1961年に長編小説をテレビドラマ化する新たな試み「連続テレビ小説」としてスタートしたNHKの「朝ドラ」。月曜~土曜の朝は、「朝ドラを見ないと一日が始まらない!」という人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、一番好きなNHKの朝ドラはどの作品なのかについてアンケートを行い、ランキングにしてみました。その結果をお伝えします。
NHK朝ドラランキング:視聴者が選ぶ一番好きな作品は?
みんなが選ぶ、NHK朝ドラランキング:視聴者が選ぶ一番好きな作品は?の89位から4位までを一気にご紹介していきます。
順位 | 作品名 | 放送年度 |
---|---|---|
89位 | 瞳 | 2008年度前期 |
88位 | どんど晴れ | 2007年度前期 |
87位 | 天花 | 2004年度前期 |
86位 | やんちゃくれ | 1998年度後期 |
85位 | かりん | 1993年度後期 |
84位 | いちばん太鼓 | 1985年度後期 |
83位 | 本日も晴天なり | 1981年度後期 |
82位 | まんさくの花 | 1981年度前期 |
81位 | いちばん星 | 1977年度前期 |
80位 | 火の国に | 1976年度後期 |
79位 | 北の家族 | 1973年度 |
78位 | あしたこそ | 1968年度 |
77位 | たまゆら | 1965年度 |
76位 | だんだん | 2008年度後期 |
75位 | 純情きらり | 2006年度前期 |
74位 | 風のハルカ | 2005年度後期 |
73位 | さくら | 2002年度前期 |
72位 | ぴあの | 1994年度前期 |
71位 | おんなは度胸 | 1992年度前期 |
70位 | チョッちゃん | 1987年度前期 |
69位 | 雲のじゅうたん | 1976年度前期 |
68位 | 藍より青く | 1972年度 |
67位 | 旅路 | 1967年度 |
66位 | うず潮 | 1964年度 |
65位 | あかつき | 1963年度 |
64位 | つばさ | 2009年度前期 |
63位 | こころ | 2003年度前期 |
62位 | まんてん | 2002年度後期 |
61位 | オードリー | 2000年度後期 |
60位 | すずらん | 1999年度前期 |
59位 | 純ちゃんの応援歌 | 1988年度後期 |
58位 | ノンちゃんの夢 | 1988年度前期 |
57位 | わたしは海 | 1978年度後期 |
56位 | おはようさん | 1975年度後期 |
55位 | 虹 | 1970年度 |
54位 | 私の青空 | 2000年度前期 |
53位 | 走らんか! | 1995年度後期 |
52位 | 凜凜と | 1990年度前期 |
51位 | 都の風 | 1986年度後期 |
50位 | あしたの風 | 1962年度 |
49位 | おひさま | 2011年度前期 |
48位 | ええにょぼ | 1993年度前期 |
47位 | なっちゃんの写真館 | 1980年度前期 |
46位 | 信子とおばあちゃん | 1969年度 |
45位 | ひまわり | 1996年度前期 |
44位 | わかば | 2004年度後期 |
43位 | ひらり | 1992年度後期 |
42位 | まれ | 2015年度前期 |
41位 | わろてんか | 2017年度後期 |
40位 | ごちそうさん | 2013年度後期 |
39位 | 春よ、来い | 1994年度後期~1995年度前期 |
38位 | 梅ちゃん先生 | 2012年度前期 |
37位 | てるてる家族 | 2003年度後期 |
36位 | はね駒(こんま) | 1986年度前期 |
35位 | 鳩子の海 | 1961年度 |
34位 | てっぱん | 2010年度後期 |
33位 | ウェルかめ | 2009年度後期 |
32位 | あすか | 1999年度後期 |
31位 | 君の名は | 1991年度 |
30位 | マー姉ちゃん | 1979年度前期 |
29位 | おはなはん | 1966年度 |
28位 | ふたりっ子 | 1996年度後期 |
27位 | 娘と私 | 1961年度 |
26位 | マッサン | 2014年度後期 |
25位 | 純と愛 | 2012年度後期 |
24位 | 花子とアン | 2014年度前期 |
23位 | なつぞら | 2019年度前期 |
22位 | まんぷく | 2018年度後期 |
21位 | ちりとてちん | 2007年度後期 |
20位 | とと姉ちゃん | 2016年度前期 |
19位 | 芋たこなんきん | 2006年度後期 |
18位 | べっぴんさん | 2016年度後期 |
17位 | ひよっこ | 2017年度前期 |
16位 | あぐり | 1997年度前期 |
15位 | 澪つくし | 1985年度前期 |
14位 | ちむどんどん | 2022年度前期 |
13位 | おしん | 1983年度 |
12位 | エール | 2020年度前期 |
11位 | 半分、青い。 | 2018年度前期 |
10位 | カーネーション | 2011年度後期 |
9位 | ゲゲゲの女房 | 2010年度前期 |
8位 | ちゅらさん | 2001年度前期 |
7位 | あまちゃん | 2013年度前期 |
6位 | おちょやん | 2020年度後期 |
5位 | ファイト | 2005年度前期 |
4位 | あさが来た | 2015年度後期 |
3位 カムカムエヴリバディ
「カムカムエヴリバディ」は、日本でラジオ放送が始まった1925年に和菓子屋の娘として生まれた橘安子、そしてその娘である雉真るい、さらに孫娘のひなたの3世代の女性たちの物語です。彼女たちの100年にわたる生涯が、時代の変化と共に描かれています。
このドラマは2021年度後期に放送され、多くの視聴者の心を打ちました。主演の上白石萌音さんをはじめ、深津絵里さんや川栄李奈さんなど、実力派のキャスト陣が物語を彩りました。特に、上白石萌音さんが演じた橘安子の人間味あふれる演技は、視聴者の共感を呼びました。
「カムカムエヴリバディ」は、戦前から戦後、そして現代に至るまでの100年にわたる日本の歴史と社会の変化を背景に、女性たちの生きざまを描いた感動的なドラマです。橘安子、雉真るい、ひなたの3人の女性がそれぞれの時代において、家族や仕事、愛情など様々な試練に立ち向かいながら成長していく姿は、視聴者の心に深い感動と共感を呼び起こしました。そのエネルギッシュでありながらも優しさに溢れた物語は、多くの人々の心に残り続けるでしょう。
2位 スカーレット
「スカーレット」は、戦後間もない時代の日本を舞台に、大阪から滋賀・信楽へとやって来た絵の得意な少女・川原喜美子の物語です。喜美子は地元の信楽焼の魅力に惹かれ、陶芸の世界への興味を抱き始めます。彼女の成長と挑戦、そして陶芸の世界での情熱的な活躍が、作品全体を彩ります。
この感動的なドラマは、2019年度後期に放送され、多くの視聴者を引きつけました。主演の戸田恵梨香さんをはじめ、北村一輝さんや富田靖子さんなど、実力派のキャスト陣が物語に命を吹き込みました。特に、戸田恵梨香さんが演じた川原喜美子の繊細な演技は、視聴者の心を打ちました。
「スカーレット」は、戦後の混乱が残る時代背景の中で、人々が再生と希望を求めて前進する姿を描いています。喜美子が信楽焼という土地や職人の情熱と出会い、自分の才能と情熱を発揮していく様子は、視聴者に勇気と感動を与えました。その美しい映像と共に、陶芸の技術や文化に対する深い理解も、視聴者の心を捉えました。
1位 おかえりモネ
「おかえりモネ」が人気の朝ドラ作品として輝きを放っています。この作品は、東京からやって来た気象予報士との出会いがきっかけで、気象予報士を目指すことを決意した島育ちの少女・永浦百音の物語です。彼女は民間の気象予報会社に合格し、様々な困難に直面しながらも成長していく姿が描かれています。
この感動的なストーリーは、2021年度前期に放送され、多くの視聴者を魅了しました。主演の清原果耶さんをはじめ、鈴木京香さんや坂口健太郎さんなど、豪華なキャストが物語を彩りました。清原果耶さんが演じた永浦百音の繊細な心情や成長の過程は、視聴者の心に深い感動を与えました。
「おかえりモネ」は、日常の中に潜む小さな喜びや成長の瞬間を丁寧に描いた作品として、多くの人々の共感を呼びました。その深い人間ドラマと美しい風景描写が、視聴者の心を温かく包み込んでいきました。
まとめ
「NHK朝ドラランキング:視聴者が選ぶ一番好きな作品は?」は、昭和や平成時代の名作をも凌ぎ、令和に放送された作品が上位を独占した興味深い結果が示されました。視聴者の心を捉えた感動的なストーリーやキャラクター、そして時代背景との共鳴が、これら作品の人気を支えています。NHK朝ドラは、日本のテレビドラマの中でも特別な存在であり、その深い人間ドラマと時代背景のリアリティが、視聴者の共感を呼び起こすことができることを再確認しました。今後も、さらなる名作が誕生し、視聴者の心を打つことでしょう。