湯川秀樹(ゆかわ ひでき)
1907年1月23日〜1981年9月8日(74歳)
東京府東京市麻布区市兵衛町(現在の港区六本木)出身。
国籍=日本。
理論物理学者。
「中間子論」を発表し、日本人として初めてノーベル賞を受賞した。
名言=「一日生きることは、一歩進むことでありたい。」
『湯川秀樹』の名言・格言
心の迷いを消してくれる。
数々の名言を連発している湯川秀樹さん。
その中でも『湯川秀樹』の名言をご紹介していきます。
アイデアの秘訣は執念である。
取り返しのつかない大きな失敗をしたくないなら、早い段階での失敗を恐れてはならない。
今日はあれをやり、明日はこれというように、あまり気が散ると結局どれもものにならないですね。
現実のほかにどこに真実があるかと問うことなかれ。
真実はやがて現実となるのである。
ただ流行を追っているというのは、つまらない生き方です。
一日生きることは、一歩進むことでありたい。
君たち全員に優の成績をあげるけれども、勉強は自分でしなさいよ。
現実は痛切である。
あらゆる甘さが排斥される。
現実は予想できぬ豹変をする。
あらゆる平衡は早晩打破せられる。
現実は複雑である。
あらゆる早合点は禁物である。
自分の能力は、自分で使ってみなければわからない。
未知の世界を探求する人々は、地図を持たない旅行者である。
独創的なものは初めは少数派である。
多数というものは独創ではない。
未来を過去のごとくに考えよ。
中間子の発見は、まだまだ大きい宇宙の中の一つの星を見つけたようなものです。
メルヘンといいますか、子供の世界というんですか、そういうところへ戻りたいという気持ちがいつもあるんです。
現実はその根底において、常に簡単な法則に従って動いているのである。
達人のみがそれを洞察する。
現実はその根底において、常に調和している。
詩人のみがこれを発見する。
自然は曲線を創り、人間は直線を創る。
科学の歴史は裏から見れば失敗と停滞の歴史でもある。
しかし早い段階での失敗がなかったら、成功も飛躍もなかったであろう。
科学は絶えず進歩している。
常に明日の飛躍が約束されている。
新しい真理の発見のときはつねに少数派である。
それが正しければ多数派になる。
理論物理学という学問は、簡単にいえば私たちが生きているこの世界の根本に潜んでいるものを探そうとする学問である。
本来は哲学に近い学問だ。
今日の真理が明日否定されるかもしれない。
だからこそ私どもは、明日進むべき道を探し出すために、時々、昨日まで歩いてきたあとを振り返ってみることも必要なのである。
科学研究も人間の知的好奇心にもとづく創造であって、芸術やその他の文化活動と同じものだ。
真実は、いつも少数派。
地に空に平和を