青春アニメ映画｜グライダーで空飛ぶ旅を！【ブルーサーマル】を語ります！

基本情報

　今回紹介するアニメ映画は「ブルーサーマル」です。

STROY（物語）

高校時代、バレーボール一筋で頑張ってきた都留たまき。サークル活動や恋愛などで充実した、“普通の大学生活”に憧れ長崎から上京するも、入学早々とある事故でグライダーを傷つけてしまい、その弁償のために“体育会航空部”の雑用係をすることに。思い描いていた大学生活とはかけ離れた環境に不満を抱いていたが…、主将である倉持の操縦するグライダーで初めて《空》へ飛び立った瞬間から、一面に広がるその美しさに魅了されていく。

「もっとたくさん飛びたい！」とだんだん《空》の世界に夢中になっていくたまき。
彼女の天真爛漫な性格は周りを明るく照らし、
気づけば、共に練習に励む先輩の空知や同期との間にも固い絆が生まれていくのであった。
そこには、確かに彼女の求める“充実した大学生活”が存在していた。

ところが、他校との合同合宿で仲たがいしていた姉・ちづると再会する。時を経ても冷たい態度の姉に《空》の世界にいることを否定され、下を向いてしまうたまき。更に、初めての大舞台・新人戦では強力なライバルも現れ、周囲からのプレッシャーに動揺を隠せない。

「自分らしく飛んで来い」

倉持の言葉で上を向くことができたたまきは、大空へ勝負に出る。
惜しくも優勝は逃したが「次は絶対に勝つ」と心に誓い、初めての大会が幕を閉じた。

新人戦を経て、たまきは航空部にとって欠かせない存在へと成長していく。
しかし突然、絶対的エースの倉持が姿を消してしまい、たまきと部員たちに衝撃が走る。
航空部のOBである朝比奈から、倉持に課せられた試練を聞いた彼女は、
彼を救うため、朝比奈とある約束を交わす。

「私、倉持さんが教えてくれた空を、もう一度一緒に見たい。」
様々な人の想いを乗せて、たまきは大空を翔ける。

果たして、《空》に恋した彼女は“幸せになれる風ブルーサーマル”をつかまえることはできるのか―。©2022「ブルーサーマル」製作委員会 公式サイトより引用

STROY

高校時代、バレーボール一筋で頑張ってきた都留たまき。サークル活動や恋愛などで充実した、“普通の大学生活”に憧れ長崎から上京するも、入学早々とある事故でグライダーを傷つけてしまい、その弁償のために“体育会航空部”の雑用係をすることに。思い描いていた大学生活とはかけ離れた環境に不満を抱いていたが…、主将である倉持の操縦するグライダーで初めて《空》へ飛び立った瞬間から、一面に広がるその美しさに魅了されていく。

「もっとたくさん飛びたい！」とだんだん《空》の世界に夢中になっていくたまき。
彼女の天真爛漫な性格は周りを明るく照らし、
気づけば、共に練習に励む先輩の空知や同期との間にも固い絆が生まれていくのであった。
そこには、確かに彼女の求める“充実した大学生活”が存在していた。

ところが、他校との合同合宿で仲たがいしていた姉・ちづると再会する。時を経ても冷たい態度の姉に《空》の世界にいることを否定され、下を向いてしまうたまき。更に、初めての大舞台・新人戦では強力なライバルも現れ、周囲からのプレッシャーに動揺を隠せない。

「自分らしく飛んで来い」

倉持の言葉で上を向くことができたたまきは、大空へ勝負に出る。
惜しくも優勝は逃したが「次は絶対に勝つ」と心に誓い、初めての大会が幕を閉じた。

新人戦を経て、たまきは航空部にとって欠かせない存在へと成長していく。
しかし突然、絶対的エースの倉持が姿を消してしまい、たまきと部員たちに衝撃が走る。
航空部のOBである朝比奈から、倉持に課せられた試練を聞いた彼女は、
彼を救うため、朝比奈とある約束を交わす。

「私、倉持さんが教えてくれた空を、もう一度一緒に見たい。」
様々な人の想いを乗せて、たまきは大空を翔ける。

果たして、《空》に恋した彼女は“幸せになれる風ブルーサーマル”をつかまえることはできるのか―。

©2022「ブルーサーマル」製作委員会 公式サイトより引用

登場人物

都留 たまき（CV：堀田 真由）
青凪大学航空部1年。通称・つるたま。サークル活動や恋愛など普通のキャンパスライフに憧れ、長崎から上京したが、ひょんなことから航空部へ入部することに。天真爛漫な性格で、ムードメーカー的存在。

倉持 潤（CV:島崎 信長）
青凪大学航空部4年／主将。グライダー操縦の天才で絶対的エース。つるたまを航空部に迎え入れ、目をかける。選手の羨望の的であるが、誰にも言えない悩みを抱えている。

空知 大介（CV:榎木 淳弥）
青凪大学航空部2年。エースの倉持を心の底から敬愛している。1年生の養成担当となるも、つるたまとはケンカばかり。不器用で自分の気持ちに素直になれない。

感想１（この映画の魅力とは？）

　こちらの作品は今年の３月４日に上映なのですが、公式Twitterの方で大学生100名限定で先行上映があり、それに見事当選選したので今回一足先に見ることができました。見た感想としてはザ・青春といった感じでした。特に作品中に出てきたグライダー（小さい飛行機みたいなやつ）で空を飛ぶシーンは圧巻です。本当に自分が空を飛んでいるような感覚なのでこれは絶対スクリーンで見るべきです。あと印象に残っているのはグライダーを動かすための入念なチェックですね。操縦席に乗らない部員たちが操縦者にコンタクトを取って調整をして初めて飛ぶことができるのです。その洗練された声の掛け合いから生半可な気持ちではいけないということ、グライダーがどれほど危険なのものかを実感できた気がします。グライダーのことをよくわかなくてもあの映像を見ればワクワクすること間違いなしです。また、このグライダーを通じて、友情、ライバル、家族、恋愛など人間関係の方でも様々な変化があり楽しむことができました。それぞれのキャラクターが抱える悩みや葛藤を仲間とぶつけ合うシーンとか熱かったですね。主人公であるたまきの成長も感じることができました。

　少し残念だったのは終わり方ですかね。あれはあれでありなんですが、私的にはたまきと倉持と空知の関係をもっとはっきりさせてほしかったですね。匂わせてたシーンは結構あったので、そこはまとめて欲しかったし、空知が終盤置いてきぼりにされてたという印象でした。ストーリーにそこまで目新しさがなく、先が読めるような展開だったので、ストーリー重視の人にはパンチが弱い作品かもしれません。ですが青春アニメが好きだという人にはどストレートだと思います。この作品は青春アニメの中でも特に王道だと思うので、万人受けする作品ではあるかなと思います。

感想２（おすすめポイント）

　おすすめポイントはなんといってもグライダーで空を飛ぶシーンですかね。操縦者目線のアングルのときはまるで自分が飛んでいるかのようなワクワクドキドキ感があります。グライダーが加速したときに一気に風が吹き込んでいく様子はたまりません。そして一番の見どころは上昇気流に乗ってより高く飛んでいくシーンですかね。タイトルでもある「ブルーサーマル」というのは青空の下で発生する上昇気流のことですがこれが一筋縄ではいきません。グライダーの位置、角度など色んな条件がクリアできないと上昇気流に乗ることができません。どうしたら上昇気流に乗れるのか考えて試行錯誤する様子も見ていて面白いです。もちろん危険も伴います。ですが、それらをすべて乗り越え上昇気流をつかむことができたときの達成感というのは本当に格別なもので見ていて自分も嬉しくなりました。ブルーサーマルはまさに幸せになれる風ですね。また、カメラが引きになって全体が見渡せるアングルの時は雄大な空を見て爽快になれること間違いなしです。これはこの映画のコンセプトでもある「空に恋をする」こと間違いなしですね！

最後に

今回は「ブルーサーマル」について紹介しました。グライダーを乗って空を飛ぶシーンは爽快になること間違いなしなので今悩みを抱えていたりモヤモヤしてる人もスカッとできると思います。また、青春アニメが好きな人はおそらく大好きだと思うのでチェックよろしくお願いします。