マルコム・X(Malcolm X)
1925年5月19日〜1965年2月21日(39歳)
ネブラスカ州オマハ出身。
国籍=アメリカ。
黒人解放運動活動家。
アメリカで最も著名で攻撃的な黒人解放指導者として知られる。
名言=「もし君を批判するものがいないなら、君は恐らく成功しないだろう。」
『マルコムX』の名言・格言
心の迷いを消してくれる。
数々の名言を連発しているマルコムXさん。
その中でも『マルコムX』の名言をご紹介していきます。
この国では、黒人への弾圧、搾取、汚職が職務だ。
この政府は、ニグロを見捨てた。
アメリカンドリームなんて見たことがない。
私にはアメリカの悪夢だ。
私はアメリカ人ではない。
私は、アメリカニズムの犠牲者となった2,200万人の黒人の中のひとりなのだ。
民主主義の犠牲者である2,200万人の黒人の中のひとりなのだ。
投票(ballot)は弾丸(bullet)に似ている。
あなたはターゲットを見る前には投票しないだろう。
そして、そのターゲットはあなたの届かないところにいて、投票券をあなたのポケットのなかに入れさせておく。
前科者であることは恥ではない。
犯罪者であり続けることが恥だ。
自由のために死ぬ覚悟がないのなら、「自由」という文字をお前の辞書から消すがいい。
今こそ我々は、我々の違いに目をつむるときである。
そして第一に、我々は同じ、共通の問題を持っていると着目することが、我々にとって最良であると認識するときなのだ。
人種差別こそ我々が直面させられているものだった。
このことは宗教を越えた問題である。
白人は黒人の背中に30cmのナイフを突き刺した。
白人はそれを揺すりながら引き抜いている。
15cmくらいは出ただろう。
それだけで黒人は有難いと思わなくてはならないのか?
白人がナイフを抜いてくれたとしても、まだ背中に傷が残ったままじゃないか。
※ 公民権運動は前進している、という主張に対して
それを伝えるのがだれであろうと、私は真実の味方だ。
それに賛否を唱えるのがだれであろうと、私は正義の味方だ。
私はなによりもまず人間だ。
だから人間として、人類全体に利益をもたらすものであれば、だれにでもどんな事柄にでも味方する。
今日のアメリカのシーンで黒人は、これ以上、もう片方の頬を差し出すようなことはしない。
私の母校は書物、良き図書館だ。
残りの生涯をすべて読書に費やしてもいいと思える。
真実は、虐げられる側にある。
公民権というのは、アンクル・サムに正しく扱ってくれとお願いすることだ。
人権というものはあなた方が持って生まれたもの、神に与えられたものだ。
※ アンクル・サムは、米国を擬人化した架空の人物、米国の象徴
あなた方と私、2,200万人のアフリカ系アメリカ人は - それが他でもない我々そのものだ - アメリカにいるアフリカ人なのだ。
あなた方は他でもない、アフリカ人だ。
アフリカ人なのだ。
地球上で最大の権力を持つ組織はメディアだ。
奴らは無実の者に罪を着せ、罪深き者を無実にする力を持つ。
これこそが権力だ。
奴らは大衆の心を操っている。
白人に知らせよう、もしここが自由の国ならば、自由の国のようにせよと。
自由の国でないなら、変えようではないかと。
獣のごとく生き、獣のごとく考えていた。
私は、怒りは正しいと信じている。
聖書にも怒るべき時があると書いてあるではないか。
人間は魂によって惹きつけられる。
権力によって、人は強制される。
愛は魂から生まれる。
権力によって生み出されるのは不安だけだ。
信念を持たない人間は、あらゆることに流される。
我々の目的は、いかなる手段をとろうとも、完全な自由・正義・平等を確立することだ。
教育こそが未来へのパスポートだ。
明日という日は、今日準備をする人たちのものである。
無責任な新聞は、犯罪者を犠牲者に、犠牲者を犯罪者にすり替える。
もしあなた方が注意深く見ていなければ、新聞はあなた方を操って、抑圧されている人間を憎み、抑圧している人間を愛するように仕向けるだろう。
それは、私が思うに「鶏が鳥小屋に帰って眠るように」起こるべくして起こった事件だ。
すでに言及しているが、白人が心の中にもつ無防備の黒人に対する殺意が止まず、さらにその憎悪の拡大が容認され、終には大統領を殺してしまった。
※ ケネディ大統領暗殺事件について
盲目的な愛国心のせいで、現実を直視できないようになってはいけない。
どんな人物がやろうとも、どんな人物が語ろうとも、間違ったものは間違っている。
黒人を守るため暴力を行使するのが誤りならば、アメリカを守るために外国で戦わせるのも誤りだ。
世間は俺の変身を許してくれないんだ!
がんじがらめだよ!
自分を殺そうとした人間との仲は、もうけっして完全にはもとどおりにはならない。
人の話を聞くのにコツがある。
相手がしゃべっているとき、じっとその声音を聞くんだ。
誠実な人間かどうかは声音でわかる。