升田幸三(ますだ こうぞう)の名言・格言|将棋の神様

名言・格言集

升田幸三(ますだ こうぞう)

1918年3月21日〜1991年4月5日(73歳)

広島県双三郡三良坂町(現在の三次市)出身。

国籍=日本。

将棋棋士。「名人に香車を引いて勝つ」を実現した。

名言=「一人前になるには50年はかかるんだ。功を焦るな。悲観するな。もっと根を深く張るんだ。根を深く張れ。」

Wikipedia(日本語) / Wikipedia(英語)

『升田幸三』の名言・格言

心の迷いを消してくれる。

数々の名言を連発している升田幸三さん。

その中でも『升田幸三』の名言をご紹介していきます。

人生は将棋と同じで、読みの深い者が勝つ。

全局のことでも、また局部、局部のことでも、その一手の差を慎重に、そして最善をつくす人が、「勝ち」にゆくわけで、一手ぐらいなどといって、気楽にしとるやつが、結局は敗北につながる。

イチかバチかのやけっぱちみたいなことをやるのを、勝負師という人があるが、これは間違いです。
そういうのは勝負師とはいわない、賭博師という。

棋士は無くてもいい商売だ。
だからプロはファンにとって面白い将棋を指す義務がある。

人はだれでも特異な存在であり、無から有を創り出す力を授かっている。

時代は変わっても、人間を磨くのは目的に挑戦する苦労だということは変わりません。
いまの人も苦労はしてるが、それは物欲を満たす苦労で、自分独特、独創の苦労ではない。
どんな世界でも同じだと思う。
プロとアマの違いはアマは真似でも通用するが、プロの道は独創。
またそうでなきゃ通用しない。
だから苦しいが喜びも計り知れない。

一人前になるには50年はかかるんだ。
功を焦るな。
悲観するな。
もっと根を深く張るんだ。
根を深く張れ。

錯覚いけない、よく見るよろし。

一心になれる人というのは、自分の人生を完成しますな。
世にいう成功者の秘訣というのは、これじゃないかと思う。

大切なのは創造です。
人真似を脱し、新しいものをつくり出すところに、進歩が生まれる。

アマチュアは駒を動かしただけなんです。
「指した」ということとは別のことですよ。

せんじつめていえば、そのもっている欠点を長所にする。
これがプロの芸ということになるわけです。

やっぱり狙いをつけた一心さ、ですね。
そういうときは、かりに失敗しても、非常にいい経験というか、つぎの知恵になります。

踏まれても叩かれても、努力さえしつづけていれば、必ずいつかは実を結ぶ。

男は毬であってはならぬ。
ちょっと頭をなぜられてはポンとはずみ、指一本触れただけで転がる。
はずみそうではずまず、転びそうで踏みとどまるものを持っていなければ男ではない。

僕には不利だ、不可能だといわれるものに挑戦する性癖がある。
全部が全部成功するわけではないけれど、それが新型になり、新手を生み、つまり将棋の進歩に繋がる。
他の人は安全に先を考えるから先輩の模倣を選ぶ。

私は将棋は創作だと考えている。
何はともあれ、一歩先に出た方が勝つ。
もし一局ごとに新手を出す棋士があれば、彼は不敗の名人になれる。
その差はたとえ1秒の何分の一でもいい。
専門家というものは、日夜新しい手段を発見するまでに苦しまねばならぬ。

着眼大局
着手小局

※ 好んで書いた言葉

勝負は、その勝負の前についている。

歩は素晴らしいものだよ。
敵の陣地に行けば金になるけど相手に取られると歩に戻る。
こんな合理的ないいものはない。
これをうまく使えるやつが名人だ。

たどり来て、未だ山麓。

まぁ生まれ直す事があったらね、2つから3つぐらいまでに将棋を覚えて、もういっぺんやり直してみたいと。
今度は丈夫な体でね、名人を角落ちぐらいでね、からかってみるのも面白いと、こう思う。

おれがにらめば、横には動けぬ銀でも横に動くのだ。

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