驚異の巨大昆虫時代!絶滅危惧種から振り返る、古代生物のビッグサイズランキング

おもしろネタ

昆虫といえば、私たちの周りでよく見かける小さな生き物ですが、その小さな体が非常に頑強で、驚くべき生存能力を持っています。しかし、中には手の平に収まらないほどの巨大な昆虫も存在しています。その大きさには驚嘆せざるを得ません。

一般的には、昆虫は小さな体で生活し、微細な生態系で重要な役割を果たしています。しかし、進化の中で一部の昆虫は巨大なサイズにまで成長し、地球の歴史の中で独自の進化を遂げてきました。

この記事では、そんな世界一の昆虫たちのビッグサイズランキングをお届けします。体のサイズが最大の昆虫たちを10種類紹介し、その生態や驚くべき特徴に迫ります。彼らの存在はまさに驚異の巨大昆虫時代を物語り、絶滅危惧種から古代生物まで、昆虫のビッグサイズがもたらす不思議な世界に迫ります。

世の中の超巨大昆虫にビックリしつつ、彼らの姿に迫りますよ~!

絶滅危惧種から振り返る、古代生物のビッグサイズランキング

最初に、お伝えする最大サイズの昆虫をランキング順にご紹介します!

聞いたことがない名前ばかりだと思いますので、どの昆虫なのかわかるように種類も記載しておきました。

昆虫の名前サイズ(体長)種類
チャンズ・メガスティック550㎜ナナフシ
アタカス・アトラス300㎜
アレクサンドラトリバネアゲハ280㎜ちょう
テイオウゼミ200㎜セミ
ヘラクレスオオカブト180㎜カブトムシ
タイタンオオウスバカミキリ167㎜カミキリムシ
テイオウムカシヤンマ160㎜トンボ
マダガスカルオオゴキブリ70㎜ゴキブリ
オオベッコウバチ60㎜ハチ
ペルビアンジャイアントオオムカデ40㎜ムカデ

表のサイズを見てもらってもわかるように、何10㎝単位ですね。

偶然出会ったら、腰抜かして座り込んでしまいそうです(笑)

ではそれぞれの昆虫について紹介していきますね。

チャンズ・メガスティック

チャンズ・メガスティックはボルネオに生息するナナフシの一種です。

体長は350㎜、手足を伸ばすと550㎜もあるので、昆虫の中でも最大クラスの昆虫と言われています。

チャンズ・メガスティックは比較的最近発見された種類なのでそこまで生態が解明されていません。

アタカス・アトラス

アタカス・アトラスはインドネシアから東南アジアに生息しているガの一種です。

羽を広げた時のサイズが180~300㎜とかなり大きいので不気味に感じますね。

日本にもヨナグニサンというガがいますが、羽を広げた時のサイズが180~240㎜です。

ヨナグニサンはアタカス・アトラスの亜種なので体のサイズが大きくなっています。

アレクサンドラトリバネアゲハ

アレクサンドラトリバネアゲハはパプアニューギニア東部のオロ州という場所に生息しているチョウの一種です。

羽を広げた時のサイズが280㎜とアタカス・アトラスとそこまで変わりません。

ただアレクサンドラトリバネアゲハは青緑のような綺麗な見た目をしているのでそこまで不気味さは感じないでしょう。

テイオウゼミ

テイオウゼミは主にマレー半島に生息しているセミの一種です。

体長は70~80㎜もあって、羽を広げると最大200㎝を超える種類もいます。

日本に生息しているミンミンゼミは体長が33~36㎜と言われているので、テイオウゼミは倍以上の大きさです。

ヘラクレスオオカブト

ヘラクレスオオカブトはカブトムシの一種です。

過去に確認されたヘラクレスオオカブトの最大サイズは全長180㎜以上です。

日本に生息しているカブトムシがたいてい80㎜程度で、85㎜以上育てるのは難しいと言われています。

そう考えるとヘラクレスオオカブトが相当大きいことが分かりますね。

ちなみにヘラクレスオオカブトはカブトムシの中でも最強クラスの強さがあります。

やはり他のカブトムシより体が大きい分強いのでしょうね。

タイタンオオウスバカミキリ

タイタンオオウスバカミキリはベネズエラ・ペルー・ブラジルの北部や中部に生息しているカミキリムシの一種です。

体長が最大で167㎜とヘラクレスオオカブトにせまる大きさをしています。

日本のカミキリムシが44~57㎜程度だと言われているので、タイタンオオウスバカミキリはかなりの大きさですね。

テイオウムカシヤンマ

テイオウムカシヤンマはオーストラリアのクイーンズランドという場所に生息するトンボの一種です。

体長が160㎜と日本に生息している中で最大の大きさと言われるオニヤンマ(98~114㎜)とはるかに大きいです。

またテイオウムカシヤンマはめったに目撃できず、生きた化石とも言われています。

マダガスカルゴキブリ

マダガスカルゴキブリはアフリカのマダガスカル諸島に生息するゴキブリの一種です。

体長が70㎜もあって、日本のゴキブリの場合は30~40㎜なので倍近くの大きさですね。

日本の比較的小さいゴキブリでも見た目にインパクトがありますが、マダガスカルゴキブリはそれ以上だと考えると非常に不気味な感じがしますね。

オオベッコウバチ

オオベッコウバチは主にアメリカに生息するハチの一種です。

オオベッコウバチは体長が60㎜以上もあります。

ハチといえば日本にいる小さいサイズでも恐怖感がありますが、オオベッコウバチほど大きなハチがいると思うと怖いですね。

ペルビアンジャイアントオオムカデ

ペルビアンジャイアントオオムカデはブラジルやペルーなどに生息しているムカデの一種です。

体長が40㎝もあり、全身には毒を持っているという大変危険なムカデと言われています。

古代の昆虫

ここまで紹介してきたのは現存する昆虫でしたが、古代にはもっと大きな昆虫もいました。

ではその古代に生息した大きな昆虫について紹介していきますね♪

アースロプレウラ

アースロプレウラはヤスデの一種です。

体長が2~3メートルと現存する昆虫よりはるかに大きく、人間よりも大きいです。

こんなサイズの昆虫がいたというのですから、古代とはすごいですね。

メガネウラ

メガネウラは2億9000万年前に生息していたと言われるトンボの一種です。

空を飛び回る節足動物の中で最大クラスの大きさと言われていて、羽を広げた時には700㎜前後もあります。

現代にこんなサイズの昆虫がいたら人間もただでは済まないでしょうね。

サウロフティルス・ロンギペス

サウロフティルス・ロンギペスはノミの一種です。

体長が25㎜と昆虫の中ではそこまでの大きさではありませんが、現存するノミは体長が3㎜しかないことを考えると大きいですね。

まとめ

体の大きさが最大クラスの昆虫について紹介してきました。

これらの昆虫はどれもがその大きさに圧倒される存在であり、特にナナフシの一種であるチャンズ・メガスティックはその驚異的な550㎜の大きさで注目を集めています。しかしこれは現在発見されている昆虫の中での最大サイズであり、未知の領域にはまだ知られていない大きな昆虫が存在する可能性も考えられます。

昆虫の世界は奥深く、私たちがまだ知らない驚きが隠れていることを感じさせられます。今回ご紹介した記事以外にも、昆虫にまつわる様々な興味深い話題を特集しております。是非、それらも含めて昆虫の不思議な世界に触れてみてくださいね!

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