ヴォルテール(Voltaire)
1694年11月21日〜1778年5月30日(83歳)
パリ出身。
国籍=フランス。
哲学者、文学者、歴史家。
ジョン・ロックなどとともに啓蒙主義を代表する人物とされるフランスの哲学者。
名言=「私はあなたの意見には反対だ。だがあなたがそれを主張する権利は命をかけて守る。」
『ヴォルテール』の名言・格言
心の迷いを消してくれる。
数々の名言を連発しているヴォルテールさん。
その中でも『ヴォルテール』の名言をご紹介していきます。
人間は言うことが無くなると、必ず悪口を言う。
歴史は、自由な国においてのみ真実に書かれうる。
何はともあれ、我々は我々の畑を耕さなければなりません。
偏見は、判断を持たない意見である。
独創力とは、思慮深い模倣以外の何ものでもない。
大衆はモノを書かない批評家である。
恋は自然によって与えられ、想像によって刺繍されたカンバスである。
真の欲求なくして真の満足はない。
悪い政府の元で、正しくあることは危険だ。
慎重な人は自分のために良いことをなし、徳のある人は人のために良いことをなす。
思考はヒゲのようなものである。
成長するまでは生えない。
歴史とは、犯罪と災難の記録にすぎない。
友情は魂の結びつきである。
神は現世におけるいろいろな心配事の償いとして、われわれに希望と睡眠を与えた。
食事もほどほどにしておかないと、コックも毒を盛る人になってしまう。
世間を知り、世間に寛大であれ。
世間を楽しむためには、世間をかすめて生きるべきだ。
常識はそれほど一般的ではない。
もし神が存在しないなら、神をつくり出さなくてはならない。
人を判断するには、どのように答えるかより、どのような問いをするかによるべきである。
私はあなたの意見には反対だ。
だがあなたがそれを主張する権利は命をかけて守る。
涙は、もの言わぬ悲しみの言葉である。
その年齢の知恵を持たない者は、その年齢のすべての困苦を持つ。
汝の幸せは、他人の幸せによってつくれ。
迫害されるのは英雄の運命である。
うまいしゃれは、しゃれるつもりがない時に生まれる。
同様に、我々が心を動かされるのは、その人にこちらの心を動かそうというつもりが、まったくない時である。
男がありとあらゆる理屈を並べても、女の一滴の涙にはかなわない。
寛容の精神は我々すべてを兄弟にする。
しかし不寛容の精神は人間を野獣にする。
寛容とは何か。
それは人間愛の所有である。
我々はすべて弱さと過ちから作られているのだ。
我々の愚かさを許し合おう。
これが自然の第一の掟である。
休息はよいことであるが、倦怠はその兄弟である。
労働はわれわれを三つの大きな悪から逃れしめる。
つまり、退屈、悪徳、欲求から。
医術は患者を慰めることにあり、自然は病気を治す。
有益な書物とは、読者に補足を要求せずにはおかぬような書物のことである。
運命は我々を導き、かつまた我々を翻弄する。
自由であろうと望んだ瞬間に、人は自由となる。
ヴェネツィアの統領には彼の悲しみがあり、ゴンドラ乗りには彼らの悲しみがある。
虻が刺したくらいでは、威勢よく走っている馬をとめることはできない。
現在から、未来は生まれ落ちる。
人は誰でも、人生が自分に配ったカードを受け入れなくてはならない。
しかし、一旦カードを手にしたら、それをどのように使ってゲームに勝つかは、各自が一人で決めることだ。
無実の人間を有罪にするより、罪ある人間を救う危険をおかすほうがよい。
真実を愛せ。
ただし過ちは許せ。
疑い深い人は、自ら招いて、裏切られることになる。
結婚とは、臆病者のまえに用意されたたった一つの冒険である。
私がいるところ、それが地上の楽園だ。
人を退屈させる秘訣は、すべてを語ることである。
自然は常に教育よりも一層大きな力を持っていた。
あまりに早くにあげた名は、何と重荷になることか。
数の威力は、それが理解できなければできないだけ、いっそう恐れられる。
船が入港するまで待つな。
船に向かって泳げ。
立派にやり遂げたことに対する最大の報酬は、それをやり遂げたことそのものにある。
もし神がイメージどおりに我々をお創りになったのなら、きっと神にそのお返しをしているのであろう。
絶望した側が戦いに勝つことがよくある。
あらゆる人は同等である。
それを異なるものにするのは生まれではなくて、徳にある。
自尊心とは、空気でふくらませた風船である。
ちょっと突いただけで炸裂して風になってしまう。
長いこと論争している場合は、たいてい彼らは何を論じ合っているのか彼ら自身分からなくなっている証拠である。
教育は、さまざまな能力を伸ばしはするが、創り出しはしない。
ひとたび金の問題になると、誰もかれも同じ宗派になる。