アニメ【Vivy-Fluorite Eye’s Song-】AIの歌姫ヴィヴィが可愛すぎた件

アニメ

基本情報

 今回私が紹介する作品は「Vivy-Fluorite Eye’s Song-」です。

©Vivy Score / アニプレックス・WIT STUDIO dアニメストア「 Vivy-Fluorite Eye’s Song- 」より引用

Introduction

“ニーアランド”、それは夢と希望と科学が混在したAI複合テーマパーク。
史上初の自律人型AIとして生み出され、施設のAIキャストとして活動するヴィヴィは日々、歌うためにステージに立ち続ける。しかし、その人気は今ひとつだった。
ー「歌でみんなを幸せにすること」。

自ら与えられたその使命を果たすため、いつか心に込めた歌を歌い、園内にあるメインステージに立つことを目標に歌い続けるヴィヴィ。

ある日、そんなヴィヴィの元に、マツモトと名乗るAIが現れる。

マツモトは自らを100年後の未来からきたAIと話し、その使命は「ヴィヴィと共に歴史を修正し、100年後に起こるAIと人間との戦争を止めること」だと明かす。

果たして、異なる使命を持つ2体のAIの出会いは、どんな未来を描き直すのか。

これは〈私〉が〈私〉を滅ぼす物語ー

AIの『歌姫』ヴィヴィの、長年の旅が始まる。

WIT STUDIO×長月達平×梅原英司

エンターテイメントの名手たちが、引き寄せあった絆で紡ぐSFヒューマンドラマ、ここに開幕。

©Vivy Score / アニプレックス・WIT STUDIO 公式サイトより引用

スタッフ

  • 原作:Vivy Score(オリジナル作品)
  • 監督:エンザキシンペイ
  • 助監督:久保雄介
  • シリーズ構成・脚本:長月達平・梅原英司
  • キャラクター原案:loundraw(FLAT STUIDO)
  • アニメーション制作:WIT STUDIO

キャスト

  • ヴィヴィ:種崎敦美
  • マツモト:福山潤
  • エステラ:日笠陽子
  • グレイス:明坂聡美
  • オフィーリア:日高里菜

シリーズ構成・脚本を手掛ける長月さんはなんと「Re:ゼロから始める異世界生活」の原作者です。また、もう一人の梅原さんもこの作品のアニメの脚本をしています。オリジナル作品では誰も見るまで内容は分かりませんがチームリゼロのお二人が脚本を担当しているというのを聞くだけで期待が持てますよね。

登場人物

ヴィヴィ(CV種﨑敦美)
史上初の自律人型AI。
AIとしての使命は「歌でみんなを幸せにすること」。そのために心を込めて歌うことを目標としている。
約束や想いを重視し、人類に仕えるAIの『歌姫』。

©Vivy Score / アニプレックス・WIT STUDIO 公式サイトより引用

マツモト(CV福山潤)
100年後の未来からヴィヴィのもとにやってきたAI。
AIとしての使命は「AIと人類の戦争を回避すること」。そのためにヴィヴィと共にAIを滅ぼすことを目標としている。お喋りで自信過剰、AIらしからぬ個性の持ち主。

©Vivy Score / アニプレックス・WIT STUDIO 公式サイトより引用

 この二人は最初から仲が悪く、お互いを信用していませんでしたが、ミッションをこなしていくごとに少しずつ絆を深めていきます。マツモトが人間のような饒舌な喋りでヴィヴィを罵倒して、ヴィヴィはAIらしく冷静に対処するシーンはお互いの個性が出てて見ていて楽しかったです。

おすすめポイント

 この作品は未来の話ですが、AIと人間という少しずつ身近になっているテーマです。

将来、AIの進化により、人間の仕事が少しずつ奪われていくと考えると、便利にはなるけど、仕事は奪われた人は少なからずAIに否定的な感情になっていくはずです。

そういった意味ではこのアニメのように将来、AIと人間が対立する可能性があるのではないかと思い、妙に現実味が湧いてきました。

ストーリーだけでなく、作画やヴィヴィの歌も素晴らしく、あっという間のワンクールでした。2話ずつで話が区切られているので、見やすく、時代が進むごとにAIの進化をより感じることができました。(私は5話、6話の人類史上初めての人間とAIの結婚をした話が好きでしたね。)

 そこで私が考えたこの作品の見所はこちらです!

  1. ヴィヴィとマツモトの変化
  2. 作画と音楽が最高!
  3. 心を込めるとは?(※ネタバレあり)

ヴィヴィとマツモトの変化

 ヴィヴィは最初無機質なAIでしたが、シンギュラリティ計画(AIと人間の戦争を止めること)の中で、様々なことを経験して、たくさんのAIや人間の思いを知ることで徐々に感情を持ち始めます。

それはマツモトも同じで、少しずつ変わっていく彼女と対立して、AIは任務のためだけに動けば良いと言っていました。

しかし、ヴィヴィの熱い思いに感化されて、あれほど理屈的だったマツモトが目的以外のために行動していたのは感動しました。

このようにAIのキャラクターが感情を持ち始めていくのはアニメだからこそできる表現な気がします。作画、音楽、アフレコ、脚本、演出が高水準であるからこそ、こういった難しい題材でも感情移入できるんですよね。

©Vivy Score / アニプレックス・WIT STUDIO 公式Twitterより引用

作画と音楽が最高!

 この作品の作画は本当に素晴らしいです。背景の建物が近未来感があり、将来の世界はこのようになっていくのかと妄想できます。

そして、圧巻だったのは戦闘シーンですね。WIT STUDIOさんが担当しているので戦闘シーンは最高でした。ヴィヴィの戦闘は近接型のゴリゴリの乱打戦でとても迫力があったし、マツモトは上の写真のようなサイコロを何個も増やして、乗り物にしたりと独特の戦い方も良かったです。

 この作品のメインでもある「歌」も私は良かったと思います。

ここに関しては賛否両論がありましたが、私は賛成派です。どの歌も良かったですが、やはり最後のヴィヴィが歌った「Fluorite Eye’s Song」が良かったです。

彼女の目的は歌でみんなを幸せにすること、そのために心を込めて歌う必要がありました。

しかし、ヴィヴィはずっと心を込めるという意味がわかりません。ですが、その答えがこの歌に込められています。歌詞を見ると彼女の全ての思いを感じれますよ。

©Vivy Score / アニプレックス・WIT STUDIO 公式Twitterより引用

心を込めるとは?

※ここはネタバレを含んでいるので、この作品をまだ見てない人は飛ばしてください。

7,8話でディーヴァがいなくなる前にアーカイブでヴィヴィが心を込めるとはどういうことかを彼女に聞いた時に、「思い出と一緒に歌うこと」と言っていました。そのときのヴィヴィはあまりピンときていませんでしたが、最後に彼女が心を込めるという答えが自分の100年間のシンギュラリティ計画を歌った 「Fluorite Eye’s Song」 でした。これは彼女自身が体験した思い出、記憶を歌っています。つまり、ヴィヴィは歌姫であるディーヴァと同じ考えにたどり着くことができたのです!この二人の考えが同じやんって気づいたときは鳥肌が立ちましたね。最後のショートカットのヴィヴィは再びディーヴァのような歌姫になってほしいですね。

©Vivy Score / アニプレックス・WIT STUDIO 公式Twitterより引用

最後に

 今回は「Vivy-Fluorite Eye’s Song-」について紹介してきました。2~3話で構想されるエピソードはどれも面白いです。ヴィヴィとマツモトの変化にも注目して見てみてください!

ヴィヴィの歌を歌っている八木海莉さんはYouTubeでカバーなどをされている今話題のアーティストです。力強い歌声ながら、どこか儚さもありヴィヴィにぴったりです。作品で登場した歌は各音楽配信サイトで聞くことができます。

「Vivy-Fluorite Eye’s Song-」動画配信サイト(2021年8月23日現在)

  • dアニメストア
  • Amazon Prime Video
  • Hulu
  • FOD PREMIUM
  • U-NEXT
©Vivy Score / アニプレックス・WIT STUDIO /アニプレックスYouTube チャンネルより引用

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●Vivy -Fluorite Eye’s Song- Vocal Collectionを聴きたい方はこちらをチェック↓

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