笑いが止まらない!裁判官も唖然、本当にあったおバカな訴訟ランキング|裁判官も苦笑!

おもしろネタ

法廷の厳かな雰囲気が漂う中で、時には意外な笑いが生まれることがあります。本記事では、法廷の舞台裏に広がる意外性に満ちたエピソードをお届けします。裁判官たちが驚きと笑いに包まれたおバカな訴訟事件を、賠償金の観点からランキング形式で独自の視点で探求します。

法の世界で描かれる奇妙な出来事は、時にはコメディの要素も持ち合わせています。被告人の予測不可能な主張、異例の裁判結果、そして驚愕の賠償金額には目が離せません。この記事では、笑いあり、驚きありの法廷ドラマがどのようにして生まれ、時には裁判官たちも頭を抱えるような事態に至ったのかを徹底的に解き明かします。

裁判官が冷静な判断を求められる中で起こった笑いの渦。我々が法廷で期待せざる展開に遭遇する瞬間を、賠償金ランキングを通じて紐解きます。期待を裏切りつつも楽しい意味での裁判官たちの驚き、そしておバカな訴訟事件の数々。笑いと法の間で繰り広げられる驚愕の物語に、ぜひご期待ください。

笑いが止まらない!裁判官も唖然、本当にあったおバカな訴訟ランキング

19位:神を訴える

2005年、ルーマニアの殺人鬼が神を相手に訴訟を起こした。
「俺はきちんと祈りも捧げていたのに、全能の神は俺をあらゆる悪から守ってくれず、代わりにサタン(悪魔)を寄越し、俺を殺人へ導いたんだ!」そんな彼の訴えは却下された。
裁判官は、法律的には神は人間ではなく、神の所在地も訴訟状を送りつけるのに必要な住所もないと一蹴した。

18位:女性を見つめ過ぎて

電車で向かい席に座っていた女性(55)を“見つめ過ぎた”として、有罪。

イタリアでの裁判。訴えによると、2人は通勤電車内で2度会ったことがあり、男性は1度目は女性の隣に座り、翌日には女性の向かいに座った。そして、訴えた女性の主張によると、男性は隣に座った際、女性に近づき過ぎ、また、向かいに座った時には電車を降りるまでずっと、女性を見つめ続けていたとのこと。
男性には執行猶予付きながら、禁固10日間と40ユーロ(約6600円)の罰金が科された。

17位:不法侵入して前歯を失い侵入先を訴える

デラウェア州クレイモント(1997年12月)
不法侵入して勝手に怪我したのになぜか店がその慰謝料を払った判決。

カーラ・ウォルトンさんはトイレの窓から落ちて前歯を2本失い、ナイトクラブのオーナーを
訴えました。これは入場料3.5ドルをケチった彼女が女性トイレから侵入しようとしているとき
に起こった事故で、彼女に1万2000ドル(約113万円)と歯の治療費を支払う判決が下されまし
た。

16位:シートベルトの使い方が分からない!

アメリカで多いのが「使用方法を綿密に記していなかったので訴える」というもの。例えば、2004年に事故で車外に放り出された女性が「シートベルトの使い方がちゃんと記されていなかった」として自動車メーカーを訴えたことがありました。単純にシートベルトをしていなかったことが原因じゃないのかと思ってしまいそうですが、このような訴訟問題になってしまうのが恐ろしいところです。

15位:お化け屋敷が怖すぎる

お化け屋敷が怖すぎると運営店を訴えて1万5000ドルの慰謝料の支払い判決。

1998年、フロリダ州の女性が・・お化け屋敷アトラクション「ハロウィン・ホラー・ナイト」
が怖すぎたため、精神的苦痛を負ったという言い分です。アトラクションの出口付近でチェーンソーを持ったスタッフに追いかけられ、ピータースさんは転んでしまったそうです。
裁判の結果、彼女は1万5000ドルの慰謝料を勝ち取りました。

14位:泥棒が侵入失敗して侵入先を訴える

泥棒が、忍び込んだガレージに閉じ込められ苦痛を受けたとして、賠償金50万ドル(約470万円)の判決。

ドロボウに入った家から出ようとしてガレージに行くと、ガレージの自動ドアが故障して開かず、
家の中に入るドアは彼が閉めたときにロックされたので家の中にも戻れず、その家の家族は旅行の
ためにいなかったので、彼は8日間も閉じ込められた。彼は精神的な苦痛を受けたとその家の保険
会社を相手取って裁判を起こした。
その間ガレージに置いてあったぺプシとドッグフードで生きながらえたと同情を得て、賠償金50万ドル(約470万円)の判決を得た。

13位:お店で自分の子供が自分にぶつかり痛かったからお店を訴える

アメリカテキサス州での裁判の判決。
主婦が家具屋さんで店の中を歩いていると、走ってきた子供にぶつかり足首を骨折する怪我をした。これは店の責任であるからと訴訟提起。結果、8万ドル(686万円)の慰謝料を支払う判決が下された。家具店のオーナーがこの判決に驚いたのは、この走り回っていた幼児は彼女の息子だったからです。

12位:大学卒業が役に立たないから大学を訴える

ニューヨーク州ブロンクスにあるモンロー大学を卒業したトリーナ・トンプソン(27)は、自分が就職先を見つけられないでいるのは大学側の責任であるとして、学士号を取得するのに要した費用7万ドルについて返還訴訟をおこしました。

彼女はまた、不毛に終わった3ヶ月の就職活動がもたらしたストレスの代償として2000ドルも合わせて要求しました。

これを受けて大学側は、「このご時世で、就職を完全に保障してくれる大学などありはしない」と、これまた当たり前すぎるコメントを発表した。

11位:お店で滑って転びお店を訴える

床にこぼれたソフトドリンクにすべってしまい、尾てい骨を骨折した女性に、11万3500ドル(約1070万円)をレストランが支払う判決が下る!

アメリカに住むカーソンさんは床にこぼれたソフトドリンクにすべってしまい、尾てい骨を骨折した。ただし、そのドリンクは30秒前にカーソンさんがケンカしたボーイフレンドに投げつけたものでした・・・。

10位:ビールのCMが現実にならない!虚偽広告だ!!

アメリカで1991年当時、「バドワイザーを飲めば、美しい女性や南国、いろんなファンタジーが現実に」という内容のテレビCMがありました。商品CMとしては、特に珍しい描写でもありませんよね。しかし…。
オレゴン州に住むリチャード・オーバートンさんは、このバドワイザーのテレビCMを“虚偽広告”だとして、アンハイザー・ブッシュ社に対して慰謝料1万ドルを要求する訴訟を起こしました。「バドワイザーを飲んでもファンタジーが現実にならない。嘘のCMのせいで、心的外傷や金銭的損失を負った」という主張です。

9位:道に迷ったのはGoogleマップのせいだ!

海外ニュースサイト『Next City』は、ユタ州に住むとある女性が、グーグルマップのアプリに従って自宅まで徒歩で帰った際、グーグルマップが示した道が危険だったとしてグーグル社を訴えたと、2010年5月に報じている。同記事によると、女性はグーグルマップのアプリに自宅の住所を入力してグーグルマップが示した道順通りに帰宅したが、その際、車通りの激しい道を通ることとなり、車にぶつかられたそうだ。

事故の程度は明かされていないが、女性に大きな怪我はなく無事だった。しかし、女性は「グーグル社が、安全が確認されていない道を提供したせいで自分は危険な目に遭った」としてグーグル社に対し、10 万ドル(約1060万円)の損害賠償を求める訴訟を起こした。しかし、裁判所は「アプリの使用は個人の自由であり、グーグルマップのアプリが必ずしも安全な道を示す義務はない」として女性の訴えを退けた。

8位:レッドブルを飲んでも翼が生えない!

「翼を授ける」のCMでお馴染みのレッドブル。カナダのある方が「CMでは翼が生えてきているのに、実際には生えてこないじゃないか!!」とレッドブル本社を訴える事件がありました。当然、翼なんて生えるわけないので、レッドブル側の完全勝利と思ったんですが…。

なんと「レッドブル側が原告に10ドル渡す」和解で決着した。

というのも、裁判では、「翼が生えるか生えないか」の争いではなく「翼が生えるって言える程の効果はあるのか?」を争った。

7位:マクドナルドのコーヒーで火傷したからマクドナルドが悪い!

マクドナルドでコーヒーが足にこぼれて懲罰的賠償額290万ドルの支払い命令の判決。

マクドナルドで、ステラとその孫がドライブ・スルーでテイクアウト用の朝食を購入。
ステラはその後、コーヒーを膝の間に挟み、誤ってカップが傾いてしまい、コーヒーがすべてステラの膝にこぼれた。
ステラは・・火傷の一因となったコーヒーの熱さは異常であり、この点についてマクドナルドは是正すべき義務があり、また治療費の一部を補償するべきであるとして訴訟を起こした。

裁判で陪審員は、同じような苦情が過去に700件以上もあったことを知りながら改善策を実施しなかったマクドナルドは怠慢だったとして、懲罰的賠償額290万ドルを評決する。

6位:自分自身を訴える

1995年、ヴァージニア州で、泥酔状態で窃盗などの罪を犯し、有罪判決を食らって服役していたロバート・リー・ブロックは、常人では考えられない訴訟を起こしました。

何と彼は、自分自身を訴えたのです。

酒を飲んで犯罪に手を出してしまい、それにより自分の「市民権」や「信条」といったものを侵害したことについて、自分自身を訴え、500万ドルを請求したのです。

正気か?と言いたくなりますが、実はこの男、500万ドルの賠償金が認められれば、その支払いを州に肩代わりさせようと目論んでいたようなのです。しかし、こんな無茶苦茶な訴訟はさすがにアメリカでも認められませんでした。

5位:ポップコーンを食べすぎた

電子レンジで調理するポップコーンに含まれる人工バターの蒸気が原因で「ポップコーン肺」と呼ばれる呼吸器疾患になったと主張し、食品会社を訴えた男性が勝訴し、720万ドルの賠償金を得た。

毎日のように10年間ポップコーンを食べていたところ、呼吸器の異常が起きてポップコーン肺と診断された。「バターの蒸気を吸い続けることの危険性を消費者に警告しなかった」として販売元を訴えた。

4位:クリーニング屋にズボンを無くされた!

米ワシントンのロイ・L・ピアソン判事が、ズボンを紛失したとしてクリーニング店を相手取って起こしていた裁判は25日、原告側の敗訴となった。ピアソン判事は、同クリーニング店が掲げる「満足間違いなし」のうたい文句は顧客を欺くものだとし、5400万ドル(約66億円)の賠償金支払いを求めていた。

これについて裁判所は、一般的な消費者は「満足間違いなし」の意味について、店側が顧客の不条理な要求も満たすべきだとは解釈しないと指摘。同判事の言い分は理にかなったものではないとして訴えを退けた。

3位:ナイキの靴は危険な武器になる!

オレゴン州で、当時26歳の男が、ナイキの靴を履いてとある男性の顔を踏みつけ逮捕されたが、その原因はナイキの靴にあるとしてナイキ社を訴えたと、海外ニュースサイト『Daily Mail Online』が2014年1月に報じた。同記事によると、男は2012年、売春婦を雇ったが、売春婦に支払いをしなかったため、売春婦を斡旋した男性と揉み合いになったそうだ。揉み合いになった際、男はナイキの靴を履いた足で、男性の顔を何度も踏みつけた。男は駆けつけた警察によって逮捕された。

男は逮捕されてから7か月後、事件が起きたのは「ナイキの靴に“この靴を履いて人を踏みつけてはいけない”という警告文が書かれていなかったことが原因」だとしてナイキ社に対し、1億ドル(約106億円)の損害賠償を求めて訴えを起こした。

2位:マイケル・ジョーダンに似ているのが苦痛

2006年にオレゴン州の男性が起こした訴訟が、「マイケル・ジョーダンに似ていると間違われ続けて精神的苦痛を受けた」というもの。名誉毀損(きそん)だとしてマイケル・ジョーダン本人を訴え4億1,600万ドルの支払いを要求しました。また、マイケル・ジョーダンを有名にした責任があると、スポーツメーカー『ナイキ』の創業者のフィル・ナイトにも同額の支払いを請求しました。

その後、ナイキ側が逆に訴えると発表したところ、訴訟は取り下げられたそうです。

1位:タバコを吸いすぎた

2014年の7月に判決が出た比較的新しい裁判。
「20数年間毎日たばこを吸って肺がんになって死亡した男性」の妻が起こした訴訟。
「たばこを吸うことで健康が損なわれるという事実を隠していた」としてたばこ会社を訴えた
結果、236億ドル(当時のレートで約2兆4,000億円)の損害賠償支払いの判決が出ました。
死亡した男性は毎日最大で3箱ものたばこを吸い続けていた。

まとめ

法廷の厳粛な雰囲気にもかかわらず、笑いは時折、裁判官たちすらも唖然とさせるほどのおバカな訴訟事件で生まれることがあります。本記事では、裁判官の顔が引きつる瞬間や被告人の奇妙な主張、驚くべき賠償金額まで、法廷での出来事をランキング形式でお届けしました。法の世界が描く奇想天外なエピソードには、期待と驚きが交錯し、笑いが絶えない瞬間が広がっています。

裁判官が厳粛な表情を崩す瞬間、被告人の予測不能な行動によって引き起こされるコメディ、そして驚きの裁判結果。これらすべてが法廷の中で実際に起こったおバカな訴訟事件を通じて、読者に笑いと驚きの連続をお届けします。法の冷徹な世界が、時には意外性に富んだ出来事で彩られることを垣間見ることでしょう。

一風変わった法廷ドラマの数々に、是非ともお楽しみいただき、法の舞台裏に隠れた笑いと驚きに共感してください。裁判官も頭を抱えるおバカな訴訟ランキングが、あなたを爆笑の渦に巻き込むこと間違いなしです。

裁判に関する作品

error: Content is protected !!
タイトルとURLをコピーしました