イワン・ツルゲーネフ(Ivan Turgenev)
1818年11月9日〜1883年9月3日(64歳)
ロシア帝国のオリョール出身。
国籍=ロシア。
小説家。
代表作は『猟人日記』『初恋』『父と子』など。
ドストエフスキー、トルストイと並ぶロシアを代表する文豪。
名言=「我われは泥にまみれて座っている。されど星を求めて手を伸ばす。」
『ツルゲーネフ』の名言・格言
心の迷いを消してくれる。
数々の名言を連発しているツルゲーネフさん。
その中でも『ツルゲーネフ』の名言をご紹介していきます。
ある一人の人間のそばにいると、他の人間の存在などまったく問題でなくなることがある。
それが恋というものである。
子供は空を飛ぶ鳥である。
気が向けば飛んでくるし、気に入らなければ飛んでいってしまう。
思い出はたくさんあるけど、思い出したいことはひとつもない。
愛は死よりも強く、死の恐怖よりも強い。
愛によって人生は支えられ、ただ愛によってのみ進歩を続けるのだ。
私のために夕食の支度をして待っていてくれる女性がどこかにいたら、私は才能のすべてを投げ捨てても悔いはない。
乗りかけた船には、ためらわずに乗ってしまえ。
女の愛を恐れよ。
この幸福を、この毒を恐れよ・・・
安らかならんと願うなら、交際するとも独りで生きよ。
何事もくわだてず、一物たりとも惜しむな。
幸せでありたいというのか。
まず苦悩することを覚えよ。
我われは泥にまみれて座っている。
されど星を求めて手を伸ばす。
人間には不幸か、貧乏か、病気が必要だ。
でないと人間はすぐに思いあがる。
「明日は、明日こそは」と、人は人生を慰める。
この「明日」が、彼を墓場に送り込むその日まで。
私はだれの意見にも賛成したいと思わない。
私は自分の意見を持っている。
自分の全生命を女の愛というカードに賭けた男が、このカードが殺された時、がっくりとなって何事も手につかないほど放心してしまうようなら、そんな人間は - 男ではなく、ただのオスである。
生活は冗談でもなければ、慰みでもない… それは義務という鎖をまとった苦しい労働なのだ。
目下の者たちに少しも気兼ねしない者にかぎって、目上の者にはひどく気兼ねするのだ。
僕が天を仰ぐのは、くしゃみをしたいときだけさ。
金は天下のまわりものだ。
いつもこちらをよけてまわるのが気にくわないが。
「明日」という言葉は、優柔不断な人々と子供のために考案された。
疲れた人は、しばし路傍の草に腰を下ろして、道行く人を眺めるがよい。
人は決してそう遠くへは行くまい。
情熱家より、冷淡な男のほうが簡単に女に夢中になるものだ。
人は何を祈るにしても、奇跡を祈るのである。
祈りはことごとく次のように要約される。
「偉大なる神よ、2の2倍が4にならないことをお聞き届けください」
相手を愛する者だけが叱りつけて矯正する権利がある。
時の過ぎるのが早いか遅いか、それに気づくこともないような時期に、人はとりわけて幸福なのである。
冷たいって君は言うがそこに味があるんだよ。
君だってアイスクリームが好きだろう?
幸福には、明日という日はありません。
昨日という日もありません。
幸福は、過去のことを記憶してもいなければ、将来のことも考えません。
幸福には、現在があるだけです。
今日という日ではなく、ただいまのこの瞬間があるだけです。
すべてが完全に準備される瞬間を待つというのであれば、何も始めることはできないだろう。
詩はいたるところに溢れている。
美と生命のあるところに詩がある。