フランツ・カフカ(Franz Kafka)
1883年7月3日〜1924年6月3日(40歳)
オーストリア=ハンガリー帝国領プラハ。
チェコ出身の小説家。
代表作は『変身』『審判』『城』など。
マルセル・プルースト、ジェイムズ・ジョイスと並び20世紀の西欧文学を代表する作家。
名言=「人生の意味とは、それが終わるということです。」
『カフカ』の名言・格言
心の迷いを消してくれる。
数々の名言を連発しているカフカさん。
その中でも『カフカ』の名言をご紹介していきます。
人が通ったところに、道は出来る。
無難なことからではなく、正しいことから始めよ。
探し求める者は見つけることができないが、探し求めない者は見出される。
わたしは自由です。
だから道に迷ったのです。
人生の意味とは、それが終わるということです。
寝て、起き、寝て、起き。
みじめな人生。
あなたと世の中との戦いなら、世の中のほうに賭けなさい。
悪は善のことを知っている。
しかし善は悪のことを知らない。
恐れをもつことは不幸だ。
それゆえに、勇気をもつことが幸せなのではなく、恐れをもたないことが幸せなのだ。
青春が幸福なのは、美しいものを見る能力を備えているためです。
美しいものを見る能力を保っていれば、人は決して老いぬものです。
神はクルミを与えてくださる。
でも、それを割ってはくださらぬ。
鳥籠が鳥を探しに出かけていった。
ある地点からは、もはや立ち帰ることはできない。
その地点まで到達しなければならぬ。
悪の最も効果的な誘惑手段の一つは闘争への誘いだ。
人間のあらゆる過ちは、すべて焦りから来ている。
周到さをそうそうに放棄し、もっともらしい事柄をもっともらしく仕立ててみせる。
自分を傷つけたり、刺したりするような本だけを読むべきだと思う。
あなたの口のなかに食べ物がある限り、すべての問題はとりあえず解決されたのです。
真の道は一本の綱の上に通じている。
その綱は空中に張られているのではなく、地面のすぐ上に張ってある。
渡って歩くためよりは、つまずかせるためのものであるらしい。
執筆しない物書きは、狂気を求める怪物です。
精神は支えであることをやめるときに、はじめて自由となる。
愚かさによってのみ、彼らは自分に自信を与えることができるのだ。
精神の世界以外には何も存在しないという事実、これがわれわれから希望を奪い取って、われわれに確信を与える。
知性のはじまりの最初の兆候は、死にたいと願うことだ。
真実のない生というものはありえない。
真実とは多分、生そのものであろう。
ただ詩のみが、常に真理へと到る道だ。
あるのは目標だけだ。
道はない。
われわれが道と呼んでいるのは、ためらいに他ならない。
信頼が失われたならば、何を語っても意味がない。
人間には他のあらゆる罪悪がそこから出てくる二つの主な罪悪がある。
すなわち短気と怠惰。
結婚はしてもしなくても後悔するものである。
書物は我々のうちなる凍った海のための斧なのだ。
なぜ、人間は血のつまったただの袋ではないのだろうか。
誰もが真実を見ることはできない。
しかし真実であることはできる。
生の瓦礫のうちからのみ自由が目覚め、かかる瓦礫のうちにのみ人間は生きることができる。
本は麻薬です。
多くの書物には、自分自身の城内の未知の広間を開く、鍵のような働きがある。
人間を吟味せよ。
疑う者には疑わせ、信じる者には信じさせよ。
死ぬものは皆、生きている間に目的を持ち、だからこそあくせくして命をすり減らす。
歴史はたいてい役所仕事によって創作されるのです。
天空は動いても、次なる未来を教えはしない。