青春アニメ【この音とまれ!】お琴を通して成長していく学園物語を語る!

アニメ

この音とまれ!

紹介するアニメは「この音とまれ!」です。

©アミュー/集英社・この音とまれ!製作委員会  dアニメストア「この音とまれ!」より引用

Introduction

廃部寸前の時瀬高校箏曲部。

一人になってしまった部長のもとを訪れたのは不良少年とその友達、そして箏の天才少女だった。

それぞれの箏の音が紡ぐ青春学園物語―

©アミュー/集英社・この音とまれ!製作委員会 公式サイトより引用

スタッフ

  • 原作:アミュー 集英社『ジャンプSQ.』連載
  • 監督:水野竜馬
  • アニメーション制作:プラチナビジョン

キャスト

  • 久遠愛  (CV:内田雄馬)
  • 倉田武蔵 (CV:榎木淳弥)
  • 鳳月さとわ(CV:種崎敦美)

 このアニメはお琴を通じて、登場人物たちが成長してゆく青春アニメです。

自分は、こういった部活動を通じて登場人物が成長する話が好きなのですが、その中でも特に好きでしたね。自分はお琴に対しての見方が180度変わりましたね。

そして、何か一つのことをみんなでやり遂げる楽しさを改めて感じさせてくれました。また、青春アニメ定番の恋愛要素もあるので、そこも楽しまさせてもらいました笑。

アニメは全2クール(26話)で構成されており、話はちょうどきりがいいところまでです。また、話も分かりやすく、感情移入しやすいので、どの層にもおすすめできます。

登場人物

工藤愛(CV:内田雄馬)
時瀬高校の1年生で、中学時代は喧嘩ばかりしていたけど、本当は誰よりも仲間思いのいいやつです。

©アミュー/集英社・この音とまれ!製作委員会  公式サイトより引用

倉田武蔵(CV:榎木淳弥)
時瀬高校筝曲部部長の2年生です。気弱そうに見えますが、芯が強くて、熱い情熱を持った男です。

©アミュー/集英社・この音とまれ!製作委員会 公式サイトより引用

鳳月さとわ(CV:種﨑敦美)
時瀬高校の1年生で、家系がお琴の家元で数々の賞を受賞したスターです。しかし、何やら親と確執がありそうで…

©アミュー/集英社・この音とまれ!製作委員会  公式サイトより引用

おすすめポイント

 今回は2つのポイントでこのアニメの魅力を語ります!

  1. お琴の魅力がわかる!
  2. 男同士の友情が熱い!

 一つずつ解説していきますー

お琴の魅力がわかる!

 まず、皆さんお琴を知っていますか? これを聞いてください。

この音とまれ! 作中オリジナル楽曲「龍星群」©アミュー/集英社・この音とまれ!製作委員会/ ジャンプSQ.公式より引用

 この曲はアニメのときにも流れるんですが、すごくないですか?(多少ネタバレがあるので、嫌な人は飛ばしてください)私も中学生の時に音楽の授業でお琴をやったことがあるのですが、そのときはいい音は出ないし、難しいなど良い印象はありませんでした。

しかし、このアニメを見てお琴の奏でる音が大好きになりました。特に全員がそろったときとの迫力のある音とソロのときの静かな優しい音のギャップがすごく好きです。(動と静って感じ)普段はいろんな音楽とか聴いてますけど、お琴の演奏を聴いて久しぶりに胸がぐわーとなりました。

お琴の音色は普段自分にとって馴染みのないものですが、おばちゃん家で流れてそうなどこか懐かしい音だと思いました。

アニメでの演奏シーンは指の動きまで細かく描かれており、お琴の難しさや繊細さがよくわかる一方で、音がそろったときの一体感というのをいろんな演出で表現しているのが素敵だと思いました。

音楽的知識が全くなくてもこれはすごいと思えるのでこれを機にお琴にも興味をもってもらえると嬉しいです。

 このアニメで「音は言葉でうまく気持ちを伝えられない人のためのもう一つの言葉」っていうセリフが私はすごく好きですね。音楽は国境も関係なく、良い演奏であれば誰の心も取り込むことができると思うので、この言葉はまさにぴったりだと思いました。このアニメのお話でも言葉でなくお琴の演奏で気持ちを伝えるシーンがあるのですごく印象に残ってますね。

男同士の友情が熱い!

 このアニメを紹介する上で部員や友達の大切さは欠かせません。

画像
©アミュー/集英社・この音とまれ!製作委員会/公式Twitterより引用

 中でも、上の写真の久遠愛(くどうちか)と部員や友達のエピソードは心温まります。

彼は、中学時代は不良であり、父親に追い出され、お琴を作るおじいちゃんの家にいました。喧嘩ばかりしていましたが、気にかけてくれる友達のおかげで別の友達ができたりと心を少しづつ開くのですが、悲惨な出来事が起こってしまいます。

そこから、悪いうわさが流れますが、その友達は愛のことを信じてくれたし、他の友達も愛のために筝曲部に入ってくれたりと、友達との絆のおかげでどんどん良い方向に向かっていきます。やっぱり、男同士の友情はたまんないすね。

 私がここら辺の話で好きだったのは、愛自身が部員との絆をどんどん大事にしていったことです。

最初は自分の目的のためにお琴を始めたけど、部員のことも考えるようになって、以前は人を殴って傷つけていたのが、今度は逆に自分が不器用ながら人の気持ちを考えるようになったのが印象的でした。

昔は不良少年だった男がお琴を始めるというストーリーがもうかっこいいんすよね。部活動に真剣に打ち込んで、ときに揉めながらも、1つの目標に向かっていく青春感がたまりません(アオハルかよ)
少し話は逸れますが、恋愛要素もあるのがかなり嬉しいですね。

好きになるきっかけの描写が結構わかりやすかったので、早めに気づきましたが、あのじれったさはやっぱ最高です笑。

最後に

 今回は「この音とまれ!」について紹介していきました。もう一度、おすすめポイントをおさらいします。

  1. お琴の魅力がわかる!
  2. 男同士の友情が熱い!

 お琴という身近ではないものをアニメで取り上げてくれると、アニメ好きには興味を引きやすいと感じました。このような感じで、いろんなマイナーなものがアニメを通じて、盛り上がってくれると嬉しいですね! 

青春アニメ×お琴の組み合わせはこのアニメしかないので、本当におすすめです!

また、漫画のほうも発売されており、24巻まで販売されております。(2021年6月13日現在)アニメは14巻までの内容なので、続きが気になる人は15巻から買ってみるのもありですね。

「この音とまれ!」動画配信サイト(2021年6月13日現在)

  • dアニメストア
  • Hulu
  • Netflix
  • U-NEXT
  • FOD premiumなど
©アミュー/集英社・この音とまれ!製作委員会/「 KING AMUSEMENT CREATIVE」公式チャンネルより引用

大注目コミックスが待望のTVアニメ化! | この音とまれ! | 放送開始 予告

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