オノレ・ド・バルザック（Honoré de Balzac）
1799年5月20日〜1850年8月18日（51歳）
フランス共和国のトゥール出身。
国籍＝フランス。
小説家。
代表作は『ゴリオ爺さん』『谷間の百合』『従妹ベット』など。
名言＝「われわれは幸福も不幸も大げさに考えすぎている。自分で考えているほど幸福でもないし、かといって決して不幸でもない。」
『バルザック』の名言・格言
心の迷いを消してくれる。
数々の名言を連発しているバルザックさん。
その中でも『バルザック』の名言をご紹介していきます。
法律は蜘蛛の巣である。
大きな虫は突き抜け、小さな虫だけが引っかかる。
不幸は我々に真の友人を教えうるという長所がある。
恋愛は、必ずどちらか一方がズルをするゲームだ。
真の情熱というものは美しい花のようなもので、咲き出た土地が痩せ地であればあるほど、ひときわ見る目にも快いものである。
男は年をとると与えるものがなくなり、ただ受け取るばかりだ。
恋人を愛するにも、恋人のうちにある自分を愛する。
若い頃には自分のうちにある恋人を愛する。
熱狂できないということは凡庸のしるしだ。
「孤独は良いものだ」ということを我々は認めざるを得ない。
しかし、「孤独は良いものだ」と話し合うことのできる相手を持つこともまた、一つの喜びである。
結局のところ、最悪の不幸は決して起こらない。
たいていの場合、不幸を予期するから悲惨な目にあうのだ。
あまりうちとけ過ぎる人間は尊敬を失います。
気やすい人間は馬鹿にされます。
むやみに熱意を見せる人間はいい食いものにされます。
忍耐は仕事を支える資本の一つである。
女はよき夫を作る天才でなければならない。
すべての幸せは、勇気と仕事に左右される。
偉大な意志の力なしに、偉大な才能などというものはない。
生活習慣は精神を形成し、精神は顔つきを変える。
良し悪しの判断が増えるほど、愛することが減る。
慎み深さは肉体の良心である。
読書はまだ見ぬ友に出会わせてくれる。
上司の権威をつけるための最良の方法は、部下が困っている仕事を解決してやることである。
本当に愛している者には、何もかもすべてが愛となる。
嫉妬とは妻が疑わしくなることではなく、自分自身が疑わしくなることである。
もし夫が、愛されることに幸福を見出そうとするならば、本気で愛さないといけない。
本当の情熱なら、向かうところ敵なしだと知るがいい。
芸術の使命は、自然を模倣することではなくて、自然を表現することである。
あらゆる大きな幸運の陰には、犯罪が潜んでいる。
過剰な喜びは、どんな悲しみよりも耐えるのが困難である。
情熱の持続時間は、その女性が最初に示した抵抗の大きさに比例する。
多くの忘却なくしては人生は暮らしていけない。
恋は官能の詩である。
愛について語ることは、愛することである。
あらゆる知恵の中で、結婚についての知識が一番遅れている。
諦めは日常的な自殺である。
指導者は世論の誤りを是正できなくてはならない。
たんに世論を代表するだけでは、その責務を果たすことはできない。
男は女の恋人であるとき、その女の友人であることはあり得ない。
愛することから始めて反感にいたるときには、愛に戻ることはけっしてない。
わたしに深さはないが、幅はある。
われわれは幸福も不幸も大げさに考えすぎている。
自分で考えているほど幸福でもないし、かといって決して不幸でもない。
愛とは一種の花です。
種子が風に吹かれ、落ちたところで開花するのです。
俺の青春は雲一つない空のように、まだ青く晴れわたっている。
偉くなりたい、また金持ちになりたいと願うことは、嘘をつき、頭を下げ、へつらい、偽ることを自ら決心したことではないか。
女が愛するとき、女はすべてを許す。
それが道徳に背くことでも。
女が愛さないとき、女は何も許すことができない。
それが正しい行いであっても。
女はその手袋を変えるように、容易に心を変える可愛らしい動物である。
天才とは、やろうと思ったことは断じて実行に移す人間のことである。
女は、男と天使との中間の動物である。
結婚は一切のものを呑み込む魔物といつも闘わなければならない。
その魔物とは、つまり習慣のことだ。
男の初恋を満足させられるのは、女の最後の恋だけである。
金持ちに成っても、金持ちに生まれついても、それで優雅な生活が送れるわけではない。
そのセンスが必要なのだ。
もしジャーナリズムが存在しないなら、間違ってもこれを発明してはならない。
