人に期待しない生き方ってどうすればいいの?
『人に期待しない』
よく聞くフレーズですが、簡単に『人に期待しない』と言われてもどうしていいかわからないですよね。
僕の友達も営業先にOKもらえそうだったのに断られて、期待していた分ショックだと悩んでいました。
人に期待してしまうと、もしその通りにいかなかったら普通以上にガッカリしてしまいます。
結論から言ってしまうと、期待しなければいい返事をもらえなかったとしてもダメージは少ないです。
では、順番に説明していきます。
人に期待するのを止めると心が楽になる!
人に期待すると、期待通りいかなかったときにダメージを受けます。
けれど、期待しなければそのダメージは受けなくて済みますね。
では、どうやって期待しないようにするか考えてみましょう。
人に期待するとダメージが大きい
人に期待するときは、だいたいは自分が勝手に想像や妄想している世界。
その妄想によって、逆に自分の首を絞めてしまっていたり、ダメージをくらってしまいます。
営業先で手伝いもしたし、ご飯にも行ったし、気に入ってくれたから普通ここでOKくれるよね
君のやってくれたことはありがたいけど、やっぱりお断りするよ
あんなに手伝ってあげたのに、なんなんだよーーー!
自分が相手に何かしてあげたからといって、相手のいい返事をもらえるとは限りません。
期待をしなければすんなり受け入れられるのに、期待しているからこそいい返事がもらえないときのダメージが大きくなってしまいます。
要するに、自分が期待さえしなければ、ダメージは少なく済むということなんです。
最初から期待しない方が楽
人に期待して自分がガッカリしてしまうくらいなら、最初から人に期待をしなければいいだけです!
人のお手伝いをしてあげて完結。
見返りやいい返事については一切考えない。
そういう風に思うと、かなり気持ちが楽になりませんか?
「自分が何かしてあげたんだから、いい返事が返ってくるはず」という考えを無意識にしてしまっている人は、意識して「自分がお手伝いして完結」だと自分に言い聞かせましょう。
自己暗示が大切!
自然と期待してしまっている言葉
「期待しない」と自分で思うだけでなく、期待を込めた言葉を使わないのも有効です。
日常的に使っている言葉も期待を込めてしまっているものもあります。
- ◯◯するのが当たり前
- 普通◯◯するよね
一見期待してるような言葉には聞こえませんが、実はどれも人の行動を制限させて、さらに人に期待してる言葉なのです。
◯◯するのが当たり前
人によって価値観は違うし、『当たり前』は人によっても違います。
『当たり前』と自分で思っているからこそ、相手が『当たり前』に感じていないことに腹が立ってしまうのです。
部下は自分より早く会社に来るのが当たり前
そんなことを考えて、実際部下が自分より遅く出社してきたら、イライラしてしまいますよね。
それなら最初からそんな期待を捨ててしまえばいいのです。
そもそも自分にとっての『当たり前』が相手にとっても『当たり前』なこととは限りません。
部下が上下関係のない環境で育ってきてたら、上司より早く会社に出社することは『当たり前』に感じないはずです。
それなら最初から自分の頭の中にある『当たり前』を想像しないで生きていきましょ!
相手に期待することなく、そして自分がガッカリすることもなくなりますよ。
普通◯◯するよね
『当たり前』と少し似ているニュアンスの『普通◯◯』という言葉。
これも人に対して自分の価値観を押し付けている言葉です。
普通父の日にプレゼントくれるよね
そんなことを期待して、実際父の日に何ももらえなかったとするとガッカリしますよね。
『普通◯◯』という言葉のループに巻き込まれて、自分をガッカリさせてしまうので、これも言わない方がいい言葉です。
期待してしまっている言葉を言い換えよう
『当たり前』も『普通』も人の価値観によって違います。
相手を苦しめないために、さらに自分もがっかりさせないようにこういう言葉を使うのをやめて、言い方を変えてみましょ!
- ◇◇では◯◯らしいよ
- ◯◯だとありがたいね
- ◯◯だったらすごいね
まとめ:人に期待しない結果
自分が想像する人への期待は、生きていく上で自分にとってプラスになることは少ないです。
期待した分、裏切られたと感じてしまったり、がっかりしてしまったり…
そうならないためにも、最初から人に期待したり、見返りを求めることをやめましょ!
そして、人に期待しているときの自分より自分に期待してる自分のほうが心は安定します。
人に期待する時間があるなら、自分が動いた方が早いし、自分の想像通りに物事進めることができますよね。
自分が考えて、自分が動いて『自分の期待する自分』を想像すれば、自分のモチベーションアップにも繋がるはずです。