ったあと、水気をタオルでしっかり拭き取り、乾燥させましょう。
さらに、仕上げにアルコールスプレーをひと吹きしておくと、翌朝までぬめり知らずのシンクに。

対策ポイント

夜の洗い物後に“水気をゼロ”にする
アルコール除菌スプレーで仕上げる
スポンジは濡れたまま置かず吊るして乾かす

排水口の汚れは「重曹＋クエン酸」でナチュラル洗浄

排水口の黒ずみ・ぬめり・臭いには、化学洗剤よりも重曹とクエン酸の組み合わせが効果的です。
まず排水口全体に重曹をたっぷり振りかけ、その上からクエン酸を小さじ1ほど散布。
そこにお湯（40〜50℃程度）を注ぐと、発泡反応で汚れとニオイの原因菌を浮かせて落としてくれます。

この方法は排水管の中まで洗浄できるうえ、環境にも優しいのが魅力。
週1〜2回行うことで、ぬめり・臭いゼロの状態をキープできます。

対策ポイント

重曹3：クエン酸1の割合で使用
反応後、15分ほど放置してから水で流す
仕上げにブラシで軽くこすり洗いすると効果UP

水栓まわりの白い水垢は「ラップパック」で撃退

蛇口やシンクの縁にこびりついた白い水垢は、水道水中のカルシウムやミネラル成分が原因です。
このガンコな水垢には、「クエン酸ラップパック」が即効性あり。

手順は簡単。
クエン酸を溶かした水（クエン酸小さじ1＋水100ml）をスプレーし、その上にラップを貼って20〜30分放置します。
その後、メラミンスポンジで軽くこすれば、白い曇りがスッと消えます。

対策ポイント

クエン酸水を使うときは金属部分の長時間放置に注意
水垢が落ちたら“乾いた布で拭き上げ”て再付着防止
週1回のラップパックでツヤを維持

スポンジ・まな板の除菌は“週1で熱湯消毒”が基本

シンク周りのぬめりや雑菌の温床になりやすいのが「スポンジ」と「まな板」。
どちらも毎日使うものだからこそ、週1回の熱湯消毒でリセットするのが理想です。

やり方は簡単で、沸騰したお湯を全体にかけるだけ。
特にスポンジは、50〜60℃のお湯を30秒ほどかけるだけで、菌の約9割を除去できます。
まな板も熱湯後に乾燥させれば、黒ずみ・臭い・カビを予防できます。

対策ポイント

熱湯はまんべんなくかける（片面だけNG）
使い古しスポンジは1〜2週間で交換
乾燥が大事！濡れたまま放置しない

💡まとめポイント

「使ったら拭く・乾かす・週1で熱湯」──
この3ステップを守るだけで、キッチンのぬめり・水垢・菌はほぼ防げます。
“がんばらない掃除習慣”を作れば、清潔なキッチンがラクに続きます。

浴室（お風呂）を清潔に保つ掃除のコツ

浴室は、家の中でもっとも湿気がこもりやすく、カビやぬめりが発生しやすい場所です。
毎日使う場所だからこそ、「汚れてから掃除する」ではなく「汚れをためない仕組み」を作るのが大切。
少しの手間で、頑固な黒カビや水垢を寄せつけない清潔な空間を保てます。
ここでは、毎日の入浴ついでにできる“ラクしてキレイをキープする方法”を紹介します。

カビ予防は“入浴後の3分”が勝負（換気＋冷水＋水切り）

お風呂のカビ対策は「入浴後すぐ」が一番効果的です。
カビは湿度80％以上・温度20〜30℃で活発に繁殖するため、入浴直後の浴室はまさに天国状態。
このタイミングで“3分ケア”をするだけで、カビの発生をぐっと抑えられます。

手順はシンプル。
① シャワーで壁や床を冷水で流して温度を下げる
② スクイージー（水切りワイパー）で水滴をしっかり落とす
③ 換気扇を最低2〜3時間まわす

この3ステップを続けるだけで、カビの温床になる“湿った時間”を劇的に減らせます。

対策ポイント

入浴後3分のケアで「カビ予防8割完了」
水滴を残さないだけで黒カビの発生率を大幅カット
換気扇は“毎回長め”がコツ（自動換気機能があればONに）

排水口のぬめりは「ストッキングネット」でまとめ取り

浴室の排水口は、髪の毛・皮脂・石けんカスが溜まりやすい“ぬめりゾーン”。
ここを放置すると、悪臭・カビ・排水詰まりの原因になります。
おすすめは、ストッキングタイプのネットを使ったまとめ取り掃除。

ネットを排水口カバーの上にセットし、汚れが溜まったらそのままポイッと捨てるだけ。
ブラシでこすらなくても、ぬめりや髪の毛を効率的にキャッチできます。
さらに、週1回は排水口トラップを外し、重曹＋クエン酸で除菌洗浄しておくと完璧です。

対策ポイント

ストッキングネットを“1〜2日ごとに交換”
週1回の重曹洗浄でぬめり防止
トラップ奥も忘れずチェック

鏡のウロコ汚れは「クエン酸パック＋メラミン」でピカピカ

鏡のウロコ汚れ（白い曇り）は、水道水中のカルシウム・マグネシウム成分が乾いて固着したもの。
市販の洗剤では落ちにくいですが、「クエン酸パック＋メラミンスポンジ」で簡単に取れます。

やり方は、クエン酸水（クエン酸小さじ1＋水200ml）をスプレーし、上からラップを貼って30分放置。
その後、メラミンスポンジで軽くこすり、水で流して乾拭きすればピカピカに。
最後に撥水スプレーを塗っておくと、ウロコ汚れが再付着しにくくなります。

対策ポイント

クエン酸パックは“短時間＋部分的”に行う
鏡の下部ほど汚れやすいので重点的に
掃除後の“乾拭き仕上げ”で輝きを長持ち

メラミンスポンジの激落ちくんはこちら🔻

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浴槽の皮脂汚れは“お風呂の残り湯＋重曹”で簡単落とし

浴槽の皮脂汚れや湯垢は、毎日の入浴で少しずつ蓄積します。
入浴後すぐなら、温かいお湯が汚れを浮かせてくれるので、洗剤を使わなくてもスルッと落とせます。

方法は簡単。
残り湯に重曹を大さじ2〜3杯入れて10〜15分放置。
その後、スポンジで軽くこすり流せば、皮脂汚れが驚くほどスッキリ。
この“残り湯リセット掃除”を週2〜3回行うだけで、浴槽のツヤを保てます。

対策ポイント

残り湯は温かいうちに掃除するのが◎
重曹は肌にも環境にも優しい万能洗剤
最後にシャワーでよく流し、乾拭きで仕上げる

💡まとめポイント

“お風呂上がりの3分”と“週1のプチ掃除”で、浴室はいつでもピカピカ。
カビ・ぬめり・ウロコ汚れを寄せつけないコツは、「その日のうちにリセットする習慣」です。

洗面所を清潔に保つ掃除のコツ

洗面所は、家族全員が1日に何度も使う場所。
だからこそ、気づかないうちに“水垢・歯磨き粉・髪の毛・皮脂汚れ”が溜まりやすく、放置すると臭いやくすみの原因になります。
しかし、汚れの性質を知っておけば、毎日の「ついで掃除」で驚くほど清潔に保つことができます。
ここでは、時間をかけずにキレイをキープするための具体的なコツを紹介します。

蛇口の水垢は「使い古しの歯ブラシ＋お酢」でOK

蛇口まわりの白いくもりやザラつきは、水道水に含まれるカルシウムやマグネシウムが固着した“水垢”です。
この頑固な汚れは、お酢＋歯ブラシで簡単に落とせます。

手順は、ティッシュにお酢をしみ込ませて蛇口全体を包み、5〜10分ほど放置。
その後、使い古しの歯ブラシで細部を軽くこすり、水で流して乾拭きすればピカピカになります。
お酢は酸性なので、アルカリ性の水垢を中和して分解してくれるんです。

対策ポイント

お酢パック後は必ず乾いた布で拭き上げる
歯ブラシで「根元」や「接合部」を重点的に
ステンレス部分にはクエン酸水でも代用OK

乾いた布にマイクロファイバークロスはこちら🔻

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排水口の臭いは「重曹＋お湯流し」で定期ケア

洗面所の排水口から上がるイヤな臭いは、石けんカスや皮脂汚れが溜まって雑菌が繁殖しているサイン。
そんなときは、重曹＋お湯流しのナチュラル洗浄が効果的です。

夜寝る前など、洗面台を使わないタイミングに行うのがおすすめ。
まず排水口に重曹を大さじ2〜3杯入れ、その上から50〜60℃のお湯を注ぎます。
15分ほど放置したあと、もう一度お湯で流せば、臭いの元がすっきり除去されます。
毎日ではなく、週1回の定期ケアで十分効果が続きます。

対策ポイント

高温すぎるお湯（80℃以上）は排水管を傷めるので注意
仕上げに“お酢”を少し流すと除菌効果アップ
髪の毛キャッチャーは1日1回取り除く

歯磨き粉の飛び散りは“使い終わりのティッシュ拭き”習慣で防止

洗面ボウルまわりに飛び散った歯磨き粉は、時間が経つと固まって落ちにくくなります。
これを防ぐ一番簡単な方法は、使い終わりにティッシュでサッと拭く習慣をつけること。

歯磨きのついでに鏡や蛇口も軽く拭けば、常に清潔感のある洗面所を保てます。
水滴を残さないことが、カビ・くもり・くすみを防ぐ最大のポイント。
掃除道具を“手の届く場所”に置くことで、自然と続けられるようになります。

対策ポイント

洗面台の近くにティッシュ・使い捨てクロスを常備
鏡は“乾いたティッシュ＋仕上げにマイクロファイバー”
1回10秒の「ながら拭き」で清潔をキープ

💡まとめポイント

洗面所は「使ったついでにサッと拭く」だけで汚れゼロに。
お酢・重曹など身近なアイテムで、洗剤いらずの“ナチュラルクリーン習慣”を始めましょう。

トイレの水回りをキレイに保つコツ

便座裏・ノズル周りは“週1アルコール拭き”が鉄則

トイレの中でも最も菌が付着しやすいのが「便座裏」と「ウォシュレットのノズル部分」。見た目がきれいでも、実は尿ハネや飛び散り汚れが蓄積しています。
週に1度はアルコールスプレーや除菌ウェットティッシュで、便座裏・便座の縁・ノズル周りをやさしく拭き取りましょう。
特にノズル部分は繊細なので、無理にこすらず、汚れが気になる場合は“ノズル洗浄モード”を活用してから拭くのがおすすめです。
日常的な除菌を習慣にすることで、トイレ特有のニオイや雑菌繁殖を防げます。

タンク周り・床の結露防止でカビ・臭いをブロック

トイレのタンクや床まわりに結露が起きると、そこから黒カビや悪臭の原因菌が繁殖します。
まずは結露対策として、トイレの換気扇をこまめに回す、もしくはドアを少し開けて空気を循環させるのが基本。
タンク表面の水滴はトイレットペーパーで軽く拭き取り、吸水マットを床に敷いておくのも効果的です。
湿気がたまりやすいトイレは、“風通し”と“乾燥”がカギ。
月1回程度はタンクの裏側や床の角もチェックし、見えないカビを早めに撃退しましょう。

トイレブラシは「使った後に乾かす」で菌の繁殖を防ぐ

掃除後のトイレブラシをそのままホルダーに戻していませんか？
実は、ブラシに残った汚水や菌が密閉状態で繁殖し、ブラシ自体が臭いの原因になることも。
使用後は軽く水を切り、便座の隙間などに引っ掛けて自然乾燥させるのがポイントです。
また、定期的にブラシごと漂白剤や熱湯で除菌すれば、より衛生的に保てます。
“道具の清潔”を保つことで、掃除そのものの効果もぐっと高まります。

💡まとめ｜“においのない清潔トイレ”は「小まめ×乾燥」がカギ

トイレの水回りは「湿気・菌・飛び散り」のトリプルリスクゾーン。
こまめな拭き掃除と乾燥を意識するだけで、見た目もにおいもスッキリした空間に。
清潔なトイレは、家全体の“快適さ”を底上げしてくれます。

水回り掃除を“ラクに続ける”仕組み化テク

汚れをためない「1分掃除ルール」を習慣化

水回り掃除を面倒に感じる原因の多くは、“汚れをためすぎること”。
そこでおすすめなのが、「1日1分だけ掃除する」ルールです。
たとえば、歯を磨いた後に洗面ボウルをティッシュでサッと拭く、入浴後に鏡をタオルで軽く乾拭きする——たったこれだけでOK。
汚れが軽いうちに落とすことで、頑固なカビや水垢になる前に防げます。
“短時間×毎日”を意識すれば、掃除が特別な作業ではなく“生活の一部”に変わります。

掃除道具を“使う場所の近く”に置くのがコツ

「掃除しよう」と思っても、道具を取りに行くのが面倒…そんな小さな手間が、継続の大敵です。
そこで効果的なのが、「掃除グッズの定位置を使う場所の近くに作る」こと。
キッチンシンク下にスポンジや重曹スプレー、洗面台の横に小さなブラシ、トイレの隅に除菌シート——といったように、
“すぐ手が届く場所”に置いておくだけで、気づいた瞬間に掃除ができます。
視界に入る場所にあると、心理的にも「やろうかな」と思いやすくなり、自然と清潔をキープできます。

防カビ・防汚アイテムを活用して「放置掃除」化

忙しい日々の中で、すべてを手作業でキレイに保つのは大変。
そんなときは、防カビ・防汚アイテムを取り入れて“放置でキレイ”を叶える仕組みを作りましょう。
たとえば、浴室には吊るすだけの防カビ剤、シンクやトイレには撥水コート剤、排水口には置くだけのぬめり防止剤などが便利。
“使う→置くだけ→放っておく”というスタイルを作ると、掃除の負担が一気に軽くなります。
ポイントは、「ラクしてキレイ」が続く仕組みを選ぶこと。
自動化・時短化できるアイテムを味方につければ、清潔な水回りを無理なくキープできます。