基本情報
今回私が紹介するのは「未来日記」という作品です。
Introduction
「刺せないよ、そういう”未来”だものー」
未来予知者能力者12人によるサバイバルゲーム勃発「未来の出来事が書かれた携帯日記=未来日記」の所有者間で繰り広げられる殺人ゲームに巻き込まれてしまった中学生・天野雪輝が主人公のサスペンス・アクション。内向的で冷めている雪輝の成長、雪輝を盲目的に愛する最強のヒロイン・我妻由乃の動向、そして個性的な12人の未来日記所有者によるバトルなどが見所。
©えすのサカエ・角川書店/12人の日記所有者たち 公式サイトより引用
スタッフ
- 原作:えすのサカエ(少年エース連載/角川コミックス・エース刊)
- 監督:細田直人
- アニメーション制作:アスリード
キャスト
- 天野雪輝:富樫美鈴
- 我妻由乃:村田知沙
このアニメは見ていて胃が痛くなります。見れば見るほどはまっていくのですが、重たい話であったり、グロテスクな描写があったので、見ていてどっと疲れました。
好みが別れそうですが、サスペンス系のストーリーが好きな人(デスノートやPSYCHO-PASSなどが好きな人)には特にお勧めできる作品だと思います。
あらすじにもある最強のヒロインの我妻由乃の変貌やサイコっぷりには何度恐怖したかわかりません。
登場人物
主人公である雪輝と由乃の紹介とそれぞれが持っている携帯の能力について紹介していきます。
1st 天野雪輝 (CV:富樫美鈴)
日記を書くことが趣味の少年。常に他人と距離を置き、傍観者であろうとする。ダーツが得意。
空想上の友人・デウスから貰った『未来を知ることが出来る日記』を巡る、生死をかけたサバイバルゲームに巻き込まれていく。
1st(ファースト)天野雪輝 所有『無差別日記』
1st天野雪輝が所有する未来日記は別名『無差別日記』。この日記には天野雪輝の周りで起こった事象が無差別に記されておりその情報量は膨大な量に登る。 ただし天野雪輝の主観に基づいて記載されているので、天野雪輝が気付いていないまたは間違った解釈を行っている場合はその内容は必ずしも正確ではない。
2nd 我妻由乃(CV:村田知沙)
成績優秀・容姿端麗で学校中の憧れの的。 雪輝に対して、まさに周囲が見えない盲目的な恋愛感情を持っており、その為に常識から逸脱した行動をとることもしばしば。
2nd(セカンド)我妻由乃 所有『雪輝日記』
2nd我妻由乃が所有する未来日記は別名『雪輝日記』。 この日記は天野雪輝の行動が10分刻みで記されている。 天野雪輝が所有している『無差別日記』とあわせることにより天野雪輝に起こる出来事をほぼ完璧に予知することが可能になる。
おすすめポイント
私が考えたおすすめポイントはこちらです。1つずつ解説していきましょー!
- 我妻由乃という強烈なヒロイン!
- 日記保有者による熱い戦い!
我妻由乃という強烈なヒロイン!
やはり、なんといってもこのアニメで一番存在感を出しているのは由乃です。正直、結構な数のアニメを見てきたと思っていますが、ここまで印象に残るヒロインはなかなかいません。
本当に彼女は狂気じみているんですよ。そして、すごいのはこの異常な様子や、ヤンデレが終始続いていることです。 雪輝を守るためなら、平気で人を殺してしまうし、雪輝と仲良くなろうとする人がいたら邪魔するし、独占欲が半端ないです。 これは雪輝が拒絶してしまうのも納得できます。
このアニメを他の人がどう思っているのか気になり、調べてみると由乃についての言及ばかりでした。ですが、裏を返せば、このたくさんの意見はそれだけ由乃というヒロインがこのアニメに多大な影響を与え、話を面白くしていると思いました。
結局、私たちはこのアニメで彼女の狂気じみた様子に魅了されていたのかもしれません。このアニメを見たら止まらなくなるのは、他でもない由乃がいたからだと断言できます。
終盤で、彼女の秘密がわかってから、より狂気じみていき、本当に誰が正解を言っているのかわからなかったですね。終盤のストーリーの面白さ、ずっと謎だったものを伏線回収したりと、最後のほうは特に最高でした。
日記保有者による熱い戦い!
前の文でも少し紹介しましたが、各日記保有者はそれぞれ独自の特徴がある日記を保有しています。
例えば、雪輝だったら、周りに起こった出来事が無差別に書かれていたり、由乃だったら、雪輝に起こることが10分刻みで書かれていたりと特徴は様々です。
それぞれの強みを駆使して戦うシーンはお見事でした。しかし、それぞれの日記には当然弱点も存在していて、そこを狙った頭脳戦や駆け引きなども見ていて、わくわくしました。
肉弾戦は圧倒的に由乃の独壇場だった気がします。あんなに戦い慣れている中学生なんているわけがありません笑。
私は7thの未来日記が好きでした。二人の恋人同士が持つ交換日記です。
二人が近くにいれば、お互いに起こる状況がわかる日記です。つまり、どちらかが欠けてしまえば、一気に弱くなってしまいます。雪輝と由乃の関係に似ています。
雪輝、由乃VS 7th二人による戦いが一番好きでしたね。7thのお互いを思う気持ちがどれだけのものか理解できる熱いシーンでした。
最後に
今回は「未来日記」について紹介していきました。
何度も書きましたが、メインヒロインがここまで狂気じみた作品はこれ以外ないと思うので、この記事を見て少しでも気になったら見てほしいです。
また、OVAの「未来日記リダイヤル」では由乃視点で話が進んでいくそうです。私もまだ見ていないのですが、評判が結構よく、由乃が報われたなんて書いている人もいたので、ぜひ見たいですね。
OVAのほうは今のところ動画配信サイトにはないですが、TUTAYAでレンタルして見ることはできます。小説版もありますが、カットされているとこが結構多いそうなので、アニメで見ることをおすすめします!
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このようにそれぞれ能力を持った1stから12thの日記保有者が最後の1人になるまで戦っていくのがメインストーリーとなります。見てもらえればわかるように由乃の保有する携帯の能力は完全にストーカーです笑。このような部分からも作品の狂気じみているところが伝わってくるのではないでしょうか?全く関係ありませんが携帯がガラケーであるのも時代を感じますね。