基本情報
今回紹介する作品は「ガールズ&パンツァー 」です。
キャスト
- 監督:水島努
- 構成・脚本:吉田玲子
- キャラクター原案:島田フミカネ
- アニメーション制作:アクタス
キャスト
- 西住 みほ(CV:渕上 舞)
- 武部 沙織(CV:茅野愛衣)
- 五十鈴 華(CV:尾崎真実)
- 秋山 優花里(CV:中上育美)
- 冷泉 麻子(CV:井口裕香)
Introduction戦車道は乙女のたしなみ!
戦車を使った武道「戦車道」が華道や茶道と
並んで大和撫子のたしなみとされている世界。
県立大洗女子学園に転校生・西住みほがやってきた。戦車道が嫌いで、戦車道のない大洗女子を選んだみほ。
ところが転校そうそう、生徒会長に呼び出され、
必修選択科目で戦車道を選択し、
戦車道全国大会に出場するよう強要される。
しかも、集まったメンバーは個性派ばかり。華道家元の娘の五十鈴 華、恋に恋する武部沙織、
戦車マニアの秋山優花里、朝に弱い優等生の冷泉麻子―。友達とのフツーの女子高生活を夢見るみほの、
ささやかな願いは叶うのか―?©GIRLS und PANZER Projekt 公式サイトより引用
登場人物
西住 みほ(CV:渕上 舞)
本作品の主人公。西住流戦車道の名家に生まれ、戦車道から逃げるつもりで大洗女子に転校したが、生徒会から戦車道の履修を強要され困惑する。誰よりも友達想いの高校2年生。
武部 沙織(CV:茅野愛衣)
世の中のすべてのことを恋愛と結びつけ恋愛に憧れている。戦車道を履修すればモテると考えて参加したが……
五十鈴 華(CV:尾崎真実)
華道の家元の家に生まれたが、自分の生ける花に物足りなさを感じ、戦車道を選んだ生粋のお嬢様。
秋山 優花里(CV:中上育美)
なによりも戦車が好き!その知識はチームの助けになることも。みほに憧れてチームに参加した。
冷泉 麻子(CV:井口裕香)
成績学年トップの天才。でも、朝に弱く遅刻の常習犯のため単位不足で、単位取得と引き換えに、戦車道を履修することに。
このアニメの魅力とは?
私はこの作品の存在は知っていましたがどうせちょっと戦車に乗った萌え系アニメだと思っていましたがそんな浅はかな考えの自分をぶん殴りたいです笑。
ゴリゴリ戦車を使った戦闘シーンがこの作品の一番の見どころと言って間違いないと思います。この作品の世界は戦車道は乙女の嗜みとして武道として由緒正しきものという設定です。
なので、戦車はスポーツのような位置づけで多少の怪我などありますが血が出るといった本来の戦車とは全く別のものという認識でOKです。そんな戦車に乗って戦う戦闘シーンが圧巻なんです。
一人称視点のカメラアングルで臨場感を出したり映像は構図が360°の様々な形で飽きさせません。地形や仲間との連携で相手を欺く頭脳戦なんかも面白いです。また、音響もこのアニメの重要なピースです。
大砲を発射したときの砲身の衝撃音や振動音など大砲の爆撃の迫力をこれでもかというくらい堪能できます。そして、そこに蛮勇でありながらどこかコミカルさも感じるBGMが乗っかりこの戦車の戦闘シーンを大いに盛り上げています。
主人公が所属する大洗学園は他のチームと比べて戦車の性能、台数共に劣っています。
しかし、そんな他チームより小さい分小回りが利くため、ちょろちょろ動き回りながら相手を錯乱させる戦法が見ていて非常に面白かったです。
このように各チームで戦術が異なるため色んな戦い方を見れるのも戦闘シーンが魅力的に見える重要な要素であるといえます。調べてわかったのですが戦車も現実で使われた各国のものがモデルになっているんです。(例:黒森峰→ドイツ、プラウダ→ソ連、知波単→日本)
数字で見る作品の売上&大洗について
この作品の売上を数字でご紹介したいと思います。
数字で見る作品の売上
- アニメ円盤売上:35325枚(2012年秋アニメ1位)
- アニメOVA円盤売上:68,552枚
- 劇場版興行収入:25億円
- 劇場版円盤売上:233,175枚(2015年アニメ映画第2位)
このアニメの舞台でもある大洗の再現度も素晴らしく、現地の大洗に与えた影響も凄まじいです。もともと大洗というのは東日本大震災による災害を受けて観光客は激減していました。
そんな中でガルパンの放送でファンが聖地に訪れ、現地の人もこの作品を受け入れたことで町にはガルパンのパネルやラッピングされたバスなど大洗はガルパンで大いに賑わっています。
その結果、2014年のガルパンによる大洗の経済効果は7.21億円を達成しました。これは間違いなくアニメファンと現地の方の理解があったからこその結果であると同時にこの作品の影響力は計り知れないというのを実感できます。
私も去年ちゃっかり大洗に行ってたのですが駅がガルパン一色でした笑。今年で10周年なのでさらに聖地に訪れる方が増えるかもしれませんね。
最後に
今回は「ガールズ&パンツァー」について紹介していきました。見た目や戦車が題材ということで敬遠されがちですが現代の戦車と世界観が違い、スポーツのようなものなので全く怖くありません。そして、その戦車を使った戦闘シーンが映像、音響共にこだわりがすごいのでぜひ見てほしいです。
また、この作品は10月9日を持って10周年を迎えました!(おめでとうございます!)そんな10周年を記念した展示会が12月16日より池袋サンシャインシティにて開催されます。私も参加してその時の様子をお伝えしたいと思います!
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