夏本番！注目の日本夏祭りランキング、1位はこれ！｜Summer festival

夏の訪れとともに、日本各地で催される夏祭り。その多様な祭りの中から、一体どの夏祭りが注目を集めているのでしょうか？「夏本番！注目の日本夏祭りランキング、1位はこれ！」と題した今回の記事では、夏祭りとは一体何かという疑問から出発し、その背後にある歴史や文化に迫ります。

夏祭りは、その起源から悪疫払いや豊作祈願など、様々な目的で開催されてきました。しかし、現代ではそれだけにとどまらず、納涼の季節を告げる花火大会や伝統的な神事、地域ごとに独自の催し物が織り交ぜられ、夏の風物詩として親しまれています。

そこで、私たちは読者の皆様に向けてアンケートを行い、一度は足を運んでみたいと思われる日本の夏祭りを調査。その結果をもとに、今回はランキング形式でおすすめの夏祭りをご紹介します。さまざまなエリアから集まった投票結果を元に、どの夏祭りが1位に輝いたのか、お楽しみに！

夏本番！注目の日本夏祭りランキング、1位はこれ！
まとめ

夏本番！注目の日本夏祭りランキング、1位はこれ！

みんなが選ぶ、夏本番！注目の日本夏祭りランキングの60位から４位までご紹介します。

60位管絃祭/広島県甘日市市
59位和霊大祭／うわじま牛鬼まつり/愛媛県宇和島市
58位須佐夏まつり/山口県萩市
57位上越まつり/新潟県上越市
56位盛岡さんさ踊り/岩手県盛岡市
55位にっぽんど真ん中祭り/愛知県名古屋市
54位杭全神社平野郷夏まつり/大阪府大阪市
53位港まつり能代の花火/秋田県能代市
52位にいはま納涼花火大会/愛媛県新居浜市
51位つくみ港まつり/大分県津久見市
50位豊田おいでんまつり/愛知県豊田市
49位夏えびす/兵庫県西宮市
48位おやまサマーフェスティバル/栃木県小山市
47位鶴岡八幡宮雪洞祭（ぼんぼり祭）/神奈川県鎌倉市
46位木更津港まつり/千葉県木更津市
45位佐原の大祭夏祭り/千葉県香取市
44位水橋橋まつり/富山県富山市
43位新庄まつり/山形県新庄市
42位石岡のおまつり／常陸國總社宮例大祭/茨城県石岡市
41位ぎおん柏崎まつり/新潟県柏崎市
40位新潟まつり/新潟県新潟市
39位みたままつり/東京都千代田区
38位立川まつり国営昭和記念公園花火大会/東京都立川市
37位茅ヶ崎海岸浜降祭/神奈川県茅ヶ崎市
36位ふくしま花火大会/福島県福島市
35位二俣まつり/静岡県浜松市
34位ふるさと夏祭り/群馬県高崎市
33位おたる潮まつり/北海道小樽市
32位生國魂祭/大阪府大阪市
31位龍王祭/栃木県日光市
30位足立の花火/東京都足立区
29位葛飾納涼花火大会/東京都葛飾区
28位神楽坂まつり/東京都新宿区
27位桑名水郷花火大会/三重県桑名市
26位五所川原立佞武多/青森県五所川原市
25位四万六千日・ほおずき市/東京都台東区
24位熊野那智大社例大祭／扇祭／那智の火祭/和歌山県東牟婁郡那智勝浦町
23位伊勢神宮奉納全国花火大会/三重県伊勢市
22位徳島市阿波おどり/徳島県徳島県
21位郡上おどり/岐阜県郡上市
20位水戸黄門まつり／水戸まつり/茨城県水戸市
19位なにわ淀川花火大会/大阪府大阪市
18位安倍川花火大会/静岡県静岡市
17位鎌倉花火大会/神奈川県鎌倉市
16位山形花笠まつり/山形県山形市
15位秋田竿燈まつり/秋田県秋田市
14位びわ湖大花火大会/滋賀県大津市
13位天神祭/大阪府大阪市
12位伊勢神宮奉納全国花火大会/三重県伊勢市
11位徳島市阿波おどり/徳島県徳島県
10位郡上おどり/岐阜県郡上市
9位沖縄全島エイサーまつり/沖縄県沖縄市
8位博多祇園山笠/福岡県福岡市
7位よさこい祭り/高知県高知市
6位隅田川花火大会/東京都墨田区、東京都台東区
5位仙台七夕祭り/宮城県仙台市
4位長岡まつり大花火大会/新潟県長岡市

3位は「弘前ねぷたまつり」

「弘前ねぷたまつり」は、最初に文献上で確認されてから2022年で300年の歴史を誇る、津軽の夏を代表する素晴らしいお祭りです。この祭りは、仕事の妨げとなる眠気を打破する習俗「ねむりながし」が風流に昇華されたものとされ、その歴史的背景と共に多くの人々に親しまれています。

青森県弘前市で開催されるこの祭りでは、大小およそ80台ものねぷた（灯籠）が、祭りの期間中に弘前の城下町を練り歩きます。これらのねぷたには、『三国志』や『水滸伝』などの武者絵が描かれており、その迫力ある風景は見る者を圧倒します。

「ねむりながし」の習俗が津軽地方の夏祭りとして根付いた背景には、仕事に支障をきたす眠気を一掃する意味合いがあります。この風習が祭りの中でどのように風流に昇華され、歴史の中で変遷してきたのかを追求すると、弘前ねぷたまつりの魅力がより一層深まります。

弘前ねぷたまつりは、青森県弘前市が誇る文化の一端であり、その歴史と伝統が豊かな夏のひとときを提供しています。祭りの会場で、武者絵のねぷたが煌びやかに灯る様子や、地元の人々の情熱的な祭りの様子をぜひ肌で感じてみてください。

2位は「祇園祭」

7月1日から31日までの期間、八坂神社で行われる「祇園祭」は、豊かな祭りの数々が繰り広げられる年中行事です。この祭りは1000年以上にわたる歴史を誇り、その重要性から宵山や山鉾巡行が「京都祇園祭の山鉾行事」として、重要無形民俗文化財に指定されています。特に八坂神社の神輿渡御と34基の山鉾巡行は、祭りの中でも特に際立ったハイライトとされています。

八坂神社の神輿渡御は、神聖な神輿が京都市内を練り歩く壮大な行事で、祭りの中でも最も神聖な瞬間とされています。また、34基の山鉾が市内を練り歩く山鉾巡行は、その見事な装飾や迫力ある構造から、観光客や地元住民を魅了し続けています。

祇園祭の期間中は、京都市全体が祭りの雰囲気に包まれ、古都ならではの風情を楽しむことができます。また、祇園祭の独自の儀式や伝統的な舞台芸能なども多く開催され、訪れる人々に濃密な文化体験を提供しています。

京都府京都市で行われる祇園祭は、日本の歴史と文化が融合した素晴らしいイベントであり、毎年多くの人々が訪れてその魅力に触れています。祇園祭の期間に京都を訪れる際には、祭りの盛り上がりとともに、古都ならではの美しい風景や伝統文化も楽しんでみてください。

1位は「青森ねぶた祭」

「青森ねぶた祭」は、奈良時代に中国から導入された七夕祭りと、古来から津軽地方に伝わる習俗や精霊送りの要素が一体化し、その結びつきから独自の変容を遂げたとされています。初めて文献に登場したのは享保年間の頃で、それ以来、その歴史と規模は拡大し、現在では日本有数の大規模な夏祭りとして知られています。

青森ねぶた祭りの特徴的な要素の一つは、「ハネト（跳人）」と呼ばれる踊り子たちが踊り歩くことです。これは祭りを彩る重要な要素であり、誰でも自由に参加できるのが魅力の一つです。参加者たちは伝統的な衣装に身を包み、炎のような美しいねぶたを持って踊りながら、祭りの賑やかな雰囲気を一層盛り上げています。

奈良時代からの七夕祭りや津軽の伝統的な習俗、そして精霊送りなどの文化が融合した青森ねぶた祭りは、青森県青森市を舞台に多くの観光客を引き寄せています。祭りの期間中は、独自の祭りの雰囲気とともに、地元の人々の情熱と協力が感じられ、日本の夏の風物詩として楽しまれています。青森ねぶた祭りに参加することで、地元の文化や歴史を身近に感じ、賑やかな祭りの魅力を堪能することができます。