【ちはやふる】競技かるたをめぐる友情と戦いを描いた青春アニメを語る!

アニメ

基本情報

 今回紹介する作品は「ちはやふる」です。

©末次由紀/講談社・VAP・NTV  dアニメストア「ちはやふる」より引用

Introduction

姉が日本一のモデルになることが夢である小学6年生の綾瀬千早は、転校生・綿谷新に「自分 のことでないと夢にしてはいけない」と諭される。そんな新の夢は、競技かるたで名人に なること。普段は大人しい新が真剣に札を払うその姿に衝撃を受けた千早は、幼なじみの真島太一も巻き込んでかるたの魅力に引きこまれていく。聴力に優れた千早の才能に、そしてかる たを一緒にできる友達ができたことに新は喜ぶが、卒業後はみな別の道を歩むのだった。

それから4年後。高校生になった千早は、福井に戻った新がかるたから離れてしまったことを 知るが、それでも、かるたを続けていれば再会できると信じ、太一と2人、 瑞沢高校かるた部を設立する。

©末次由紀/講談社・VAP・NTV 公式サイトより引用

スタッフ

  • 原作:末次由紀
  • 監督:浅香守生
  • アニメーション制作:マッドハウス

キャスト

  • 綾瀬千早(CV:瀬戸麻沙美)
  • 綿谷新 (CV:細谷佳正)
  • 真島太一(CV:宮野真守)
  • 大江奏 (CV:茅野愛衣)
  • 西田優征(CV:奈良徹)
  • 駒野勉 (CV:代永翼)

登場人物

©末次由紀/講談社・VAP・NTV 公式サイトより引用
©末次由紀/講談社・VAP・NTV 公式サイトより引用
©末次由紀/講談社・VAP・NTV 公式サイトより引用
©末次由紀/講談社・VAP・NTV 公式サイトより引用
©末次由紀/講談社・VAP・NTV 公式サイトより引用
©末次由紀/講談社・VAP・NTV 公式サイトより引用

私の好きなキャラは太一ですね。彼はスポーツ万能で頭も良くて、イケメンという男からしたら嫉妬の要素しかない男ですが、めちゃくちゃ努力家なんですよね。

千早や新を追いかけて青春全部賭けても勝てるかわからない競技である百人一首を選択して、才能がないことを自覚しながらも弱い自分と向き合ってがむしゃらになる姿は熱くなれますね。

ほかにも新は福井県出身ということもあり福井でのシーンが度々出てきて、福井弁を喋る人がたくさん出てくるのですが、福井弁ってなんか懐かしい感じがするんですよね。

標準語とは結構イントネーションが違って、特に語尾が少し上る感じが個人的にすごく印象に残っていますね。

競技かるたとは?

 私はこういう青春系アニメが特に好みですがその中でもかなり面白いと思いますね。

やはり、題材が百人一首を使って行う”競技かるた”というのが良いと思います。というか、青春アニメで題材がマイナーやつは自分的に外れないんですよね笑。

私は小学校の時に百人一首を少しやっており、ある程度覚えていたのですが、想像していたのと全然違いました笑。競技かるたは文化系ではなく体育会系なんだと実感できます。

全日本かるた協会公式チャンネルより引用

これは実際の競技かるたの映像ですがすごくないですか?

最初の数文字読まれただけで、この動き出し迫力も半端ないです。

アニメでもこれらの動きが忠実に再現されているし、演出のこだわりやカメラワークも相まってか、読まれる前の居合のような緊張感であったり、送り札や札の移動で行われる駆け引きであったり、ただ早く取るだけでなく色々な作戦があるのだとこの競技の奥の深さを実感できます。

そして、性別や年齢といった制限はなく誰でも楽しむことができるのも良い点だと思います。

細かいルールの説明は省きますが、「むすめふさほせ」という各ひらがなから始まる7つの札(一文字で取れるから一字決まりと呼ばれている)があるのですが、これはその一文字を聞いただけで取れる唯一の札なので、シンプルに耳の良さ、払うスピードが全てですが、その一瞬の勝負のところがすごくかっこいいですよね。

主人公の千早は耳が良いのでとんでもないスピードで取るのでその一瞬の時間と動き出しの躍動感などに注目して欲しいですね。他にも、先程紹介したカルタの魅力がこのアニメにはたくさん詰まっているので、百人一首がよくわからない人でもまずは一度見て欲しいです。(ルールがわからない人でも解説パートとかあるので全く問題なし!)

キャラクターや内容について

 前の段落では主に題材である競技かるたについてでしたが、ここではキャラクターや内容などについて語りたいと思います。競技かるたの試合ももちろん魅力的ですが、競技かるたを通じてどんどん変化していく人間関係にも注目して欲しいです。

特に太一は少年時代の1期から3期になるまで一番変化したと思います。

部長としてリーダーシップを取る一面、千早に片思いをする普通の男子高校生の一面、才能のある相手に必死にしがみつく一面など、イケメンで頭が良いながらもたくさんの悩みを抱えていて、このアニメで一番共感できて応援したくなるキャラですね。

こういった千早、新、太一を中心に巻き起こる恋愛関係やそこから生まれる嫉妬など人間関係にも様々なドラマがあるんですよね。

また、競技かるたは体力、精神力が必要なので全国大会を目標に合宿や走り込みなど運動部顔負けのトレーニングなどのスポーツとしての一面、友情やライバルといった青春要素が盛り込まれた、少年マンガのように熱くなって、少女マンガのようにときめける作品です!

「ちはやふる」各クールの大まかな流れ

  • 1期→少年時代+高校1年(青春要素強め)
  • 2期→高校2年(スポーツ+青春要素強め)←私のおすすめ
  • 3期→高校2年(恋愛要素強め)

やっぱりおすすめは2期ですかね。2期もメインはもちろん競技かるたなんですけど、このクールで千早たちが2年生になります。なので、新入生が入ってくることで起こるレギュラー問題であったりと様々なことで部員が衝突してしまうこともあるのですが、ピンチはチャンスと言った感じで逆境を跳ね除け、より結束力を強めてどんどん強くなっていく瑞沢高校かるた部はキラキラしてて、これぞ青春スポ根アニメだってなると思います!

個人的に選ぶ「ちはやふる」名シーン※がっつりネタバレなので見てない人は飛ばしてください

  • 第5位:原田先生VS周防名人(名人戦)→原田先生の気迫が凄すぎた
  • 第4位:肉まんくんVS新(全国高校選手権)→肉まんくんの諦めない姿勢と最後の一言が胸熱すぎた
  • 第3位:太一が部活辞めるのを千早が止めようとする→太一の気持ちを考えるほど悲しくなる
  • 第2位:太一の最初で最後の運命戦が自陣に(全国高校選手権)→これは千早が助けてくれたよね
  • 第1位:机くん魂の運命線で敵陣抜いた(全国高校選手権)→ここにデータを集めていた理由が全てが詰まってた、ずっと偵察していて、いきなりの試合でこれをやるのは泣いてしまう

最後に

今回は「ちはやふる」について紹介しました。作画、音楽、声優も他の覇権アニメと引けをとらないくらい素晴らしいし、なにより百人一首の魅力が存分に詰まった、青春スポ根アニメはこの作品だけなので沢山の人に見て欲しいです!

 現在、マンガが48巻まで発売しており、50巻目をもって完結するそうです。私も原作は最新刊まで追っていて、現在クライマックスなのでとにかく熱量が凄まじいです。

アニメの続きがだいたい28巻くらいなので続きが気になる人はぜひ!マガポケのアプリだと47巻まで期間限定で無料なのでお早めに!(6月11日(土)まで)

「ちはやふる」動画配信サイト(2022年4月28日現在)

  • dアニメストア
  • Hulu
  • U-NEXT
  • dTV
  • Amazon prime videoなど

●Blu-rayで観たい方はこちらをチェック↓

●コミックで読みたい方はこちらをチェック↓

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