ファミ通が公表した2019年の国内家庭用ゲーム機に関するデータが、任天堂の10年間のゲームソフト売り上げを明らかにしました。数々の優れたタイトルがリリースされたこの10年間、一体どのゲームが1位に輝いたのか、その答えがついに明らかになりました。
ゲーム業界において任天堂は独自の魅力と革新的なアプローチで知られ、これまでに多くの名作を生み出してきました。ファミコン、スーパーファミコン、Nintendo 64、Nintendo Switchなど、さまざまなプラットフォームで展開されたゲームたちは、多くのファンに支持されています。
ファミ通の公表データは、これらのゲームがどのように売り上げを伸ばし、どのタイトルが頂点に立ったのかに迫ります。興奮と期待に満ちた10年の中で、1位に輝いたゲームは果たしてどの作品なのでしょうか?データをもとに、驚きの結果を徹底解剖していきましょう。信頼性の高いファミ通の情報をもとに、任天堂のゲームソフトの歴史的な成功を探求していきます。
国内家庭用ゲーム市場規模推移(集計期間:2009年12月28日~2019年12月29日/単位:億円)
2010年~2016年にかけて、売上がハード、ソフトともに減少しています。そして、2017年で1度ピークを迎え、2018年で若干の減少はするものの2019年に立て直します。
このグラフの推移の原因を調べてみたのでご覧ください!
【任天堂】10年間のゲームのブームを振り返る
2010年(約5000億円)
機種が、『Wii(2006)』と『DSi LL(2009)』であったため、最新機種であるDSのソフトが売れていました。人気の理由は、Wiiの場合は、持っている人の家に行かなきゃいけないという面倒がありましたが、
携帯ゲーム機が発売された時は、どこでも人と通信できるようになり、持ち運び面を評価された結果、爆発的人気になったんですね。
※ちなみに当時の人気ソフト1位は、バカ売れした人気ソフト「ポケットモンスターブラック / ホワイト」491.5万本だそうです。あれから15年、はやいですね~。
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2011年(約4800億円)
まだ、携帯型ゲーム機の時代は来ます。2011年にみんなびっくりの『3DS』が発売されました。ちなみにコンセプトは《持ち歩く、響きあう、毎日が新しい》でした。わりとあの頃は「3D」に感動していましたよね。
完全な3DS時代が到来しまして、2011年に売れたのが、「マリオカート7」108.2万本。「スーパーマリオ 3Dランド」104.3万本でした。これは皆さん覚えているんじゃないかと思います。
ですが、ゲーム市場全体としてはソフトの売上が減少していますね。
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2012年(約4850億円)
ここで、2012年発売の『Wii U』が発売です!(今見たらすごくゴツく見えますねw)
コンセプトは《集まればWii U。ひとりでも、みんなでもWii U》でした。
発売当初はテレビとディスプレイの2画面で遊べるということで、話題を呼びました。
言い方が悪いのかもしれませんが、今考えるとニンテンドースイッチの下位互換にあたるのかなと思います。
主に売れていたソフトが、「New スーパーマリオブラザーズ U」でした。
これがポケモンとどうぶつの森の力ですね。恐ろしい!
でも、明らかに任天堂さんが力を入れて販売していたのは、3DSの方だとみなさんおもっていたでしょう。それほど、Wii Uは売れなかったんでしょうね、、、
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2013年(約4400億円)
ここから任天堂さんは下り坂を下っていきます。
しかし、2013年に関してはとくに新しいハードが出ることはなかったんですが、全体の売り上げがマイナス30億円と、あまり、売上が落ちていません。
この理由は、
13年に、きました!!人気ソフト1位の「ポケットモンスター X・Y」397.7万本。そして不動の人気シリーズの「モンスターハンター4」が2位で、329.3万本と、全ジャンルで1,2トップを飾ったんです。
ほぼ毎年に全ジャンルで1位を取っているポケモンシリーズ最新作です。ポケモンの任天堂の売り上げ貢献の尽力の大きさがとんでもないことに気づきますね。
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2014年(約4000億円)
2014年には、3DSシリーズ最新ゲーム機の『New ニンテンドー 3DS』(LLも同時発売)が登場しました。
3DSの上位互換として発売されたNewバージョンでしたが、ハードの全体の売上が約1300億円と大して売れることもなく、そのまま売り上げが落ちています。
※New ニンテンドー 3DS(LLじゃない方)は2017年に生産を終了しています。発売してからわずか2年9か月でした。売れていないというのが顕著に表れていますね。
14年に全ジャンルで人気ソフト1位を取ったのが、まさかの「妖怪ウォッチ2 元祖 / 本家」でした。約305万本売れています。
言われてみれば、妖怪メダルが日本にもたらした社会現象はこのころでしたね。この時代は、近くのお店に行けば、子供もお父さんも妖怪メダルのパックを買うためにダッシュしてるのを見た記憶があります。親も大変ですねw
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2015年(約3700億円)
2015年も、13年同様に、とくにハードは出ませんでした。
そのおかげで、どんどんソフト、ハードともに売り上げが減少しています。
15年に全ジャンルで1位を取ったのは、「モンスターハンタークロス」です。約244.2万本売り上げています。
新しい”狩技”が増えたことによってオリジナリティのある狩りが楽しめることになり、話題を呼びました。
そして、やっとWii Uにも焦点が当たり始めており、全ジャンルで3位になったWii Uソフトがあります。それは、「スプラトゥーン」です。売り上げが約106.5万本です。
こちらのゲームも社会現象でしたね。音楽も素晴らしく、何よりイカちゃんがカワイイw
男子だけじゃなく、女子にも好かれるゲームでみんなが楽しんでいましたね。
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2016年(約3400億円)
1番売り上げが落ちた年が2016年でした。
16年には、3DSの機能を減らし、価格を低く抑えたバージョンの『2DS』が登場しました。
しかし、グラフから全体のハードの売れ行きを見ると、1000億程度と、16年はゲーム機がまったく売れていないことが分かります。
しかし、ソフトは頑張りました。全ジャンルで1位を取ったソフトは、「ポケットモンスター サン・ムーン」324.6万本という、この状況でも売れるポケモンはほんとうにすごいと思います。
この頃から割とみなさんが覚えている最近の記憶になってくると思います。
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2017年(約4500億円)
そして、17年といえば、みなさん覚えていると思います。今の時代の最先端ゲーム機『Nintendo Switch』の登場です!!
瞬く間に脚光を浴びたゲーム機ですね。発売してからすぐに在庫がなくなり、どこの店でも品薄状態になり、買いたい人が全然買えなかったことで話題を呼びました。
任天堂さんのスイッチに懸ける想いは強く、2017年のプレゼンテーションでは、「任天堂の娯楽のDNAをしっかりと受け継ぎ、すべてを積み込んだ」とはっきりおしゃっており、これを聞いて本気度が分かると思います。
これを象徴するかのように、全体のハードの売り上げは、去年の売り上げの2倍で、約2000億円となっていて、スイッチの貢献も大きいと思います。
コンセプトは《カタチを変えてどこへでも》《play anytime, anywhere, with anyone.》(いつでも、どこでも、だれとでも)となっていて、これまたカッコいいですな!!
ソフトも全体で2500億円と、去年より、わずかに増加しています。
スイッチの1位を取ったソフトは、「スプラトゥーン2」でしたね。売り上げが175.2万本です。他にも、「スーパーマリオ オデッセイ」132.4万本や「マリオカート8 デラックス」110.4万本なんかも売り上げに貢献しました。
スイッチは持ち運びに便利ですし、Wii系統とDS系統の融合機みたいで、そりゃあ欲しくなりますよね。
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2018年(約4300億円)
去年と比べて全体の売り上げが少し落ちています。18年はとくにハードは売られていないので減少しています。しかし、ソフトの売り上げは、10億円程度増加しています。
なぜかというと、あの名作ソフト「大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL」がついに発売されました!!236.1万本です。
このゲームはほんとに神ゲーだと思います。任天堂史の歴史に刻まれる伝説のソフトだと思います。持ってない人はぜひ、買ってほしいです。
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2019年(約4350億円)
そして、最新のデータの2019年は去年と比べてほんとに若干増加(約5億円)しているのが分かります。
ハードでは、最新機種スイッチの軽量コンパクト型の『Nintendo Switch Lite』が登場しました。どこへでも持ち運びやすくなったので、3DS時代と同様に売れています。これからも名作ゲームソフトがたくさん出ると思うので売り上げも上がるのではないでしょうか??
ソフトでは、2019年もっとも売れたソフトは、「ポケットモンスター ソード・シールド」298,8万本でした!!
去年もポケモンが1位でしたね。2位の売り上げの約3倍の差をつけて売れています。凄すぎですね。やっぱりポケモンは最強でしたー!!
【まとめ】任天堂10年間のゲームのブームを振り返える
10年間の任天堂ゲームソフトの売り上げを明らかにしたファミ通のデータにより、任天堂のゲーム業界での圧倒的な成功が浮き彫りになりました。様々なプラットフォームで展開された数々の名作が中で、1位に輝いたゲームはファンにとっても驚きの結果となりました。
この記事では、信頼性の高いファミ通のデータをもとに、任天堂が10年間にわたってどのようなゲームで市場を席巻し、どの作品が最も成功したのかを詳細に解説しました。任天堂の独自のアプローチと革新的なゲームデザインが成功の鍵であり、これまでの成功作品がその結晶となっています。
ゲームファンにとってはこの記事が、任天堂のゲームソフトの歴史的な成功と1位に輝いたタイトルに対する期待感を高めるものとなることでしょう。これからも任天堂が提供する新しいゲームに注目が集まりそうです。