荘子(そうし)の名言・格言|道教の始祖の一人

名言・格言集

荘子 そうし(Zhuang Zhou)

紀元前369年頃〜紀元前286年頃

宋の蒙(現在の河南省商丘市民権県)出身。

国籍=中国(中国戦国時代)

思想家。道教の始祖の一人。

名言=「いかなる人も夢を見ている限り、それが夢であることに気づかない。」

Wikipedia(日本語) / Wikipedia(英語)

『荘子』の名言・格言

心の迷いを消してくれる。

数々の名言を連発している荘子さん。

その中でも『荘子』の名言をご紹介していきます。

いかなる人も夢を見ている限り、それが夢であることに気づかない。

力足らざれば偽り、知足らざれば欺き、財足らざれば盗む。

敬を以てする孝は易く、愛を以てする孝は難し。
親を忘るるは易きも、親をして我を忘れしむるは難し。

徳をもって人に分かつ、これを聖という。
財をもって人に分かつ、これを賢という。

至楽は楽しみなく、至誉は誉れなし。

君子の交わりは淡きこと水のごとし、小人の交わりは甘きこと醴のごとし。

※ 醴とは、現在の甘酒のようなもの

命長ければ、恥多し。

【意味】
長生きするほど、何かにつけ恥をかくことも多い。

犬はよく吠ゆるを以って良とせず、人はよく話すを以って賢とせず。

駿馬は一日に千里走ることができるが、鼠を捕まえることでは猫にはかなわない。

功を以て人に勝つことなかれ。
謀を以て人に勝つことなかれ。
戦を以て人に勝つことなかれ。

自然には差別はなく、命は等しい。

井の中の蛙、大海を知らず。

人は皆、有用の用を知るも、無用の用を知らず。

其の愚を知る者は、大愚にあらざるなり。
其の惑を知る者は、大惑にあらざるなり。
大惑なる者は終身解せず、大愚なの者は終身霊ならず。

人の適を適として、自ら其適を適とせざる者なり。

窮するもまた楽しみ、通ずるもまた楽しむ。
楽しむ所は窮通に非ざるなり。

道は小成に隠れ、言は栄華に隠る。

面と向って人を褒めたがるやつは、影に回ると悪口を言いたがる。

将(おく)らず迎えず、応じて蔵(おさ)めず。

明鏡止水(めいきょうしすい)

【意味】
曇りのない鏡と波立たない水のように、心にやましい点がなく、澄みきっていること。

聖人なる者は天地の美に基づきて万物の理に達する。

その生や浮かぶごとく、その死や休(いこ)うがごとし。

その耆欲、深き者は、その天機、浅し。

管(くだ)を用いて天をうかがい、錐(きり)を用いて地を指すなり。

『荘子』の関連動画

道教とは何かをわかりやすく解説【老子・荘子の教えを学ぶ】
荘子の思想【基本を解説】

『荘子』の作品

error: Content is protected !!
タイトルとURLをコピーしました