『終末のワルキューレ』:神と人類の壮絶な対決!キャラクターと対戦表一挙公開!

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《アニメ第2期2023年放送!》「月刊コミックゼノン」で連載中の漫画『終末のワルキューレ』が、神と人類の壮絶な対決を描いたエキサイティングな物語で熱狂的なファンを魅了しています。この記事では、人類VS神のタイマン勝負に迫り、キャラクターたちの魅力と激しい対戦の舞台裏を一挙に公開します。

物語は、終末の予兆が迫る中、神々と人間たちが最後の戦いに挑む様子を描いています。どちらが勝つのか、その結末がどのように繰り広げられるのか、最後まで読み進めることさえ困難なほどの緊迫感に包まれたストーリー。このバトルロイヤルの中で、登場キャラクターたちが織りなす個性的で魅力的な戦いが繰り広げられています。

本記事では、作品の舞台裏に迫りつつ、主要キャラクターたちのプロフィールや個性、そして彼らが繰り広げる激しい対戦表を一挙にご紹介。『終末のワルキューレ』の魅力を余すことなくお伝えし、アニメ第2期への期待を高めることでしょう。物語のクライマックスに立ち会い、血沸き肉躍るバトルに思う存分酔いしれましょう。

「終末のワルキューレ」の魅力とは?漫画の全貌を解説!

神々と人類が壮絶なタイマンバトルを繰り広げる激アツな漫画、それが『終末のワルキューレ』です。この作品は、「月刊コミックゼノン」においてアジチカさんの見事な作画、梅村真也さんの原作、そしてフクイタクミさんの構成によって生み出され、第1巻が発売されるやいなや大重版がかかるなど、ますますその人気が急上昇しています。

2021年にはアニメ化・舞台化も果たし、その波はとどまることを知りません。累計発行部数が1400万部を突破し、ファン層は日増しに広がっています。更に、2023年1月からはNetflixにて独占配信中のアニメ第2期が放送され、ますます注目を浴びています。

この漫画が持つ魅力や熱狂的なファン層の支持は、その独自の世界観やキャラクターたちの魅力に由来しています。神々と人類の戦いにスポットを当て、どのような展開が待っているのか。その一端をご紹介しながら、『終末のワルキューレ』がどのような漫画なのか、その全貌に迫ってみましょう。

『終末のワルキューレ』あらすじ

次の1000年間人類に存続を"許す"のか、"終末を与える"のか決議を行う「人類存亡会議」。1000年に一度だけ開かれるこの会議で、暴虐の限りを尽くす人類を見限った神たちが「人類滅亡」という採決になりかけたところ、人類に肩入れする戦乙女ワルキューレの長姉ブリュンヒルデが異論を唱えます。どうせ滅ぼすつもりなら、ラグナロク(神VS人類最終闘争)で人類の将来を決めることを提案するのです。

最初はブリュンヒルデの言い分を全く相手にしなかった神々ですが、彼女の「ビビってるんですかァ?」という不遜ともとれる挑発にまんまと乗ってしまい、ラグナロクを開催することに。人類が先に7勝すれば1000年間存続を許され、7敗すれば終末を与えられるというルール。唯一無二の最強神たちと、人類屈指の強さを誇る「神殺しの13人」による1対1のタイマン13番勝負が開幕!

『終末のワルキューレ』の熱狂的支持に迫る:魅力的な要素3つ!

『終末のワルキューレ』:原作漫画とアニメの両方で大ヒット中。しかし、一体なぜこの作品がバトル好きな人々の心をこんなにも熱狂させるのでしょうか?本稿では、この作品が熱狂的な支持を受ける理由を徹底解明し、その魅力を<3つの理由>で紐解いていきます!

①「終末のワルキューレ」の最大の魅力:結末が読めない緊迫感!

神と人間、通常では神が勝つのが当然と思われるでしょう。しかし、『終末のワルキューレ』が魅力的なのは、なんといっても《最強神VS最強人類》の戦いです。ここには人類最強の戦士や偉人たち13人が一堂に会し、その力をぶつけ合います。彼らが揃っている以上、弱いわけがありません。

さらに興味深いのは、神と人間が対等に渡り合うための仕組み。ワルキューレ13姉妹が行う"神器錬成"により、自らの肉体を武器に変え、人間が扱える神器となるのです。この工程を経て、神との戦いがより熱狂的になります。

戦いは毎回互角で、最後の最後までどちらが勝つのか全く読めません。一瞬の油断が致命傷に繋がりかねず、一見有利に見えた状況も最後の瞬間で逆転される緊張感が何よりも魅力的です。これこそが『終末のワルキューレ』の奥深い楽しさであり、ファンを引き込む不屈の要素なのです。

②「終末のワルキューレ」:神と人類の背景が緻密に描かれた魅力!

『終末のワルキューレ』が特に際立つのは、なんと言っても登場キャラクターの多様性です。豪華な面々が揃っている中で、神と人間を合わせると相当な数になります。しかし、「これだけ多くの登場人物がいると感情移入が難しいのでは?」と心配される方もいるかもしれません。しかし、この作品では全てのキャラクターに焦点が当てられ、その背景や過去が非常に細かく描かれているのです。

人間たちだけでなく、神にだって感情が宿っています。彼らもまた幼少期があり、家族や仲間との絆が結ばれています。このような細部にわたる描写が、物語全体に深みを与えています。登場人物たちの過去やエピソードは細心の注意を払って描かれ、そのたびに感動的で心打たれる瞬間が生まれています。人間と神、どちらもその魅力に溢れており、キャラクターたちに感情移入することは避けられません。これこそが『終末のワルキューレ』が熱狂的なファンを引き寄せる一因であり、物語の深化に寄与しているのです。

③「終末のワルキューレ」:非現実的すぎて笑いありの楽しさが広がる!

『終末のワルキューレ』は、まずこの世界において詳細な説明が一切ないのが特徴です。いきなり始まるラグナロク、つまり神々と人類の最終闘争は、あまりにも荒唐無稽で笑いを誘います(笑)。異なる時代や国の英雄たちが、なぜこんなにも不条理な戦いに突如結集するのか?(しかも、応援団まで巻き込んで!)考えてみると、まさにおかしなことばかりが続き、真面目に考えるのが馬鹿らしく感じられます。

この作品は、その無茶苦茶な設定にツッコミどころが満載。それが逆に、物語を軽快で笑いありのエンターテイメントに仕立て上げています。「史実とは違う!」などと堅苦しいことを気にせず、ただ純粋に楽しむことができる作品です。そして、自分の推しキャラクターを見つけることもまた、楽しみのひとつとなっています。『終末のワルキューレ』は、非現実的な世界観が逆にその魅力となり、笑いあり、感動ありのエンターテイメントとして観る者を楽しませてくれるのです。

『終末のワルキューレ』:キープレイヤーの登場人物を一挙紹介!

『終末のワルキューレ』の舞台裏に潜む魅力的なキャラクターたちを、次にご紹介いたします!「月刊コミックゼノン」が実施した<第1回キャラクター人気投票>の結果と、アニメ版の声優情報も併せて探ってみましょう。(※2023年2月時点で、始皇帝以降の人気投票と声優情報は発表されていません)

人類側

キャラクター名呂布奉先(りょふほうせん)
人気ランキング第8位
CV関智一

「中華最強の英雄」神器錬成の相手:ランドグリーズ 神器:方天戟

幼少期からずっと大陸一の強さを求め続けた男。立ち塞がる数多くの敵や猛獣を喜んで打ち倒し続ける日々を過ごしていました。とうとう自分が大陸で最も強い男になった瞬間、生活が退屈に感じられ、結局は曹操孟徳によって処刑され、自らの人生に終止符を打った。彼の愛馬は赤兎(せきと)として知られています。

キャラクター名アダム
人気ランキング第3位
CV斉藤壮馬

「全人類の父」神器錬成の相手:レギンレイヴ 神器:メリケンサック

人類の始まりにして広く知られた父。鍛え抜かれた筋肉と細身の美しい体つきを持ち、身に纏うものはただ一つの木の葉のみ。神の姿を模して創られ、そのため神々の技を完璧に模倣できる特技「神虚視(かみうつし)」を操る。大切な妻であるイヴと人類の子どもたちを守るためには、自らを犠牲にすることも惜しまない。

キャラクター名佐々木小次郎(ささきこじろう)
人気ランキング第4位
CV山路和弘

「史上最強の敗者」神器錬成の相手:フリスト 神器:備前長光三尺余寸

巌流島で宮本武蔵と交戦した剣士。物語では彼の全盛期ではなく、老齢の姿で描かれています。生前は優れた剣士たちに何度も立ち向かいながらも敗れ続けましたが、その後自身の頭の中で敗れた相手と繰り返し戦うことで、相手を凌駕し、敵の攻撃パターンを読み解く「千手無双(せんじゅむそう)」という技を身につけました。

キャラクター名ジャック・ザ・リッパー
人気ランキング第2位
CV杉田智和

「霧の殺人鬼」神器錬成の相手:フレック 神器:?


19世紀のロンドンに恐怖をもたらした連続殺人犯。老けた紳士の外見を持ち、初めて見た人には穏やかな印象を与えるかもしれない。異なる色をした右目は、相手の感情を「色」で感知する力を秘めている。母親が娼婦であり、少年時代は困難な状況に直面しました。彼はナイフや拳銃などの飛び道具だけでなく、優れた体術の使い手でもあります。神器を装った攻撃を繰り返すが、その真の神器は果たして…?

キャラクター名雷電為右衛門(らいでんためえもん)
人気ランキング第6位
CV木村昴

「無類力士」神器錬成の相手:スルーズ 神器:超筋外骨締廻

相撲史上屈指の力強い力士。異常なほど発達した筋肉を持つ特異な体質の持ち主で、幼少期にはその筋肉が強すぎて骨折するほどの強度を誇っていました。相撲界では相手が怪我を負う可能性があるため、彼の使う4つの技が<禁じ手>とされました。全力で戦えずに引退した過去があるため、ラグナロクで禁じ手を解放できることに対して大いなる喜びを感じています。

キャラクター名始皇帝(しこうてい)

「始まりの王」神器錬成の相手:アルヴィト 神器:神羅鎧袖

中華統一を達成した最強の皇帝。彼は自らに向けられる憎悪や相手の傷が、自身の体に痛みとして現れる「ミラータッチ共感覚」を持っており、普段は布で目を覆っています。当時、中華を支配していた恐怖を振り払うために、彼は一人で魔神と戦い、その戦いの中で究極の武術である「蚩尤(しゆう)」を体得しました。

キャラクター名ニコラ・テスラ

「人類史上唯一の魔法使い」神器錬成の相手:ケンドゥル 神器:超人自動機械β

エジソンですら畏怖したオーストリア帝国の科学天才。彼はパワードスーツ型の鎧を身に纏い、「科学」の力で戦うことを至上の喜びとしています。研究への情熱と好奇心旺盛な性格から、自らが相手として立ち向かう際には、冷静に相手の能力を分析し、より深い研究に繋げたいと考えています。

天界側

キャラクター名トール
人気ランキング第11位
CV緑川光

「雷の狂戦士(バーサーカー)」神器:ミョルニル

「北欧神話最強」と謳われる戦神。彼が軽々と扱う神器ミョルニルは、身の丈をはるかに上回る大きさを誇ります。かつて、神々の国アースガルズに侵入した巨人族の軍勢を一人で壊滅させたが、その時でも退屈を感じていました。感情を表に出すことは難しいが、人類代表の呂布を初めてライバルと認め、タイマン勝負を楽しむ表情を見せました。

キャラクター名ゼウス
人気ランキング第20位
CV高木渉

「全宇宙の父(ゴッドファーザー・オブ・コスモス)」 神器:なし

ギリシア神話の至高神。元々は最終戦での登場が予定されていたが、ワガママな性格から第2回戦に出場を強行。普段は弱そうな老人の姿をしているが、戦闘時には筋骨隆々の巨漢へと変貌する。最終形態の阿陀磨須(アダマス)は肉体への負荷が大きく、長くは維持できない。ブリュンヒルデは彼を「戦闘愛好嗜虐変態神(エロジジイ)」と嘲笑している。

キャラクター名ポセイドン
人気ランキング第5位
CV櫻井孝宏

「大海の暴君」神器:トライデント

ゼウスの兄で、美青年の姿をした海洋神。彼は傲岸不遜な性格で、見下した相手には目も合わせず、徹底的に無関心を保つ。兄ハデスに対しては尊敬の念を抱いているようだ。戦闘時には基本的に自らは動かず、襲い掛かってきた相手を一撃で迎撃するスタイルを取る。最も神々しい存在であり、他の神々からも畏怖されている。

キャラクター名ヘラクレス
人気ランキング第10位
CV小西克幸

「不屈の闘神」神器:十二の災禍と罪過(エルキュール・エクソダス)

以前は人間であった半神半人の良い青年。彼は豪快で自由奔放な性格で、神々や人間から愛され、特にワルキューレの末妹ゲルには「兄様」と呼ばれ親しまれている。元が人間であったことから、人間の弱さをよく理解し、それも含めて愛している。人類の滅亡に反対する立場をとっている。

キャラクター名シヴァ
人気ランキング第9位
CV鈴木達央

「宇宙の破壊神」神器:なし

紫色の肌に加え、4本の腕と3つの目を備えた、インドの破壊と創造の神。その外見からは荒々しく見えるが、実際には誰よりも優しくて陽気な性格。かつては将来、ナラタージャ(踊りの王)になることを夢見ていたが、相棒のルドラから誘いを受け、インド神海の頂点に立つべく闘いの旅に身を投じた。「輪廻武踊」など、まるで踊っているかのような特異な必殺技が彼の特徴だ。

キャラクター名釈迦(しゃか)
人気ランキング第1位
CV中村悠一

「天上天下唯我独尊男」神器:六道棍

仏教の創始者。人類によっては「釈迦」として尊敬の念を集め、神々からは「人類史上最強のドラ息子」と呼ばれている存在。性格は人懐っこく緩やかだが、他者の意志には決して動じず、自らの信念に忠実な姿勢を貫く。ラグナロクでは人類側に立ち、神々を挑発し戦いを挑む。口にくわえている飴は「ブッダチャップス」で知られている。

キャラクター名零福(ぜろふく)
人気ランキング第17位

「天界処刑人」神器:斧爻

もともとは七福神の一柱である「毘沙門天」の姿を持ちながら、釈迦との戦いの中で融合し、新たな存在「零福」となった。(なお、これは漫画オリジナルのキャラクターです)もともとは人間から不幸を引き受け、その代わりに人々に幸せをもたらす神であったが、すべてを否定されて発狂し、結果的に凶神へと変貌した。神器である斧爻(ふこう)は、不幸を吸収することでその形態が変わる特異な性質を持っている。そして零福の出現の背後には、一体どのような事象が隠されているのか…?

キャラクター名ハデス
人気ランキング第18位

「冥界の王」神器:バイデント

冥界ヘルヘイムの支配者である王。ギリシアの四大神々(ゼウス、ポセイドン、アダマス)の中で最も年長の兄であり、神々からは絶大な信頼を寄せられている存在です。もともとはラグナロクへの出場は予定外でしたが、釈迦が人類側として参戦することになり、急遽その穴を埋める形となりました。弟たちに対しては純粋な愛情を抱き、彼らを守る兄としての責務を全うしたいと考えています。

キャラクター名ベルゼブブ
人気ランキング第19位

「サタンに呪われし者」神器:アポミュイオスの杖

黒ずくめの若者の姿をした悪魔。もともとは「豊穣の守護神」と「蝿の悪魔」という二面性を抱えており、そのため神枠での出場と見られています。通常は愛情深い性格を持っていますが、愛が極限に高まると無意識に相手を壊してしまう破壊衝動が現れます。「ベルゼブブに関わると不幸になる」と言われており、そのため天界でも孤独な存在となっています。

戦乙女(ワルキューレ)

キャラクター名ブリュンヒルデ
人気ランキング第7位
CV沢城みゆき

神々にラグナロクの開催を提案した張本人。半神半人で構成されるワルキューレ13姉妹の長姉で、深いかかわりを持つ人類との連携や、ラグナロクにおいて人類代表者の出場などを指揮する。普段は冷静で物事に動じない性格をしており、しかし動揺すると口や態度が荒れ、ストレス発散にヤケ食いすることもあります。変わり者とされる妹のゲルからは引かれています。神器錬成を果たした姉妹や人間が消え去る瞬間でも、人前では悲しみを表に出さず冷酷な態度を崩しませんが、ひとりになると涙を見せることもあります。

キャラクター名ゲル
人気ランキング第15位
CV黒沢ともよ

ワルキューレ13姉妹の末っ子。長姉であるブリュンヒルデと共にラグナロクを見守っている。彼女は天真爛漫な性格で、姉のブリュンヒルデが一変する様子や神々に果敢な態度を見るたびにヒヤヒヤしています。人類側に賛同しているものの、慕っている兄のような存在であるヘラクレスが神代表として出場することには複雑な思いを抱いています。彼女の特徴的な口癖は「っス」。

「終末のワルキューレ」対戦表:人類VS神のラグナロクバトル随時更新!

『終末のワルキューレ』の壮絶な<人類VS神>タイマン13番勝負が幕を開けます!今回は、ラグナロクの対戦表を詳しく紹介していきましょう。クリックすると各キャラクターの詳細情報へと続くリンクがありますので、興味津々のキャラクターに迫ってみてください。なお、勝敗のネタバレは一切含まれておらず、安心してご覧いただけます。(対戦表は随時更新予定です)

参加者たちは、以下の名簿に挙げられた選手たちですが、彼らの出場順序はまだ明かされていません。どのキャラクターがいかなる戦いを繰り広げるのか、どの神がどの英雄と激突するのか、今後の展開がますます気になりますね。以下が参加者名簿です。(出場順序はランダムとなります)

人類天界
始皇帝ゼウス
レオニダス王釈迦
ニコラ・テスラロキ
佐々木小次郎アポロン
ジャック・ザ・リッパーポセイドン
アダムスサノヲノミコト
雷電為右衛門ヘラクレス
沖田総司トール
グリゴリー・ラスプーチン毘沙門天
ミシェル・ノストラダムアヌビス
呂布奉先オーディン
シモ・ヘイヘベルゼブブ
坂田金時シヴァ
第1回戦呂布奉先 VS トール

第1回戦の歴史的瞬間。人類を代表するのは、中華史上屈指の強者、呂布奉先(りょふほうせん)。『三国志』を愛する方ならご存知の通り、その圧倒的な武力と共に数多の主君を裏切りながら頂点を極めた人物です。そして、彼の愛馬である赤兎馬も勿論のこと、舞台は壮絶な戦場へ。対する神代表は、北欧神話において最強と唄われた雷神トール。巨人たちとの激闘で知られ、そのエピソードが本作でも描かれます。初陣にふさわしい、熱気に包まれた戦いが繰り広げられることでしょう!

第2回戦アダム VS ゼウス

第2回戦、さすがにゼウスが早い段階で登場するとは思わなかったでしょう(笑)何しろゼウスは全宇宙の父、ギリシア神話の至高の神。正直、ラスボスかと勝手に予想していましたが、待ちきれずに第2回戦に登場するところはなんとも可愛らしく、逆に愛嬌があります。一方で人類側の代表は、全人類の父として知られるアダム。アダムとその妻イブは旧約聖書に登場し、ヘビの誘惑に負けて禁断の果実を食べ、楽園から追放される運命。本作の描写はその辺りをユニークに表現しており、その飄々とした雰囲気が魅力的です。思わず<父VS父>の対決になってしまったわけですね。

第3回戦佐々木小次郎 VS ポセイドン

第3回戦での人類代表が、宮本武蔵ではなく佐々木小次郎というのは驚きでしたね。しかも、老けた姿での登場。このキャスティングが何とも興味深いと感じました。しかし、この老人こそが「史上最強の敗者」。その称号は伊達ではなく、生まれつきの才能と精進により、技術に磨きをかけてきたことが垣間見えます。対する神側は、オリュンポス十二神の一員であるポセイドン。ゼウスに次ぐ圧倒的な力を誇る彼は、まるで人間に興味がなさそうな様子ですが、一方の小次郎は彼の闘志にどのように応えるのでしょうか…?!

第4回戦ジャック・ザ・リッパー VS ヘラクレス

第4回戦。正直、ジャック・ザ・リッパーって「弱そう!」って印象がありました。しかし、考えてみれば、イギリス史上最悪の連続殺人事件を引き起こしたあの凶悪な切り裂きジャック。彼が弱いはずがありません。ただし、相手はギリシア神話の英雄、ヘラクレス。陰と陽、嫌われ者と人気者、全てが正反対の2人が、タイマン勝負を繰り広げることになるなんて、予想だにしなかった展開です。また、ジャック・ザ・リッパーの少年時代が美少年すぎて驚きましたが、彼がどのようにしてあの凶暴な性格に変わってしまったのか、謎が深まります。そして戦闘後のブリュンヒルデの心情を思うと、胸が締め付けられるような感慨深さがあります。

第5回戦雷電為右衛門 VS シヴァ

第5回戦では、江戸時代の名力士、雷電為右衛門(らいでんためえもん)が登場します。彼は史上最強の力士として勝率.962を誇りますが、本作ではそのキャラクター像が非常に個性的で、様々な意味で印象深いです。特に、彼の筋肉が驚異的で、笑ってしまうほど素晴らしいです(笑)。

対する神代表は、ヒンドゥー教の破壊と創造の神であるシヴァです。破壊神という肩書きを持つ彼ですが、気さくなお兄ちゃんといったイメージが強かったです。過去編ではシヴァと相方のルドラとの友情が描かれ、感動的な場面もありました。この戦いは最後までどちらが勝つのか読み切れない緊迫感に満ちており、まさに最高に熱い戦いとなっています。

第6回戦釈迦 VS 毘沙門天(零福)

第6回戦では、紆余曲折の末、人類代表として登場することになったのは釈迦(しゃか)でした。まさかお釈迦様がこんなキャラで登場するなんて、怒られそうな雰囲気も漂いますね(笑)。しかし、本作においては驚くほど魅力的なキャラクターとなっており、「天上天下唯我独尊」という言葉がこんなにもぴったりと似合う人物は他にいないのではないでしょうか。

対する神側は、最初は七福神の一柱である毘沙門天でしたが、紆余曲折の末に零福へと変貌し、最終的には〇〇へと成長していきます。読者人気の高い釈迦に心を寄せつつも、零福ちゃんの素の姿も愛おしいと感じ、最後までハラハラさせられる戦いとなりました!

第7回戦始皇帝 VS ハデス

第7回戦は、人類側も神側もどちらも非常に魅力的で、「なぜこの2人が戦うことになったのか…!」と考えさせられました。中国の初代皇帝である秦の始皇帝は、常に布で目を隠しているという特異なスタイルを持っていますが、その理由には感動的なエピソードが隠されています。彼の素顔は悲しくなるほどにイケメンで、また彼が体術の達人になるまでの子ども時代のエピソードも非常に印象的です。

対するハデス神は、ギリシア神話における死者の国を支配する冥王です。ゼウスとポセイドンのお兄ちゃんであるため、彼らの兄弟愛が描かれるエピソードには感涙ものです。要するに、「王VS王」の壮絶な戦いが繰り広げられますが、お互いの強さを素直に認め合う2人の人柄も素晴らしいと言えます。

第8回戦ニコラ・テスラ VS ベルゼブブ

第8回戦。これは驚きの組み合わせと言えるでしょう。人類代表として登場するのは、ニコラ・テスラ。史実ではエジソンを恐れさせた天才発明家として知られています。正直、戦いに向いているのかどうか疑問に思いましたが、彼のキャラクターはまさに規格外。人間が生み出した科学は果たして神の力を凌駕できるのでしょうか?

対する神側はベルゼブブ。神というよりもはや悪魔のようですが(笑)、負のオーラをまとったベルゼブブもまた壮絶な過去を抱えており、本来の姿とは異なる姿になってしまった理由が、やるせない気持ちを抱かせます。

『終末のワルキューレ』アニメ:2023年7月に待望の「第2期」後編が配信スタート!最新情報をチェック!

『終末のワルキューレ』は、原作コミックが累計発行部数1400万部を超え、現在絶大な人気を誇る作品です。その魅力をさらに深く知りたいなら、アニメをおすすめします。漫画では繰り広げられる全力のタイマンバトルが、映像で描かれると一層迫力を増します。アニメーション制作は、『十二大戦』や『HELLO WORLD』のアニメーション、そして『四月は君の嘘』や『うる星やつら(2022年版)』での3DCG制作を手がけたグラフィニカが担当しています。

『終末のワルキューレ』アニメ第1期は、2021年にNetflixで配信がスタートし、第2期前編(第1~10話)は2023年1月に続き、そして後編(第11~15話)は2023年7月12日に独占配信が開始されました。アニメでは、漫画では描ききれなかった登場人物たちの表情や、命のやりとりを極限まで描いた臨場感たっぷりの戦闘シーンが素晴らしいと評判です。コミックと併せて、アニメもぜひ楽しんでいただきたい作品となっています。

個人的な所感として、原作では第5回戦以降が特に盛り上がる展開となっており、第2期後半の配信がますます待ち遠しいと感じています!

>>アニメ『終末のワルキューレⅡ』公式サイト

まとめ

今回は『終末のワルキューレ』を中心にキャラクターに焦点を当ててご紹介してきましたが、作品の魅力は何と言っても人類対神々の激しい戦いにあります。神々を題材にするこの作品は、独特の不遜さとシニカルな笑いを交えながらも、命のやりとりを通じて最終的には感動へと繋がる、これまでにない熱い闘いが展開されています。おそらく、皆さんもその心揺さぶられるストーリーに引き込まれたことでしょう。

2023年に入り、アニメ第2期も絶好調な本作。『終末のワルキューレ アニメ公式ガイドブック』では、手に汗握る戦闘シーンや今後登場するキャラクターの詳細情報が満載です。さらに、ブリュンヒルデ役の沢城みゆきさんやアダム役の斉藤壮馬さんらの声優インタビューも掲載されています。アニメで魅了された方は、ぜひこちらもチェックしてみてください!

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