ブログをWordpressで始めた人なら、おそらく知っているのではないか?
というくらいブロガー界で有名な本『ブログ飯』。
2013年出版なので今から約7年前。
今とはちょっと事情が違うかなと思ういながらも、ようやく読んでみました。
結論からいってしまうと、読んでよかった!
そして、誰でも『ブログ飯』ができるわけではありません。
本書は、自分がブログ飯できるかどうかの判断の参考になります。
下記の方はぜひ本書を読んでみてください!
- ブログで生きていきたい人
- ブログで稼げるか知りたい人
- これからブログを始めようか迷っている人
では、もう少し掘り下げて本書を解説していきます。
「ブログ飯」は誰にでもできるのか?
読んだ経緯
人気ブロガーさんたちががたくさん紹介している本です。
- ブログで稼げたら…
- どうしたらブログで稼げるようになるのだろう?
という思いで本書を手に取りました。
著者:染谷 昌利さんのプロフィール
1975年生まれ。妻一人息子一人。4年制大学卒業後、就職情報誌の営業、自動車関連企業の人事担当者、不動産関連企業の人事担当および営業担当を12年間経験した後、2009年に非IT系出身ブロガーとして独立。運営するブログ「Xperia 非公式マニュアル」が人気を集め、Google AdSenseの成功事例に取り上げられる。
現在はブログの運営や執筆、講演、企業やブロガー・アフィリエイター向けのコンサルティングにより生計を立てている恐妻家フリーランサー。日本アフィリエイト協議会(JAO)理事。Google AdWords 認定資格者。共著書に『プロが選ぶ WordPress 優良プラグイン事典』(MdN)がある。
個人ブログ: 染谷昌利公式ブログ
コロナウィルスで学校などの休校要請が出た後は、個人的支援として
- 著書のキンドル版を70%で販売
- 本書『ブログ飯』を期間限定で無料全文公開
されたりと、利益度外視でも活動されるすごい方です。
作品について
ジャンル:ブログ
対象者:ブログ運営者
本書の概要
目次
本書の目次は次の通り。
第一章 私が「ブログ飯」になるまで
第二章 ただのブログを「飯が食えるブログ」に変える
第三章 継続して成果を出すブログの違い
第四章 個人でお金を稼ぐということ
第五章 SNSことはじめ
第六章 突き抜ける技術
内容
タイトルの『ブログ飯』の通り、
- 「ブログでご飯が食べれる」=「ブログで生活できる」ようになるまでの話
- 具体的にどうやって成果を出したのか
- ブログ記事の内容・ネタ探し
- ブログでの稼ぎ方
- ブログとSNSの連携
が著者の実例を使って書かれています。
しかし、ブログで稼げるようになる小手先のテクニックなどは本書にはありません。
書かれているのは、本質的な心構えやブログへの向き合い方。
重要ポイント
本書には、ブログで稼ぐために重要な考え方がたくさん書かれていました。その中で特に気になったところを3点ご紹介します。
著者・染谷さんのブログ収益を出せた方法
私の最初の成功パターンは、「新しい商品、サービスがリリースされたら誰よりも早く、誰よりも詳しく、誰よりも多くの情報を提供する」という単純な原理でした。(p.49)
会社を辞めたあともブログで思ったように稼げずにいた著者が初めて手にした成功パターンがこれです。
ブログで稼ぐためには、そのブログに読む価値がなければいけません。
新しい商品の情報を一番早く、詳しく、多く載っているサイトならアクセスももちろん集められるでしょう。
ブロガーというと、引きこもってブログ書いていればよいというイメージですが、行動しなければこのような記事は書けません!
継続は力なり
1年前で50%、2年前で20%、3年前で10%程度の人しかブログを書き続けていないと思います。(p.80)
本書の様々なところに「継続」に関連することがあります。
「継続は力なり」
継続しないであきらめてしまう人が多い中、長期にわたり成功している人は必ず継続してます。ただ継続するだけでなく試行錯誤しながら成長していきたいです。
ファンを作る
アクセス数を増やすのは、新規の訪問者を増やすよりも、リピーターを増やす方が圧倒的に楽なのです。(p.101)
確かに。
新規の訪問者といえば、検索で来てくれる人。
SEO対策ばっちりしても、結局Googleのアルゴリズムに振り回されてしまいます。
けれど、一度訪問してサイトを気に入ってもらえれば、リピートしてくれるはず。
SEO対策と、リピーター(ファン)作り
どちらも大変だけど、リピーターを増やせるように頑張りたいです。
「あのサイトにいけば、問題が解決する」と思ってもらえるサイトを作りたい。
まとめ:【初心者向け】ブログ飯は誰にでもできるのか?
『ブログ飯』は誰でも簡単にできるわけではありません。
本書を読み終えたら、
- ブログで稼ぐことを目指す心構え
- ブログで稼ぐことの本質的な考え方
がわかります。
その上で、ブログ頑張ろう!という気持ちのある人しか「ブログ飯」は到底かなわないでしょう。本書を読んで少しでもこんなにブログのこと考えられないやと思うなら、ブログで稼ぐという考えはやめた方がよさそう。
つまり、まだブログを始めてない人には、ブログを始めるか始めないかの判断材料となります。ぜひ、サーバーの契約をする前に読んでほしい!
- 書籍名:ブログ飯
- 著者名:染谷昌利
- 出版社:インプレス
- 出版日:2013年6月21日
- キーワード:ブログ、独立