FX始めようと思うのだけど、FXは副業になるの?
会社で副業禁止されているけれど大丈夫?
FXってよく聞くんだけど、何のこと?
私にもできるかしら?
当記事では、こんな悩みを持っている方に向けて書いています。
実は、私は数年前にFXをやっていたことがあります。
最初は勝っていたものの、最終的にFXをする時間がなくなり、また損もしたので止めました。
トータルで若干マイナスです。
しかし、自分自身の反省を生かして改めて、以上4点について客観的に考えました。
この記事を読めば、以下4点がわかります!
- FXとはどういうものか
- そもそもFXは副業にあたるのか
- 副業禁止でもFXをしてよいか
- FXのメリット・デメリット
FXを始めるか迷っている方はぜひ参考にしてください。
結論から言ってしまうと、メリット・デメリットを理解した上で、余裕資金があって、かつFXに興味があるのならやってみましょう!
【副業】FXとは?
FX(エフエックス)とは、Foreign Exchangeの略称のこと。
日本語で「外国為替証拠金取引(がいこくかわせしょうこきんとりひき)」と言います。
と言われてもねー。為替だからドルとかのことかしら?
これだけでは、ピンとこないですよね。
では、もっと詳しく解説していきます。
FXどはどういうものか?
簡単に言っちゃうと、FXとは、異なる通貨の売り買いです。
例えば、
円とアメリカドル、ポンドとオーストリアドル、ウォンとユーロなど
異なる2つの通貨をそれぞれで買ったり、売ったりして取引します。
本来、FXとは「外国為替取引」のこと(普通の為替)も意味しましたが、最近では、「外国為替証拠金取引」を指し示すことがほとんど。
海外旅行するときに日本円を現地のお金に両替しますよね!
その取引をFXでは口座上で、為替レート(1ドル=110円など)の値動きによって通貨の売り買いをして利益をあげる!ということを目標にしています。
FXが旅行のときと違うのは「証拠金(担保)」としてお金を預け、実際に持っている金額以上の取引ができることです。
大きい金額で取引できれば、為替レートがちょっと動いただけでも大きな利益(または損失)を生み出します。
副業禁止の会社でもFXをやってよいか
そもそもFXは副業にあたるのか?
結論から言うと、グレーゾーンですが副業にあたりません。
というのも、法律的に明確に決まっていないからです。
まず、「FXは副業にあたるのか?」の問いの前に、
- FXは投機(ギャンブル)なのか?
- FXは投資なのか?
というふうにFX自体についてのとらえ方が明確ではありません。
人によって投資という人もいれば、ギャンブルという人もいる。決まってないから仕方ないね。
FXはギャンブルととらえると
FXをギャンブルととらえると、競馬や競輪、パチンコと同じですから、副業にはなりません。
FXは投資ととらえると
ですが、FXを投資とすると、
投資は副業なのか?
という疑問にぶち当たります。
投資といえば、株取引や不動産売買などありますね。
不動産を買って会社に「副業だ!」って言われた人は聞いたことありません。
私はあるメーカーの会社員時代、株取引もFXもしていました。同僚も株取引をしている人が多くお昼などに会話していても上司にとがめられたことはありません。
もちろん、勤務時間中に熱心に株取引やFXなどしていたら、副業かどうか以前の勤務態度の問題なので改めましょう。
結果、FXはグレーゾーンですが副業ではありません!
副業禁止の会社でFXをやってもよいか
以上のことを踏まえて、
副業禁止の会社でも、FXをすることはできます。
FXは法的には、明確に副業と記載されていないからです。
ただし、会社によっては労働規定に具体的にFXも禁止と書いてあるかもしれません。
会社の労働規定を確認し、もし心配なら人事や法務などに「FXは会社の副業規定にあたるか」聞いてみましょう。
うちの会社は副業規定に何も書いてないし、株取引している人もいるから大丈夫かな。
FXのメリット・デメリット
FXには他の投資と同じようにメリット・デメリットがあります。
FXを副業にするメリット
FXを副業にするメリットは主に4つ。
順に詳しく見ていきましょう。
少ない金額で大きな取引ができる
FXでは、口座に預けた現金を「証拠金(担保)」として、実際にはない金額分の取引をすることができます。
例えば、今、10,000円持っていて、1ドル=100円です。
普通の為替取引なら円からドルにしたら、100ドル。
ところが、FXで、証拠金として 10,000円を使い掛け金10倍(レバレッジ10)でドルを買ったとすると、本来持っている10,000円の10倍、つまり100,000円でドルを買ったと同じ意味になり、1000ドルになります。
ここで、1ドル=105円になって、今度はドルで円を買ったとすると、
普通の為替取引なら、100ドル×105円=10,500円
つまり元の金額より500円しか増えません。
けれど、10倍の掛け金で買っていたFXでは、
1000ドル×105円=105,000円となり、
5,000円増えたことになりました。
FXでは実際に現金でのやり取りは行われず、売買の損益(もうかった分、あるいは損した分)のみ受け渡しされます。
なので、本当に100,000円支払う必要もなく5,000円手に入れ、もともと持っていた金額と合わせて口座には15,000円が残ります。
2つの通貨の売り買いなので不況でも関係ない
扱っている通貨はFX取引ができる会社によって違います。
けれど、元の証拠金が各通貨に換算され自由に2つの通貨の売り買いができるのです。
例えば
- ドルから円を買う
- オーストラリアドルを売ってニュージーランドドルを買う
株のように景気が悪いから、ほとんどの株も下がり続けるみたいなことはありません!
平日24時間取引ができる
正確には、日本時間の月曜午前7時頃~土曜午後7時頃でしたら基本いつでも取引できます。
時間が中途半端なのはアメリカに合わせているから!
株取引は午前9時~午後3時(休憩1時間)と限られた時間帯しか取引できません。
なので、株とは異なりFXなら昼間会社員として勤めていても充分に夜や朝、取引できます!
スワップポイントがたまる
スワップポイントとは各国の通貨の金利調整額です。
ポイントって言っているけれど、お金のことだよ!
オーストラリアドルなどは金利が高いため、持っているだけでスワップポイントがたまります。
もし売りそびれても、日本で預けた利息より高いです。
FXを副業にするデメリット
FXを副業にするデメリットは主に2つ。
では、詳しく見ていきましょう。
リスクが大きい(リターンが大きい分)
先ほど、メリットのところで「少ない金額で大きな取引ができる」と書きましたが、その逆のことが起こります。
同じ例でいきましょう。
1ドル=100円、10,000円保有。10倍のレバレッジで(100,000円分取引できる)ドルを買い、1000ドルに。1ドル=100円から95円に下落。つまり、1000ドル×95円=95,000円に。
5,000円のマイナス!元々持っていた10,000円から5,000円引かれて、所有金額が5,000円に!
一気にもともと持っていたお金が半分になってしまいました。
普通の為替取引なら、これは本来500円で済んだものです。
こういったハイリスクハイリターンな性質から、FXはギャンブルと言われます。
強制ロスカットで勝手に損失が確定する可能性がある
リスクが大きいというところと関係あります。
ある通貨を買った状態で為替が変動し、損をしている状態になったとなったとします。
その損(含み損:まだ確定していない損)が大きくなっていき、一定ラインを超えると、FX会社が強制的に損失を確定し決済してしまいます。
つまり、その後回復したとしても、元のお金を失ってしまい、どうすることもできません。
これらのデメリットから資産全てをFXに投げ出すということは絶対にやめましょう!
また、生活資金として必要なお金なら絶対にFXに回してはいけません。
FXは余裕資金がある方にしかおススメできません。
まとめ
以上、見てきた通り、
- FXとは、異なる通貨の売り買い
- FXは副業禁止の会社でも大丈夫なことが多いが会社ごとに異なる
- メリットは少額で始められリターンが大きい、時間の融通も利く
- デメリットはリスクが大きく、元手金すべて失ってしまうこともあり
という特徴がありました。
きちんとこれらのFXの特徴を理解した上で、余裕資金があり、かつFX(ドルや円などの値動き)に興味があり冷静に取引できる自信がある人でしたらぜひやってみましょう!
私は過去のFXを反省し、もう一度やりたくなったので早速、口座開設しました!
FX取引をするためには証券会社などに口座開設する必要があります!
※どこの証券会社で口座開設するのがよいのかは別途、証券会社別の特徴を記事にする予定です。
初めてでも口座開設は5分でできます。
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