勝海舟(かつ かいしゅう)の名言・格言|幕末の三舟の一人

名言・格言集

勝海舟(かつ かいしゅう)

1823年3月12日〜1899年1月19日(75歳)

江戸本所亀沢町(現在の東京都墨田区両国の一部)出身。

国籍=日本。

武士(幕臣)、政治家。

山岡鉄舟、高橋泥舟らとともに江戸を戦火から救った「幕末の三舟」の一人。

名言=「行いは己のもの。批判は他人のもの。知ったことではない。」

Wikipedia(日本語) / Wikipedia(英語)

『勝海舟』の名言・格言

心の迷いを消してくれる。

数々の名言を連発している勝海舟さん。

その中でも『勝海舟』の名言をご紹介していきます。

何でも大胆にかからねばならぬ。
難しかろうが、易しかろうが、そんな事は考えずに、いわゆる無我の境に入って断行するに限る。

外国へ行く者が、よく事情を知らぬから知らぬからと言うが、知って行こうというのが良くない。
何も用意しないでフイと行って、不用意に見て来なければならぬ。

行いは己のもの。
批判は他人のもの。
知ったことではない。

事を成し遂げる者は愚直でなければならぬ。
才走ってはうまくいかない。

人には余裕というものが無くては、とても大事はできないよ。

その人がどれだけの人かは、人生に日が当たってない時にどのように過ごしているかで図れる。
日が当たっている時は、何をやってもうまくいく。

人の一生には、炎の時と灰の時があり、灰の時は何をやっても上手くいかない。
そんなときには何もやらぬのが一番いい。
ところが小心者に限って何かをやらかして失敗する。

世の中に無神経ほど強いものはない。

自分の価値は自分で決めることさ。
つらくて貧乏でも自分で自分を殺すことだけはしちゃいけねぇよ。

生死を度外視する決心が固まれば、目前の勢いをとらえることができる。
難局に必要なことはこの決心だけだ。

急いでも仕方がない。
寝ころんで待つのが第一だと思っています。

機先を制するというが、機先に遅れる後の先というものがある。
相撲取りを見てもただちにわかる。

俺など本来、人(生まれ)が悪いから、ちゃんと世間の相場を踏んでいる。
上がった相場はいつか下がるときがあるし、下がった相場もいつか上がるときがあるものさ。
その間、十年焦らずじっとかがんでいれば、道は必ず開ける。

やるだけのことはやって、後のことは心の中で、そっと心配しておれば良いではないか。
どうせなるようにしかならないよ。

世に処するには、どんな難事に出逢っても臆病ではいけない。
「さあ、なにほどでも来い。おれの身体がねじれるならばねじってみろ」という料簡で事をさばいてゆくときは、難時が到来すればするほどおもしろ味がついてきて、物事は造作もなく落着してしまうものだ。

人間の精根には限りがあるから、あまり多く読書や学問に力を用いると、いきおい実務の方にはうとくなるはずだ。

功名をなそうという者には、とても功名はできない。
戦いに勝とうという者には、とても勝ち戦はできない。
何ごとをするにも、無我の境に入らなければいけないよ。

島国の人間は、どこも同じことで、とにかくその日のことよりほかは目につかなくって、五年十年さきはまるで暗やみ同様だ。
それもひっきょう、度量が狭くって、思慮に余裕がないからのことだよ。

人はみな、さまざまに長ずるところ、信ずるところを行えばよいのさ。
社会は大きいからあらゆるものを包容して毫(ごう)も不都合はない。

生業に貴賤はないけど、生き方に貴賤があるねえ。

もし成功しなければ、成功するところまで働き続けて、けっして間断があってはいけない。
世の中の人は、たいてい事業の成功するまでに、はや根気が尽きて疲れてしまうから大事ができないのだ。

あれのこれのと心配ばかりしていては、自然と気が餓え神(心)が疲れて、とても電光石火に起こりきたる事物の応接はできない。

世人は、首を回すことは知っている。
回して周囲に何があるか、時勢はどうかを見分けることはできる。
だが、もう少し首を上にのばし、前途を見ることを覚えないといけない。

学者になる学問は容易なるも、無学になる学問は困難なり。

人間、数ある中には、天の教えを受ける勘を備えている者がある。

大事をなすには寿命が長くなくてはいけないよ。

時勢の代わりというものは妙なもので、人物の値打ちががらりと違ってくるよ。

敵は多ければ多いほど面白い。

天下の大勢を達観し、事局の大体を明察して、万事その機先を制するのが政治の本体だ。

外交の極意は、誠心誠意にある。
ごまかしなどをやると、かえって、こちらの弱点を見抜かれるものだよ。

政治家の秘訣は何もない。
ただ「誠心誠意」の四文字ばかりだ。

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