アリストテレス(Aristotle)
紀元前384年〜紀元前322年3月7日(62歳)
トラキア地方のスタゲイロス(後のスタゲイラ)出身。
国籍=古代ギリシア。
哲学者。
プラトンの弟子であり、ソクラテス、プラトンとともに西洋最大の哲学者の一人とされ、その多岐にわたる自然研究の業績から「万学の祖」とも称される。
名言=「我々の性格は、我々の行動の結果なり。」
『アリストテレス』の名言・格言
心の迷いを消してくれる。
数々の名言を連発しているアリストテレスさん。
その中でも『アリストテレス』の名言をご紹介していきます。
我々の性格は、我々の行動の結果なり。
教育の根は苦いが、その果実は甘い。
私は、敵を倒した者より、自分の欲望を克服した者の方を、より勇者と見る。
自らに勝つことこそ、最も難しい勝利だからだ。
人間は、目標を追い求める動物である。
目標へ到達しようと努力することによってのみ、人生が意味あるものとなる。
愛というものは、愛されることによりも、むしろ愛することに存する。
受け入れずして思想をたしなむことができれば、それが教育された精神の証である。
不幸は、本当の友人でない者を明らかにする。
善良な私人が、善良な公人であるとは、限らない。
垣根は相手がつくっているのではなく、自分がつくっている。
手は、道具の中の道具である。
欲望は満たされないことが自然であり、多くの者はそれを満たすためのみで生きる。
自分が友達に望んでいる通りに、友達には振る舞わねばならぬ。
多数の友を持つ者は、一人の友も持たない。
人は物事を繰り返す存在である。
従って、優秀さとは行動によって得られる物ではない。
習慣になっていなければならないのだ。
勇気は人間の第一の資質である。
なぜなら、他の資質の土台となる資質であるから。
人生はチャンスと変化に富んでいる。
そして最も栄えているときに、人は大きな不幸に見舞われる。
幸せかどうかは、自分次第である。
高潔な人は恩恵を施すことを好むが、恩恵を施されることを恥じる。
人に従うことを知らないものは、よき指導者になりえない。
生まれの良い人、権勢のある人、富裕な人は、名誉を受けるに値するとみなされている。
だが本当は、善い人だけが名誉を受けるに値するのである。
野獣は、野獣を知る。
同じ羽毛の鳥はおのずから一緒に集まる。
すべての者は生まれながらに知恵を求める。
愛とは、二つの肉体に宿るひとつの魂で形作られる。
幸福は人生の意味および目標、人間存在の究極の目的であり狙いである。
理性は、神が魂に点火した光なり。
威厳とは、名誉を得ているという事ではなく、名誉に値するという事から成る。
世間が必要としているものと、あなたの才能が交わっているところに天職がある。
優秀さは訓練と習慣の賜物である。
私たちは美徳と優秀さを持っているから正しく行動するのではない。
むしろ正しく行動するから美徳と優秀さを持つ事ができるのである。
一羽のツバメが来ても夏にはならないし、一日で夏になることもない。
このように、一日もしくは短い時間で人は幸福にも幸運にもなりはしない。
何かを学ぶとき、実際にそれを行なうことによって我々は学ぶ。
時間は、物事を砕く。
すべては時間の力のもとに成長し、時間の経過とともに忘れ去られる。
あたかも金に繁殖能力あるかのごとく、金に金をうませるは最も不自然なり。
最大の美徳は、他人の役に立てることだ。
自然には何の無駄もない。
友情とは、二つの肉体に宿る一つの魂のことである。
母親は、夫よりも自分の子供の方を好む、何故ならば、彼らは自分のものであることがより確かであるから。
何人にも恩恵を施す者は、他人より愛されるよりも、多く己を愛す。
引っ込み思案は、若者には美点になるが、年配には欠点でしかない。
若者は簡単に騙される。
何故なら、すぐに信じるからだ。
自己とは自分にとって最良の友人である。
知覚することは、苦しむことだ。
友人がいなければ、誰も生きることを選ばないだろう。
たとえ、他のあらゆるものが手に入っても。
肉体的快楽は、刺激の強きものゆえ、他の快楽を楽しむ能力なき人々によりて追求さる。
希望とは、目覚めていて抱く夢をいう。
最大の犯罪は、欲望によらず飽満によりて引き起こされる。
知る者は行い、理解する者は教える。
我々が知覚していることや考えていることを意識することは、我々自身の存在を意識することだ。
革命は、些細なことではない。
しかし、些細なことから起こる。
始めうまくいったものは半分できたも同然。
自己犠牲は、美徳の条件である。
働く喜びが仕事を完璧なものにする。
誰でも怒ることはできる、それは簡単なことだ。
しかし、正しい人に、正しい程度に、正しい時に、正しい目的、正しい方法で怒ること、それは簡単ではない。
恥は、若者にとって名誉であり、老人には屈辱である。
芸術が目指すのは、ものの外見ではなく、内にある本質である。
法律ばかりがたくさんあるのは、悪政の兆候である。
唯一の安定状態は、法律の前に全ての人間は平等ということ。
悪は、人々を一致させる。