宮本武蔵(みやもと むさし)
1584年〜1645年6月13日(61歳)
美作国宮本村(現在の岡山県美作市宮本)出身。 ※ 播磨生誕説(現在の兵庫県高砂市米田町)もある。
国籍=日本。
剣術家、兵法家、芸術家。
二刀を用いる二天一流兵法の開祖。
名言=「我、神仏を尊びて、神仏を頼らず。」
『宮本武蔵』の名言・格言
心の迷いを消してくれる。
数々の名言を連発している宮本武蔵さん。
その中でも『宮本武蔵』の名言をご紹介していきます。
我、神仏を尊びて、神仏を頼らず。
心、常に、道を離れず。
身を浅く思ひ、世を深く思ふ。
一理に達すれば万法に通ず。
何れの道にも、別れを悲しまず。
我、事において後悔せず。
身を捨てても名利は捨てず。
一生の間、欲心を思わず。
空を道とし、道を空とみる。
千日の稽古をもって鍛となし、万日の稽古をもって錬となす。
構えあって構えなし。
観見二つのこと、観の目つよく、見の目よわく、遠き所を近く見、近き所を遠く見ること、それが兵法の要である。
打ち込む態勢をつくるのが先で、剣はそれに従うものだ。
人のまねをせずに、その身に応じ、武器は自分の使いやすいものでなければならぬ。
初めの少しのゆがみが、あとには大きくゆがむものである。
体の大きい者も小さい者も、心をまっすぐにして、自分自身の条件にとらわれないようにすることが大切である。
平常の身体のこなし方を戦いのときの身のこなし方とし、戦いのときの身のこなし方を平常と同じ身のこなし方とすること。
世々の道を背くことなし。
道においては死をいとわず思う。
多数の人間と戦う時は、こちらが待っていてはいけない。
敵が四方から攻めかかってきても、むしろ、こちらから、一方へ追い回す心で向かっていくべきである。
待っていてはいけない。
こちらから強く切り込み、敵の集団を追いくずし、切りくずしていくのである。
武士といえば、常に死ができている者と自惚れているようだが、そんなものは出家、女、百姓とて同様だ。
武士が他と異なるのは、兵法の心得があるという一点においてだけだ。
武士は己を知る者のために死す。
役に立たぬ事を、せざる事。
恋慕の思いに、寄る心なし。