名前だけで想像がつかないモノTOPランキング:謎めいた存在の世界への招待

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身近な日常品の中には、用途は理解しているものの正式名称が分からないアイテムが意外と多いですよね。例えば、食パンの袋に付いているプラスチックのストッパーなど、我々の生活を支える小さな存在でも、その名前がわからないことがあります。

そこで今回は、そんな「名前のわからない物」の正式名称に焦点を当て、どれが一番認知されていないのかを調査・ランキングしてみました。一体どんなものが上位にランクインするのか、ぜひご覧ください。

名前だけで想像がつかないモノTOPランキング

みんなが選ぶ、名前だけで想像がつかないモノTOPランキングの30位から4位までを一気にご紹介していきます。

  • 30位 バラン/弁当などに用いられる仕切り
  • 29位 気泡緩衝材(きほうかんしょうざい)/いわゆるプチプチ、エアーキャップ、気泡シートなどのこと
  • 28位 ノーズパッド/眼鏡のパーツで鼻に接する部分のクッション材
  • 27位 ロイター/板跳び箱や体操などで使う、板ばねを内蔵した踏切板
  • 26位 パイロン/道路や工事現場などの規制や区分けを目的として置かれる円錐形の物。商標名の「カラーコーン」の名で呼ばれることが多い
  • 25位 サインポール/理容店を示す細長い円柱形の看板。赤・白・青の三色の縞模様
  • 24位 エリザベスカラー/犬や猫などが怪我した時に傷口をなめて悪化させないよう首につける円錐台形状の保護具
  • 23位 ラバーカップ/俗に「スッポン」などと呼ばれるトイレのつまりを直す器具
  • 22位 竜頭(りゅうず)/腕時計・懐中時計の、ねじを巻くためのつまみ
  • 21位 ディッシャー/アイスやポテトサラダなど食品を丸く盛りつける器具
  • 20位 面ファスナー/商標に由来する俗称として「マジックテープ」や「ベルクロ」と呼ばれる面的に着脱できるファスナー
  • 19位 擬宝珠(ぎぼし)/橋や寺院などに設けられているネギの花に似た飾り
  • 18位 浸透印/インクが浸透し朱肉なしで何度も押せるタイプのハンコ。シャチハタはメーカー名
  • 17位 ロジンバッグ(ロージンバッグ)/野球の投手や体操選手が使う滑り止め粉が入った袋
  • 16位 梵天(ぼんてん)/耳かきについている綿帽子状のふわふわした房
  • 15位 移植ゴテ/片手で持つ小型のシャベルのこと
  • 14位 幣(ぬさ)/神に祈る時に捧げ、また祓(はら)いに使う、紙・麻などを切って垂らしたもの
  • 13位 五徳(ごとく)/ガスコンロなどで鍋を載せるための金属製の台
  • 12位 ペグシル/ゴルフのスコアやアンケート記入に使うクリップ付き鉛筆
  • 11位 ランドルト/環視力検査で使う、一方向が切れた「C」のようなマーク
  • 10位 チャンピオンプレス/1970年代に北九州市在住の理容師・永沼重己が考案した髪型。「パンチパーマ」の呼び名のほうが有名に
  • 9位 銚釐(ちろり)/酒を温めるのに使う、銅や真鍮(しんちゅう)で作った筒型の容器。
  • 8位 遮眼子(シャガンシ)/視力検査で目を覆う黒いスプーンのような器具
  • 7位 ボラード/岸壁に設置して船を繋留したり、道路や広場などで自動車の進入を阻止するために設置する地面から突き出した杭
  • 6位 グレービーボート/料理にかけるソースやカレーなどを入れる容器
  • 5位 エポーレット/コートやジャケットの肩に付いているバンド状の付属品で肩章、肩飾りの事
  • 4位 袖ビーム/ガードレールの端の丸くなっている部分

3位は「ルヌーラ」

驚くべきことに、爪の根元に見える乳白色の半月形状の部分である「ルヌーラ」が3位にランクインしました。 この部分は、日本では「爪半月(そうはんげつ)」とも呼ばれており、爪の成長過程において特に興味深い部位です。

「ルヌーラ」は通常の爪とは異なり、成長途中で角質化しておらず、柔らかい新しい爪の状態を保っています。そのため、爪の健康や成長状態を観察する上で重要な役割を果たしています。

これまで「ルヌーラ」についてはあまり注目されてこなかったかもしれませんが、実は爪の健康や美しさにとって欠かせない重要な要素なのです。

2位は「カルトン」

意外なことに、音から全く想像もつかない会計用のトレイ「カルトン」が2位にランクインしました。 一般的には「キャッシュトレイ」や「コイントレイ」とも呼ばれますが、どう見ても普通のトレイとして認識されることが多いですよね。

この「カルトン」は、主に販売店やレストランなどで会計時に使用され、お金や小銭を整理するために利用されます。 そのシンプルなデザインと実用性から、さまざまな業種で広く使われています。

1位は「バッグ・クロージャー」

食パンを買うと必ず付いているけれど、正式名称がわからない「バッグ・クロージャー」が堂々の1位に輝きました。 実は、この便利なアイテムはKwik Lok社の創業者によって1968年に発明され、米国で特許を取得しています。

この製品の発明は、パンではなくリンゴの包装に関する問題から生まれました。リンゴを袋詰めする際、袋口を簡単に閉じる方法はないかというアイデアがきっかけでした。 現在でも広く使われていることからもわかる通り、この「バッグ・クロージャー」は非常に便利で手頃な製品です。50年近く経った今でも、この画期的なアイテムに代わる製品は登場していません。

まとめ

さて、今回のランキングでは、身近な日常品の中に潜む、名前だけで想像がつかない謎めいた存在にスポットライトを当てました。食パンの袋に付いているプラスチックのストッパーから、爪の根元に見える乳白色の半月形状の部分まで、我々が普段何気なく使っているアイテムの中には、その正式名称を知らないものが意外にも多く存在します。

これらの名前を知ることで、その製品や部位が持つ役割や意味に新たな理解が生まれるかもしれません。また、名前を知らないことが、その存在自体を謎めかすこともあります。それらを解明し、知識の壁を越えて謎めいた世界への扉を開くことができるかもしれません。

これからも、日常の中に潜む謎めいた存在に興味を持ち、その正体を探求していくことで、我々の世界がより豊かなものになるかもしれません。

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