基本情報
今回紹介する作品は「N.H.Kにようこそ!」です。
Introduction
巨大組織の陰謀は、たしかに存在する!
大学中退以来、外出するのはコンビニに行く時だけ。友人の数はゼロ。
睡眠時間 一日十六時間。そんな生活が四年目に突入する佐藤達広 22歳。彼は気づいてしまった。
大学を中退したのも、無職なのも。
六畳一間のアパートから出る事ができないのも。
すべて巨大な悪の組織、N・H・K(日本ひ○こ○り協会)の仕業なのだと!そんな佐藤くんの前に、突如、現れた美少女中原 岬。
「あなたは、私のプロジェクトに選ばれました」
そう言いながら岬ちゃんが差し出したのは・・・。今の生活から脱出し、社会復帰するためにサポートしてくれるという、信じられない契約書だった!
(C)2006 N・H・Kにようこそ!製作委員会 公式サイトより引用
果たして、佐藤くんは先の見えない現状を打破できるのか?
そして、岬ちゃんの正体とその目的は?
これもまた、N・H・Kの陰謀なのか!?
スタッフ
- 原作:滝本竜彦×大岩ケンヂ(「月刊少年エース」連載、角川コミックス・エース刊)
- 監督:山本裕介
- アニメーション制作:GONZO
キャスト
- 佐藤達広(CV:小泉豊)
- 中原岬 (CV:牧野由依)
- 山﨑薫 (CV:阪口大助)
- 柏瞳 (CV:小林沙苗)
登場人物
佐藤達広(CV:小泉豊)
本編の主人公。22歳。無職。
周囲の人間が自分の悪口を言っているような気がして、外出がしづらい(表現に気を使っております)。 自分を取り巻く状況が、悪の巨大組織『N・H・K』の陰謀ではないかと疑っている。 そんなある日。謎の美少女 中原岬に「現状を打破するためのサポート」契約を持ちかけられる。 岬ちゃんに口からでまかせで見栄をはり、なりゆきでクリエイターを目指すハメに。
中原岬(CV:牧野由依)
佐藤くんの前に、突然、現れた美少女。 出会いは宗教の勧誘員として。 再会はマンガ喫茶のバイト店員として。 佐藤くんを「あるプロジェクト」に抜擢し、社会復帰のサポートを申し出るが・・・。
山﨑薫(CV:阪口大助)
佐藤くんの高校時代の後輩。
いじめられている所を助けられて以来、彼の事を慕っている。 一見ひ弱だが、誰に対しても生意気で、感情がたかぶるとブチ切れる傾向あり。 クリエイターを目指し始めた佐藤くんに、同人ギャルゲー制作を持ちかける。
柏瞳(CV:小林沙苗)
佐藤くんの高校時代の先輩にして、数少ない青春の象徴。 秋葉原でグッズを買い漁っていた佐藤くんと、四年ぶりに再会する。 社会人になって美しさに磨きがかかったが、いろいろとご苦労がたえない様子。
このアニメの魅力とは?
まず初めにこの作品は好き嫌いがはっきりと分かれると思います。
あまりにもだめすぎる主人公にイライラしてしまう人もいるかも知れません。ですがこのアニメはそんなキャラも含めた内容が面白いんですよね。
簡単に内容を言うと、引きこもりの主人公をヒロインが更生していくみたいな感じですね。見ていて驚いたのは、自殺のオフ会、ネットゲーム依存、マルチ商法などといった現代でも問題になっているリアルなことも話の中に組み込んでいるんですよね。
これらの話は基本的に重たい感じがしますが、それをコミカルにたまにシリアスな感じで描かれているので、そこまで身構えなくても大丈夫だと思います。見ていて思ったのはこういったことはちょっとしたことがきっかけで誰にでも起こり得ると思いました。
みなさんはある時に他人の視線が怖くなったり、なにもしてないのに笑われたりなどされたことはありますか?
自分は結構あって、そこから人と関わるのが怖くなったこともありましたが、それを解決してくれるのも実は人と関わることなんですよね。
親密な関係ではない大勢の人よりも親密な関係の少数の仲間を持つこと、人と関わり続ける大切さみたいなものをこの作品から感じ取ることができました。
このようなリアルな問題から哲学かのように考えさせられる面白さやシンプルにダメダメすぎる主人公が次から次へとトラブルを引き起こしてゆくコミカルな面白さのバランスがちょうどよかったので最後まで楽しむことができました。
登場人物について
出てくる登場人物はそこまで多くありませんが、みんな強い個性があります。
登場人物の段落でも述べましたがダメダメな主人公、謎ばかりの岬、オタクで強がりな山崎、メンヘラっぽい先輩みたいな感じです。
私は主人公と山崎の関係が好きですね。家が隣で昔いじめから助けようとして以降交流するようになるなんてなんとも青春っぽいではありませんか。
一緒にギャルゲームを作ってコミケで発売して、喧嘩して、お酒飲んで馬鹿騒ぎしてこれって自分が理想としている友達との付き合い方だったのですごく憧れましたね。(ゲームクリエイターになっていく話だと思ったら全然違った笑)
そして、家に引きこもりっているとこんな美少女が現れるなんて、主人公はある意味アニメだからこそできる理想の生活ができているのかもしれません。
この理想の生活といった点で最終話で主人公は衣食住が保証されている引きこもりというのは実は贅沢なことと言ってたのが忘れられません。
自分は引きこもり=ネガティブという認識だったのですが、よくよく考えてみれば働かずに家もあってご飯も食べれるというのはとても恵まれているのかもしれませんね。
このアニメにはこういった自分の中の常識を改めて見つめ直せるような作品になっていると思います。
最後に
今回は「N.H.Kにようこそ!」について紹介しました。
歴代屈指のダメダメな主人公が次々と繰り広げるヒューマンドラマをぜひご覧ください!作画は昔の作品ということもあってそこまでな感じだったので内容重視の人におすすめしたいです。
ダメダメな主人公が24話を通じてどうなっていくのかぜひ自分の目で確かめてみてはいかがでしょうか?
「N.H.Kにようこそ!」動画配信サイト(2022年5月20日現在)
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