いつの時代も人気を集めているのが病院を舞台にした医療ドラマ。時代や出演者、ストーリーが変わっても、医療ドラマには“お決まり”とも言えるありがちな展開が存在するようです。
そこで今回は、医療ドラマにありがちなことについて探ってみました。おなじみのシーンから予測可能な展開まで、視聴者が共感し、感動するあるあるシーンを厳選してご紹介します。医療ドラマの真髄を楽しむためのランキング、ぜひお楽しみください。
視聴者が共感するあるあるシーンランキングトップ49
みんなが選ぶ、視聴者が共感するあるあるシーンランキングトップ49の49位から4位までを一気にご紹介していきます。
- 49位 医師が患者に恋心を抱く
- 48位 医師と看護師が不倫関係にある
- 47位 現実とは違い、心臓マッサージが優しいマッサージ
- 46位 手術のイメトレをしがち
- 45位 教授選を前にピリピリする
- 44位 手術中なのに医師がマスクをしていない
- 43位 看護師間の派閥争いがある
- 42位 医師が着用している白衣の前が無駄にはだけている
- 41位 ギャルっぽい看護師がいる
- 40位 病棟ナースなのにオペに参加したり、外来にいる
- 39位 子どもを失った親が医師に詰め寄る
- 38位 医師が仮眠を取ろうとした瞬間に呼び出しがかかる
- 37位 患者の回復が異様に早い
- 36位 医師と看護師のカップルが多い
- 35位 オペ室で喧嘩をする
- 34位 患者が失踪してしまう
- 33位 看護師長が厳しい
- 32位 血が苦手な研修医がいる
- 31位 医師の家族が事故に遭い、救急に運ばれてくる
- 30位 医師自らが病気になる
- 29位 研修医なのに重要な手術の助手として参加する
- 28位 新生児の設定なのに赤ちゃんが異様に大きい
- 27位 医師同士の仲が悪すぎる
- 26位 長期入院している事情通の患者がいる
- 25位 看護師がドジっ子
- 24位 大丈夫そうに見える患者ほど実は症状が重い
- 23位 点滴を自分で抜く患者がいる
- 22位 手術中に血が飛び跳ねる
- 21位 医師が休みの日に緊急事態が起こって呼び出しがかかる
- 20位 やる気のない新人医師がいる
- 19位 昼も夜も同じ医師と看護師がずっと働いている
- 18位 患者が退院するときは総出で見送りをする
- 17位 自信過剰な医師がいる
- 16位 院長の性格が悪い
- 15位 手術を拒否する頑固な患者がいる
- 14位 過去の手術のトラウマでメスが握れなくなった医師がいる
- 13位 屋上にタオルをたくさん干している
- 12位 当直明けなのにバッチリメイクである
- 11位 入院中の女性のヘアやメイクがきちんとしている
- 10位 吐血シーンが多い
- 9位 1人の患者に対して熱くなりがち
- 8位 女医が高いヒールを履いている
- 7位 患者が最期の言葉を発した直後に死亡する
- 6位 病院内で事件が発生する
- 5位 名医は一匹狼キャラ
- 4位 大きな事故があり、たくさんの負傷者が運ばれてきて混乱する
3位は「病院の屋上に行きがち」
3位にランクインしたのは、「病院の屋上に行きがち」。医療ドラマでよく見るシーンといえば、医師が病院の屋上で悩んだり、相談したり、励ましあったりする場面です。何故かは分かりませんが、屋上が医師たちの心の拠り所として描かれることが多いですね。そのため、「なんでみんな屋上に行きたがるの?」と不思議に思うほど、決まってそのようなシーンでは屋上が使用されています。
屋上に出ることが「リフレッシュの場」として機能することが多いです。医師たちは常にストレスや重圧にさらされているため、屋上で少しの時間を過ごすことで気分をリセットし、心を落ち着かせることができます。また、屋上からの景色や開放感が、彼らの心を解放し、新たな視点やアイデアを生み出すこともあります。
医師たちが白衣をまとい、屋上でたたずむ姿は、まるで絵に描いたように美しく、カッコイイと感じる視聴者も多いようです。このようなシーンが、医療ドラマの中で印象的な場面として描かれ、3位にランクインしました。
2位は「医師たちが若くてイケメン美女揃い」
2位にランクインしたのは、「医師たちが若くてイケメン美女揃い」。医療ドラマでは、医局スタッフがイケメン美女揃いというシチュエーションが頻繁に登場します。特に、『コード・ブルー』シリーズ(フジテレビ系)では、山下智久、新垣結衣、戸田恵梨香、比嘉愛未といった若手実力派俳優や女優が同じチームで活躍しています。彼らの演技力や容姿に惹かれ、「そこで働きたいわ!」という感想を持つ人が多数を占めます。
また、医療ドラマでは現実離れした設定も見られます。若くてイケメン(美女)の天才医師が主役として登場し、時には驚くほどの手腕で難しい手術を成功させる姿が描かれます。これらの設定は「ありがちだけどそれがいい」という視聴者の支持を受け、2位に輝きました。
医療ドラマが描くのは、単なる医療現場のリアルな様子だけではありません。美しくて若々しい医師たちの姿が、視聴者に勇気や希望を与え、ドラマの世界に引き込んでくれます。彼らの活躍や恋愛模様など、ドラマの魅力はさまざまな要素によって構成されています。
1位は「奇跡が起こりがち」
1位に輝いたのは、「奇跡が起こりがち」。医療従事者たちは日々、人の生と死の狭間で悪戦苦闘しています。ドラマでは患者のケガや病気が治るという感動や喜び、そして想い届かず患者が亡くなってしまう悲しみが数多く描かれています。その中でも、特に印象的なのが「奇跡的な助かり方」のシーンです。
心臓が止まって「もうダメだ」と思われた状況から、周囲の呼びかけに反応するように心臓が再び動き出す。自力で立つことが難しいと言われていた人が、意外な形で自力で立てるようになる。また、ピンチの時に天才医師がいきなり登場し、見事手術を成し遂げる――そんな奇跡が医療ドラマの中では頻繁に起こります。
フィクションであることはわかっていても、これらの奇跡的な場面に心を動かされる視聴者は多く、その感動が1位に選ばれました。医療ドラマが描く人間の可能性や希望、そして励ましのメッセージは、私たちの心に深い感銘を与えてくれます。
まとめ
医療ドラマの世界には、人々の心を打つさまざまなシーンが詰まっています。本ランキングは、その中でも特に視聴者が共感する「あるあるシーン」を厳選し、その魅力を探ってきました。病院の舞台で繰り広げられる感動や喜び、そして悲しみや苦悩。そして時には奇跡的な出来事が描かれることもあります。また、医師たちの若々しさや美しさ、屋上でのシーンなど、独特の設定やシチュエーションも視聴者の心を掴むポイントとなっています。
これらのシーンが織り成す物語は、視聴者に感動や勇気、そして希望を与えています。医療ドラマが人々の心を打つ秘密は、現実とフィクションの狭間で描かれる人間のドラマにあるのかもしれません。どんな時代でも、医療ドラマは私たちの心を温かく包み込んでくれる存在です。