上杉謙信(うえすぎ けんしん)
1530年2月18日〜1578年4月19日(48歳)
越後国春日山城(現在の新潟県上越市春日山町)出身。
国籍=日本。
武将、大名。別名=「軍神」「越後の龍」「越後の虎」
戦国時代でも屈指の戦上手とされ、その神懸った戦績から軍神や越後の虎などと称される。
名言=「生を必するものは死し、死を必するものは生く。」
『上杉謙信』の名言・格言
心の迷いを消してくれる。
数々の名言を連発している上杉謙信さん。
その中でも『上杉謙信』の名言をご紹介していきます。
家訓16ヶ条「宝在心」
一、心に物なき時は心広く体泰なり
一、心に我儘なき時は愛敬失わず
一、心に欲なき時は義理を行う
一、心に私なき時は疑うことなし
一、心に驕りなき時は人を教う
一、心に誤りなき時は人を畏れず
一、心に邪見なき時は人を育つる
一、心に貪りなき時は人に諂うことなし
一、心に怒りなき時は言葉和らかなり
一、心に堪忍ある時は事を調う
一、心に曇りなき時は心静かなり
一、心に勇みある時は悔やむことなし
一、心賤しからざる時は願い好まず
一、心に孝行ある時は忠節厚し
一、心に自慢なき時は人の善を知り
一、心に迷いなき時は人を咎めず
大事なのは義理の二字である。
死ぬべきに当たってその死をかえりみず、生きる道においてその命を全うし、主人に先立つ、これこそ武士の本意である。
信玄の兵法に、のちの勝ちを大切にするのは、国を多くとりたいという気持ちからである。
自分は国を取る考えはなく、のちの勝ちも考えない。
さしあたっての一戦に勝つことを心掛けている。
人の上に立つ対象となるべき人間の一言は、深き思慮をもってなすべきだ。
軽率なことは言ってはならぬ。
武士は馬を我が足と思い、弓鎗を左右の手と定め、敵を撃つ刃は己の心と考え、常に武道をたしなむ事が、本意の核心である。
昔時の名将は、暑日に扇をとらず、寒日に衣をかさねず、雨の日に笠を用いずして、士卒への礼とす。
戦場の働きは武士として当然のことだ。
戦場の働きばかりで知行を多く与え、人の長としてはならない。
人の落ち目を見て攻め取るは、本意ならぬことなり。
我は兵を以て戦ひを決せん。
塩を以て敵を屈せしむる事をせじ。
生を必するものは死し、死を必するものは生く。
我が命のある間、国家を裏切る者を平らげ、諸国を一つに帰して、貧困に陥った人々を安住ならしめる他に希望はない。
もし謙信の運が弱く、この志が空しいものならば、速やかに病死を賜るべし。
極楽も
地獄も先は
有明の
月の心に
懸かる雲なし
※ 辞世の句
四十九年
一睡の夢
一期の栄華
一盃の酒
※ 辞世の句